２００６年０１月１５日　　東赤石

冬の瀬場谷

「仙ちゃん、東行く〜？」　「おー」

と出かけて来たものの、気温は４月上旬並み

おまけに前日にかなり強い雨が降っている

雪が融け出していないか心配〜

瀬場橋に着くと、ゴウゴウと水音が聞こえてくる

渓谷を見下ろすと、ウワー物凄い水量

「どうする」と言いながらも、何となく仕度している

「行ける所まで行こうか」と

瀬場登山口　７時出発

当然、登山口にも雪が無かったが

対岸の葛籠尾も周りの山にも雪が無い！

八間滝もわずかに凍結しているが、水が流れて落ちている

植林帯の中も、まだら雪

一本橋を渡り、瀬場谷へ道を取る

水量が多くて、二本橋の所が渉れんかったら

引き返してくると偵察隊（と言っても一人だけど）が先行

何時まで経っても、連絡が無いと思ったら

二本橋でのんびり写真を撮っている

少し雪が増えて来たが、何とか渉れそう

何時もの休憩地点、二本橋

やっぱり水量が多い

雪でこんもりと盛り上がり、何処までが橋だか分からない

雪を落とすと隠れていた橋が現れた

落ちないように慎重に

ガスが湧き、いい雰囲気〜

雪が沈み、歩き難くなったのでカンジキをつける

雪がかなり傷んでいる

何度も踏み抜きながら進む

ありゃー、階段が雪の中に・・・

通れるんかしら

仙ちゃんに押して貰って、何とかクリアー

ガスが晴れて、青空〜♪

やっぱり日が当たると気持いいわ

カンジキで、大穴をあけながら一歩、一歩

１４００地点、最後の渡渉

忍法　くノ一、水遁の術みたい

一雄坂は空洞状態、おまけに雪がゆるゆるの急坂が続く

嫌になるほど踏み抜いてしまった

カンジキが、かえって邪魔になったので、脱ぎ捨てて

遮二無二進むが、なかなか前には進めません

何度も何度も雪を踏み抜きながら

必死で頑張っている間に

青空は何処へやら、また曇って来た

もう直ぐ１時、時間切れ〜

天狗ノ庭手前を、今日の頂上にしておこう

辿り着けなかった八巻をズーム

ゆるゆる雪に、足を取られながら下山

５時　瀬場登山口着

今日は、八巻山から東赤石を眺め

あわよくば、東赤石頂上を踏み、旧赤石登山道を下山

しようと思っていたが、甘かった〜

雪質最悪の瀬場谷で、雪と１０時間も格闘

結局、天狗ノ庭手前で時間切れとなってしまった

それでも、八巻が見えたから良しとしようかな

残念だけど、こんな日もあるよね