2005年01月29日 伊予富士
久々の晴れ間! こんな日は、白く輝く雪山〜♪
寒風茶屋登山口〜伊予富士〜登山口 (5時間20分)
期待していなかったのに何と青空、おまけに最高気温が16℃の予報
寒風茶屋に着くと車が4台停まり、三人の方が準備運動をしていた
「どちらですか?」と聞くと「伊予富士です」
「後からついて行きます」と言うと「お先に〜」とにこやかに出発された
冬とは思えない暖かさの中、8時30分登山口出発
白い雪には青い空
雪山は、こうでなくっちゃね
春を待つ花芽がいっぱいの道を抜けると寒風山が見え出す
9時15分 桑瀬峠着
峠に出てからは、やはり風が強くて冷たい
雪庇の波がドンブラコと押し寄せる
昔、童話で読んだ東北地方のマタギみたい
雪の斜面も靴のエッジを利かせて慎重に歩く
振り返ればグランパお気に入りの景色・笹ヶ峰三兄弟が仲良く並ぶ
ゴツゴツした寒風山の向こうには、綿帽子をかぶった笹ヶ峰の
雄大な山容が続き、さらにその向こうにはちち山が光る
鷹ノ巣の別れに出ると、伊予富士の全貌が迫ってくる
みれば見るほど不恰好な形なんだけど、不思議と全体的に調和が取れている
雪があってもなくても、この景色がだ〜い好き
登山道はもう少し左だと思うんだけど・・・
左側が切れ落ちているのでつい右側へ寄ってしまう
遠くに壁の様に見えてた伊予富士が
段々近づくにつれ次第に高度感とボリューム感を持って迫って来る
肩をいからせた伊予富士が待ち構えている
輝く雪原を行く三人、冬の日差しが眩しい
カンジキを付けて歩き出す
威力発揮! あまり潜らないので滑るように下りて行く
頂上直下でかんじきからアイゼンに付け替える
四国一?の景色を背負って、一歩一歩黙々と
何時登っても、ため息が出る急坂ね
太陽は、やっぱり七色〜
抜けるような青空に向かって進む
頂上が見えて来た
後20歩 頑張れ!
ヤッホー 11時25分頂上到着
今日ここに立った人は、後から来た二人を入れて七人
七人占めの伊予富士でした
残念ながら石鎚は隠れてしまい、瓶が森にも雲がかかりそうです
緩んできた雪がアイゼンに付くのを落としながら一歩一歩確実に踏んで行く
潅木帯まで下りて来て、やっと一息
登山道を避けてシリセードすると、あっという間に取り付きの窪地に着く
雲が一面に広がってきたのであんまりのんびりも出来ないわ
急いで帰ろ〜
寒風山が近付いて来た、もうすぐ桑瀬峠
でも、霧氷の無い寒風山ってチョット寂しいな〜(贅沢 贅沢)
1時50分寒風茶屋到着 ヤレヤレ
茶屋周辺は思わぬ陽気に誘われたのか
雪遊びに興じている 家族で賑わっていた