2005年10月09日 石鎚山〜面河

石鎚の紅葉を愛で、面河道を下る

この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び
数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第582号)

 
土小屋〜弥山〜南尖峰(墓場尾根)〜弥山〜面河(関門バス停)

(8時間

この時期やっぱり紅葉は石鎚かな

混雑する前に登ろうと出かけたが6時半過ぎには もう既に沢山の車が

駐車されている。良く見ると他県ナンバーが多い、何と青森まで!

 一面のガスの中、駐車場泊まりの人たちの、朝食の準備をしている火が暖かそうだ  

今日は、東稜から墓場尾根へ行き、帰りに、はるちゃんが投稿していた

三角点の ドウダンツツジ越しの弥山を見て土小屋へ帰る積りだったが

思わぬ展開に・・・

瓶ガ森林道は雲の中、日の出も見えず 

6時45分に出発したが、ずっーとガスの中

笹がビショ濡れの上、ガスで真っ白なので、東稜分岐で予定ルート変更

矢筈岩周辺 かなり色付いて来ている

ルンゼの所で日が差し明るくなる、見上げれば青空

絶好のタイミングで 矢筈岩と南尖峰が現れた 

シャッターチャンスはほんの一瞬、石鎚北面は直ぐガスに覆われてしまった

今日は写真は無理かなと諦めムードで歩き始める

前を歩いていた60人の団体さんが「お先に行って下さい」と道を譲ってくれたので

ぜいぜい言いながら、急いで急坂を登ったものだから後で疲れて来た

ガスが湧き上がり天狗岳を隠してしまった

巻道の周辺も紅葉が進んでいる  

いつものように仲良く並んでいる

8時35分 日差しが欲しい今日の天狗

カメラマンにとっては生憎の天気

以前、東稜から登り、天狗に立った時、弥山のあまりの人の多さに驚いていると、

向こう から手を振ってくれている。気をよくして「ヤッホー」と呑気に

手を振り返したのに 「邪魔だ除け!」といわれていたらしい

暗いうちから場所取りしてシャッターチャンス を狙っていたのに

悪かったわねぇ。今よりは若かったけど、モデルがおばさんで

今朝も、知り合いの写真家Yさんが、5時頃弥山に着いた時には

既に沢山の三脚が 並んでいたと話していた

泊まりの人もいるのでしょうが、一体、何時から登っているのかしら  

何時見てもスリル満点

南尖峰の色も、何時もより冴えない

何時も真っ赤に燃えているドウダンツツジなんだけど・・・

9時15分 東稜からはまだ誰も来ていないわ

静かな鋸尾根も、昼前には行列が出来るのかな

東稜とは反対側の柱状節理の岩尾根、通称「墓場尾根」まで 50メートル位下りてみる

薄いガスがあり、いまいちだけど定番の紅葉ポイント  

岩に紅葉が映える墓場尾根南尖峰でゆっくり紅葉を楽しんで、弥山に戻ると

はるちゃんたちしまなみ隊のみなさんやストーンリバーさんにお会いして感激の握手

 

    賑やかに記念撮影          母校の登山部員、チョット恥ずかしそう

これから、はるちゃんたちは、先程ストーンリバーさんのご主人が登ってこられた

東稜を下られるそうで、足取りも軽く天狗へ向かわれた

ストーンリバーさんご夫妻と再会を約して

私たちは三角点のドウダンツツジを見に いく筈だったのだが・・・

面河乗越で会った、母校の登山部員について面河へ

土小屋行きのバスは、確か関門発3時30分だったわ

今、11時前だから大丈夫だろうという事で

軽い足取り、勿論高校生たちよ

足下ではリンドウが笑っている

 

シコクシラベの上に聳える石鎚南面  

シラベ原生林の湧き水

登ってきた時は、この最後の水場で大休止

仁淀川を経て土佐湾に注いでいる この清水は喉を潤し

元気を貰う大切な湧き水だ。甘くて美味しい

後輩たちは、カモシカのごとくはるか遠くに

崖道の壊れかけた桟橋、オット危ない

段々えぐれ方が進んでいるザレ場 

次々と現れるザレ場や、谷を渡る崖道はかなり傷んでいる

一箇所どうしても下りられず、足の心配をしながら飛び降りたが

無事通過

此の辺りから見る西ノ冠の姿が、一番冠らしい

荒れ放題の愛大小屋

ここから、御来光の滝への道があり、滝も見える筈なんだけど・・・

土小屋へ帰る車中からは、水量もあり豪快な滝が良く見えた

次のテーマかな。どんどん行きたい所が増えて忙しいわ

荒鷲の要塞を思わせる頂上小屋  

今頃、頂上が沈んでしまいそうな位の人、人、人、でごった返しているのかな

それに引き換え、面河道を登ってくる人に会ったのは5人だけ、とっても静か〜

軽量でも、折れそうな桟橋 

面河尾根の東斜面はとてもいい雰囲気

峻険な南尖峰がアルペンムードを醸し出している  

先程下りていった南側の岩稜は良く見るとオーバーハング気味 だわ

ウワァー恐っ!

三脚に大きなカメラを取り付けて撮影していた年配の男性と話をしながら休憩

賑やかなのが苦手らしく、この場所がお気に入りポイントだそうだ

「面河道は静かでええわいな。あっ、ええ雲できよる」と言いながら

急いでシャッター を切っていたが、いろいろ楽しみ方があるものだ

頂上へ4850m 登山口へ2300m

いろんな表情の石鎚を見ながら下りてきたが

面河尾根の支尾根から見る石鎚 が見納めで

ここから後は黙々と霧ガ迫(きりがさこ)へジグザグと下る

背の高いスズタケが茂っている

道はしっかりしているので藪こぎの心配は無いけど

ここも放っておいたらすぐスズタケの ブッシュになりそう

鳥のさえずりが聞こえるんだけど、なかなか見つけられない

見事なモミやツガの大木が単調な歩きに彩りを添えてくれる

登山口周辺の道は、最近地元の人たちによって整備されたらしく歩きやすくなっている

やっと最後の石段、登りの時はしんどい石段だがもう少しだと思ったら、途端に元気回復

川のせせらぎが聞こえてきたので、下のほうを見ると立派になっている鳥居が見えた

1時40分面河登山口着  

石鎚スカイラインが開通するまでは、多くの登山者が歩いた面河道も

かなりハード なコースとなり、今では静かな登山道となっている

今回は下りましたが、本来、登り に使えば、植物の垂直分布

沢筋のお花畑(夏場)、刻々と変化する石鎚南面の懸崖など

疲労の大きさに比例し感動はより大きなものとなるでしょう

上熊淵のエメラルドグリーン 

下熊淵の渓谷

カエデ等の渓谷林が茂る遊歩道をノンビリ歩く

鶴ガ背橋の下で絵を描く二人  いいなぁ〜

11月になると、亀腹の紅葉が楽しめる

鶴ガ背橋を渡ると、紅葉には 少し早いが五色河原で遊んでいる人たちが見えた

目の前には屏風を立てた ような花崗岩の壁、亀腹が迫ってくる

何時見ても、すごい迫力だ

車が横を通る度、ヒヤヒヤした素彫りの洞門

今回もお世話になったバス

後輩に曳かれての思わぬ面河道下山と成り、下山時に覚悟していた混雑も免れ

久し振りの面河道で、何時もと違った石鎚を眺めながらの静かな山行となった

もう少 しすれば、この道も、原生林が色とりどりに紅葉して見事な錦絵を繰り広げるのだろう  

関門3時30分発のバスに乗って土小屋まで帰る途中

ひっきりなしに下りてくる車 とすれ違ったが

土小屋近くなると駐車場に停められなかった車が、道端にまだ沢山駐車されていた

帰り着いた土小屋はガスに覆われて乳白色の世界

帰途、伊吹山周辺の林道も、朝と同じ視界数メートルのガスの中

瓶ガ森に登り 夕日に輝く石鎚を撮る積りだったけど、雲に隠れていて残念

 

今日の天気はいまいちでしたが、天狗周辺の紅葉に満足し、道沿いに咲く

リンドウに 足を止め、夏場、登山者を楽しませたであろう花々の名残に見送られ

静寂の面河道を、ほぼ二人占めの山行でした

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