2005年05月14日 アルペンムード漂う赤石縦走

東赤石山〜西赤石山 アケボノ街道を歩く

筏津登山口ー瀬場谷分岐ー旧赤石登山道(直登コース)ー東赤石ー三角点往復 八巻

ー石室越えー物住の頭ー西赤石ー銅山越えー日浦登山口        (9時間15分)  

エントツ山さんの掲示板が西赤石のアケボノツツジで盛り上がっている〜

それじゃ、赤石縦走をかねてアケボノを見に行こうか

先週に続いて暗い中、家を出発

5時30分 少し明るくなった筏津を出発

一本橋を渡ると

右は東赤石山直登道、左は瀬場谷と分かれる

分岐より道を右に取り、直登道・旧赤石登山道を歩く

増水時は飛び越えたけど・・・

良かった 今日はラクラク渡れたわ

最後の水場を過ぎると、芽吹き始めた明るい自然林の中

朝の柔らかい日差しに、疲れも吹き飛びそう

(でもヤッパリしんどい!!)

南の展望が開けてきた

後ろに見える東光森や大座礼の高さ位まで登ったかな?

もうすぐトラバース道だ

赤石越え手前に可愛いイシヅチザクラが沢山咲いていた

冠山、平家平が霞んでいる

8時15分 東赤石山頂 (1707m)

ヤッホー

三角点より見た黒岳、エビラ、二つ岳

今から歩く稜線を眺める

先は長そう  大丈夫かな

険阻な八巻の岩峰は、四国の山とも思えないアルペン的な風情を醸している

そういえば、中央アルプス木曽駒岳の途中で立ち寄った宝剣岳みたい

何時崩れてもおかしくない岩場だけど、静かに歩くから崩れないでね  

赤褐色の橄欖岩の奇岩

何処かで見たこと有りそうな顔

         苦労してくぐったのに、グランパはさっさと上を越していったわ  

9時 八巻山頂上(1698m)

背後に、赤石山系の主峰東赤石山はどっしりと構えている

八巻山頂上より西のコルへ下る

不思議な大岩、通称”おかめ岩”だそうだ

持ち上げてみたらチョット重たかったけど、平気よ 

岩稜歩きもいよいよ後半 あと二つ超えなければ・・・  

天狗ノ庭、赤石山荘を見下ろす

狭い所も身軽にヒョイ  面白いわ〜

          

1682m峰は南側を巻き、やっとこさ超えてきた  

端正な前赤石山(1677m)が聳え立つ

何時かはあの天辺にも立ちたいわ〜

10時10分 藪いたところを抜け出すと石室越着

此処で、山荘からの道と合流する

石室越を過ぎ、展望が開けてくると

目の前に飛び込んできたアケボノツツジのピンク色

今を盛りのアケボノが、斜面を彩っている

2年前、この景色を見たくて縦走した時は

アケボノが霜で傷んでしまい、心残りだったけど

やっと念願達成〜♪

前赤石山南面のトラバース道

急峻な岩場が続く

もう少しで咲きそうなユキワリソウ

グランパお気に入りの前赤石の岩峰

40年前に登った道を思い出し、西側からの取り付きを確認する

又、今度登りに来るからね〜

物住ノ頭途中より前赤石山を振り返る

さぁ、此処から西赤石までは快適な稜線歩きだ  

頂上手前から食事中の人が増えてきた

「横を済みませ〜ン」と声を掛けると「お一つ如何ですか」と

優しい声 途端に、お腹がグ〜

お腹が空いているのも忘れてたわ

11時45分 西赤石山到着(

兜岩まで行ってみたかったけど、山頂でゆっくり景色を楽しみながら体力を回復

アケボノもまだまだ綺麗でした

12時15分 振り返り振り返りしながら下山開始

アケボノツツジに見とれてばかりで、なかなか進まない

カラマツの新緑も、疲れを癒してくれる

岩の隙間に咲くアカモノ(今日出合ったのは、この一輪だけ)

歩いてきたルートが霞んでいる よく歩いたもんだわ 

ドウダンツツジの黄緑が目に優しい

ミツバツツジも綺麗!

後ろに西山と吊尾根

何時もの場所で、シコクハタザオも元気〜

これからの主役、ツガサクラも咲き始めた

前方に西山が近付いてきた、此の坂を下ると銅山越え

今日の疲れも和らぎそうな、新緑の中を歩いて下山

2時45分 日浦着

 

日浦から筏津まで歩く積もり(軟弱そうだから、見かねて拾ってくれるかも)でしたが

物住ノ頭で会った反対回りの人から、車を筏津まで回して欲しいという

申し出 が有り、渡りに車と使わせて貰いました

暑くも無く、快適な縦走日和

充分、岩とツツジを堪能しました  

歩いた道  ホーム