2005年10月01日 涸 沢

テラスでコーヒーを・・・

09月30日 大正池ホテル〜河童橋〜徳沢 (テン泊)   (4時間50分)
10月01日 徳沢〜横尾〜涸沢〜徳沢〜バスターミナル (10時間55分)

日本一の紅葉が見たい!

と、テントを担いでやって来ました上高地

10時50分 大正池ホテル前でバスを降り、少し下れば

立ち枯れの木が点在する大正池に飛び出す

大正4年(1915)の焼岳噴火時、泥流が梓川を堰き止めて出来たものである

迫力ある焼岳は、今日も薄っすらと噴煙を上げている

足元には人馴れしたマガモが遊んでいる

上高地自然研究路の木道を歩いて、高層湿原の田代池へも寄り道

再び木道へ戻り、穂高連峰を望む雄大な景色の中を進む

穂高橋を渡り、梓川の右岸を進み

ホテルが立ち並ぶ前を抜けウォルター・ウェストンの

レリーフを見てから河童橋を目指す

12時20分 上高地のシンボル河童橋

沢山の観光客で賑わっていた

河原に下り、水を触ってみる

冷たい!

2年前に来た時は、ガスに覆われ薄っすらとしか見えなかったが

今日は、聳え立つ穂高岳に圧倒される

河童橋から明神までの梓川右岸は自然探勝路

急に歩く人も減ってきた

暫く進むと岳沢口湿原、目の前に明神岳が迫る

岳沢への道を左に見ながら、進んでいくと沢音が・・・

水の流れる音って、こんなに心地良いものなのね

シラビソ、コメツガ、トウヒが木陰を作る快適な道

森を抜けると、まもなく明神に着く

明神二之池

穂高神社奥宮の神域に入っていくと

水面に明神岳が写る明神一之池が広がり

イワナがゆうゆうと泳いでいる

左へ行くと、此方も透明な水をたたえた明神二之池が

神秘的な雰囲気を醸し出している

日本庭園の様な二つの池をゆっくり楽しみ

嘉門次小屋の前を通り、明神橋を渡る

明神館で買った林檎、良く冷えていて美味しかった〜

自然探勝路は明神から徳沢へと続く

右に徳本峠への道を分け

前穂岳北尾根を見ながら、梓川左岸を行く

3時40分 氷壁の宿 「徳沢園」着

徳沢園前にキャンプ指定地(200張)がある

此処には、徳沢園(120人収容 4月下旬〜11月上旬営業)

徳沢ロッジ(90人収容 4月中旬〜11月下旬営業)の宿泊施設がある

徳沢園にテント設営を申し込んでから

ハルニレの点在する徳沢キャンプ場で、今夜の我が家を準備中

徳沢ロッジでは入浴も出来る

明神岳から前穂高岳の稜線も暗くなって来た

おやすみなさい

 稜線がモルゲンロートに染まる

隣のテントの東京から来たというソロの若者は、暗いうちに北穂へ向けて出発

(涸沢から下山して、テントを片付けていると、その若者も下山して来た。凄い!)

5時55分 テントはそのまま残し、徳沢を出発

樹林帯に入ると、空気がひんやりとしている

新村橋を過ぎ、雄大な景色を見ながら梓川に沿って進む

青空!

 

6時50分 横尾

立派な横尾山荘(300人収容 4月下旬〜11月下旬)が建つ

周辺には国設横尾キャンプ場(150張)がある

此処は槍ヶ岳、穂高岳、槍・穂大展望の蝶ヶ岳への登山道の分岐点

今日の目的は、涸沢〜屏風尾根パノラマコース

横尾橋を渡り、横尾本谷に入っていく

目の前に大キレットが現れる

迫力あるわ〜

屏風岩も大迫力で間近に迫る

横尾から1時間ほど歩くと、本谷橋

河原では沢山の登山者が、思い思いに寛ぐ

 

本谷橋から急坂を頑張り、Sガレの押出しに出ると

展望が一気に開けてくる

あれが屏風ノ耳かな、頭かな?

 

 

石段を登っていると、次第に

ガスが立ち込め、涸沢ヒユッテを隠してしまった

嫌な予感

紅葉には少し早いけどナナカマドの真っ赤な実が綺麗!

振り返れば、背後には屏風の山塊が聳える

ようやくモレーン(氷河に運ばれ堆積した岩塊)下の分岐に出る

先ずは、右に見える涸沢小屋を目指す

国設涸沢キャンプ場(500張)には、テントが張られているけど

こんな河原みたいにゴツゴツした所では、よう寝んわ

9時50分 涸沢小屋着(200人収容4月下旬〜11月上旬)

目の前には氷河圏谷、巨大なスリ鉢状のカールが広がる

周りを3千メートルの峰々に囲まれた涸沢カール

には色とりどりのテントの花が咲く

右に主峰の奥穂岳、涸沢岳、涸沢槍、北穂と続き

左には吊尾根を隔てて、前穂から屏風ノ頭まで

壮大なカールバント(圏谷壁)を仰ぎたかったけど

残念ながら、見ての通り・・・

直ぐ近くの涸沢ヒユッテ(200人収容 4月下旬〜11月上旬)も隠れてしまいそう

これから歩く予定の、パノラマコースもガスの中

屏風ノ耳から、涸沢カールや奥穂が見られそうに無い

どうしようかしらん?

悩んでいても仕方が無いわ

取り合えず、美味しいコーヒーを頂きましょう

 

居心地のよいテラスでのんびりしてから涸沢ヒユッテへ

ヒユッテ名物のおでんを食べていると

あらら、雨がぱらつき出して来た

小屋の人が、昨日もパノラマコースで事故が有り

ヘリコプターが出たって言っていたけど

岩場歩きが多いのでちょっと危ないかな

無理は禁物、それに展望の無いパノラマコースなんて・・・

11時50分に往路を下山する事に、残念!

横尾を過ぎ、徳沢園に2時50分着

最終のバスに間に合いそうなので、テントを片付け

急ぎ足でバスターミナルへ

間に合わなければ小梨平キャンプ場泊りと思っていたが

4時50分、バスターミナル着

5時の最終便(夏場の最終便は6時)で上高地を後にする

 

紅葉には少し早く、おまけに天気もいまいちだったけど

憧れの涸沢小屋で飲んだコーヒーの味は格別!でした

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