2006年01月08日 三倉岳(広島県大竹市)

三つの岩峰を周回

三倉平駐車場〜上ノ岳〜中ノ岳〜下ノ岳〜三角点〜駐車場

(3時間45分)

正月に里帰りしていた娘と孫を、広島へ送るついでに

何処かいい山無いかなぁと、探していたら

岩と鎖三倉岳(702m)  此処にしようっと

 

雪で、高松道は通行止め

坂出から、やっと高速に乗れて広島へ

山陽道沿いの山際も雪景色〜

その日は宮島弥山へ初詣登山、翌日に大竹市へ

大竹ICを下りて、国道186号線を小瀬川沿いに進み

沖ノ窪を右折して栗谷集落奥の三倉平登山口を目指す

山は新雪で真っ白、冷え込んでピーンと空気が張り詰めた

山里に煙がたなびき、いい雰囲気〜

三倉平駐車場に着くと、車が一台停まり登山の準備中

側に、見上げるような壁がある

何かと思ったら、フリークライミング練習用の人工壁だって

栗谷集落だけに、マロン(栗)ウォールと書かれていた

準備をして駐車場を、9時40分に出発

一部凍結している車道を少し歩けば、三倉岳休憩所がある

先客の広島から来たという方が、毎年、正月に登っているけど

こんなに雪が積もるのは珍らしいと話していた

「三本槍」とも呼ばれる

左から、下ノ岳(夕日岳)、中ノ岳、上ノ岳(朝日岳)

三つの岩峰は雪を被って神々しい

あの三つの岩峰に立つの〜? 楽しみ〜

(三角点は、下ノ岳の奥にあり此処からは見えない)

暫く進むと、Aコース(下ノ岳〜中ノ岳〜上ノ岳と時計回りに回る)と

Bコースの分岐。ここから右に行くBコースをとる

変わった岩場、まるで鯉の滝登りだわ

後ろから、団体さんが賑やかに登って来ていたのに

いつの間にか居なくなった

三倉岳は中国地方屈指のフリークライミングのゲレンデで

四季を通じて沢山のクライマーが訪れる

この近くに、フリークライミングのゲレンデがあるらしい

急坂を頑張ると

上ノ岳(朝日岳)と中ノ岳のコルに出る

先ずは上ノ岳を目指す

標識が無いので良く分からないけど

回りが切れ落ちているから、多分上ノ岳頂上

此処は朝日岳とも呼ばれているけど、朝日が最初に当たるんかな?

上ノ岳頂上から、これから向かう中ノ岳方面を見る

コルまで戻り、下り気味に進んでいくと、ほぼ垂直の鎖場に当たる

雪まみれの鎖が冷た〜い

途中に「天狗の踊場」と書かれた展望所があるが

一面の雪で、何処までが岩なのかよく分からないので

途中まで行って、恐々下を覗いてみた

鎖が雪に埋まっている

中ノ岳頂上手前の鎖

中ノ岳頂上より栗谷集落を見下ろす

あんまり覗き込んだら危ないよ

振り返れば、遠くに雪を被った山々が見える

大峯山かな?

中ノ岳からコルまで慎重に下り、暫く進むとまた、鎖。

鎖を攀じ登ると巨岩が現れる。下ノ岳(夕日岳)頂上着

此処で、暫く大展望を楽しみながら休憩

 

下ノ岳より下ろうとすると、新しい踏み跡がある

此処まで、ずっと新雪を踏んで来たのに・・・不思議?

下ノ岳と三角点とのコルに九合目避難小屋があるが

吹き曝しで寒そう。まぁ、雨や雪を凌げるだけましかな

此処から三角点へ向かう

三倉岳、二等三角点(702m)

展望はあまり無い

三角点より少し下った所からの下ノ岳を見る

遠くには瀬戸内海沿岸へと続く山並みが望める

四合目避難小屋

此処で、下ノ岳で見た足跡の方に出会う

雪が多いので、Aコースを歩いて下ノ岳をピストンしたそうだ

この方も、この山はめったに雪が積もる事は無いのにと話していた

思わぬ雪道を歩けてラッキーだったわ〜♪

 

避難小屋より、岩峰を見上げる

何処から見ても迫力有るわ

気温が上がってきたから、雪もかなり融けて来た

暫く進むとAコースとBコースの分岐に着き

元来た道を帰る。 1時25分 駐車場着

標高差500m位、4時間弱の周回だったけど

岩有り、鎖有り、展望良し

おまけに新雪も踏めたし満足、満足

 

でも、山、孫 どっちがついで?

と娘の声が聞こえてきそう  ゴメンネ

歩いた道  ホーム