2006年02月18日 御在所山

落人伝説と信仰の山

大屋敷登山口(木馬茶屋)〜韮生山祇神社〜御在所山頂上〜登山口

(3時間)

以前、猪野沢温泉を尋ねた時、ひなびた温泉宿の玄関に

歌人、吉井勇の歌碑があった

「寂しければ 御在所山の山桜 咲く日も いとど 待たれぬるかな」

この韮生の里で作歌活動をしながら、毎日御在所山を見上げていたのだろうか

平家伝説も残る霊山の朝は、清々しい

8時10分 木馬(きんま)茶屋の看板横に駐車して歩き始める

舗装道路を暫く進むと、古民家が有り

その手前に御在所山登山口の標識があるので

指導標に従って、畦道を登っていく

山腹を巻きながら、植林帯の中を登り詰めると

広い韮生山祇(にろうやまずみ)神社境内に出る

此処で梅久保コースと合流する

鳥居を潜り、立派な杉が立ち並ぶ階段を上がって行く

夫婦松

此処から暫くすると大岩が有り、清水が湧き出ている

杉木立の間から太平洋が展望できる

ノンビリした後には名物の急坂、尻見坂が待っている

小さな祠が見え、やっと最後の石段になる

安徳帝と平教盛が合祀されている韮生山祇神社

裏手に御在所山頂上、その奥に展望所が有る

9時50分 三等三角点のある御在所山頂上 (1079m)

左から牛ノ背、天狗塚、三嶺、綱附森等と剣山系が大展望

もっと真っ白に雪を被っているのかと思っていたが

2月とも思えない暖かさが続き、牛ノ背もホルスタイン状態

あらら

ノンビリ展望を楽しんでから、来た道を引き返す

11時10分 木馬茶屋登山口着

 

帰途、香北町美良布より、姿の良い御在所山を見上げる

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