2007年01月20日 ”阿波修験の山”
高越山
表参道登山口〜中ノ郷〜〜高越寺〜高越山頂上〜高越寺奥ノ院
(往復 6時間30分)
以前、船窪ツツジ公園から省エネコースで高越山へ行った時
帰りに立ち寄った、山川町のお菓子屋さんで高越山が
地元の人たちに「オコーツァン」と呼んで親しまれている事を教えて貰った
調べてみると、天智天皇の時代に役行者が開基した修験道場の山
として古くから信仰されていたらしい
エッ、修験の山!。それじゃ、表参道から登らなくては!
瀬詰大橋付近から見る「高越山」。阿波富士と呼ばれるのも納得
吉野川に写す姿も美しい
登山口はこの鳥居の奥にある
8時10分 表参道登山口を出発
道幅も広く、所々に標識もあり、歩き易い
登山口から1時間位で中之郷の林道に出会う。
林道を左に10分位歩くと「覗き」の行場がある
覗いてみたら梯子が架かっていたけど、覗くのも恐々なのに
下りる勇気は無いわ
林道を引き返し、高越山中前寺の鳥居を潜る
以前はこの寺にも坊守さんが居たらしいけど・・・今は無人のようだ
薄っすらと凍っている万代池
今も女人禁制門が残っている
入ってもいいかしら?と言いつつ、もう入ってしまったわ
女人堂が朽ち果て、その近くには風呂桶まで転がっている
禁制門を過ぎると、左手に「セリ割り」行場の標識があり
5分位進むと大岩が現れる。ツララが落ちてこないか心配しながら抜けていく
何処へ続いているんだろう?
梯子があるけど、チョット渡る気にはなれないので来た道を引き返す
表参道に戻って暫く行くと、山門が見えた
静寂の中、風格のある山門だわ。雪でも有れば最高の雰囲気なんだけど
阿波修験発祥の寺、高越寺
高越寺はもともと女人禁制
今も、8月の十八山会・大護摩の夏祭り、女性は山門内に入れない
山頂までは立派な杉木立の中を行く
この杉は特に大きくて立派だわ。何年くらい経っているのかしら
天日鷲命(あめのひわしのみこと)を祭神とする高越神社
11時20分 高越山頂上(1133m)
頂上周辺にはブナが点在する
樹間越しに見える剣山系
真下に、吉野川が流れる穴吹の町が見える
12時 高越寺奥ノ院
奥ノ院にも行場があるらしいけど、パスして
裏道を通り、寺まで帰って休憩所で休む
お湯を貰ってカップラーメンを食べる。美味しい!
暖かいとは言ってもやはり1月。ストーブがあると側を離れにくいが
1時過ぎ下山開始 2時40分登山口着