2005年11月05日 小豆島

洞雲山・碁石山    寒霞渓・星ヶ城山

洞雲山霊場〜洞雲山頂上〜碁石山ピーク〜行者尾根〜碁石山霊場  (1時間40分)
紅雲亭〜寒霞渓頂上園地〜星ガ城山〜寒霞渓頂上園地〜ロープウエイ(3時間20分)

「オリーブ」と「二十四の瞳」で有名な小豆島の

名勝はといえば紅葉の素晴らしい寒霞渓

今回は、その寒霞渓に連なる、島の最高峰・星ガ城山と

アルペンムード漂う岩峰の山・洞雲山〜碁石山

からの展望を楽しみに出かけました

瀬戸内海の夜明け

土庄港着のフェリーで、久し振りの小豆島上陸

8時50分 一番霊場洞雲山に車を停め出発

洞窟の中には祠が祀られている

歩き難い砂利道の急坂を登って尾根に取り付き

ウバメガシが茂る道を進む

左側は、ぞっとするような断崖絶壁

9時15分 洞雲山頂上(361m)

アップダウンを繰り返しながら進む途中で、一休み

行者尾根分岐を左に分けて、真っ直ぐ進む

9時45分 三等三角点(434,50m 点名 大滝)

此処から、もう少し東にある碁石山のピークを目指す

切り立った岩壁の向こうに存在感のある大嶽

絶妙なバランス岩

誰が、あんな所に置いたのかしら

岩塊の碁石山ピークの北側にある岩場から見ると

大嶽が間近に迫り、圧倒される

何時かは登ってみたい山!

背後には薄っすらと、星ガ城山が見える

碁石山ピークより、引き返し主稜線から外れて

行者尾根を下って行くと、金毘羅宮に着く

眼下に内海湾が広がる

山の方を見据えている不動明王

10時30分 碁石山霊場着

壺井栄の文学碑近くから洞雲山を見上げる

 

寒霞渓表登山口まで車で移動

景勝寒霞渓は1600万年前をピークとした火山活動、地殻変動

1300万年前の火山活動、その後主に第3期の火山活動により

角礫を含んだ疑灰岩が堆積、それが徐々に浸食されて出来上がった

11時30分 紅雲亭を出発

渓谷沿いの登山道を行くと、面白い形の岩が次々と現れる

老杉洞には正岡子規の句碑がある

頭上の 岩を めぐるや 秋の雲

層雲壇(そううんだん)

荷葉岳(かようがく)

山頂西部の四望頂から烏帽子岩を見る

背後には、内海湾が霞んでいる

ロープウエーが上がって来ている

稜線の遊歩道を歩いていくと

沢山の観光客で賑わう寒霞渓頂上園地に着く

寒霞渓頂上園地から、芝生が広がる三笠山を越え

樹林の中の静かな道に入って行く

シロモジの黄葉が優しい

1時20分 星ガ城山東峰(817m)

変わった形の石積みは、南北朝時代に

此処にたてこもったと云われている佐々木信胤たちを祀っている

瀬戸内海の展望をゆっくり楽しんでから、寒霞渓頂上園地に帰る

下山は、全長917bのロープウエーで空中散歩

「日本の自然100選」に選ばれた風光明媚な渓谷

垂直にそそり立つ巨岩が迫ってくる

ロープウエーからは、200万年の歳月が刻んだ渓谷美が見渡せる

これから紅葉で、鮮やかに彩られるのだろう

2時50分 駐車場着

青空に険しい岩峰群が突き出て、まさに絶景!

草壁港より大嶽・碁石山・洞雲山を見上げる

 

紅葉には少し早かったけど

スリル有る大展望の岩尾根歩き、満喫でした

大嶽さん、待っててね〜

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