2008年05月17日  石 鎚 東 稜 

天狗尾根のアケボノツツジ&イシヅチザクラ競演

土小屋〜東稜分岐〜南尖峰〜天狗岳〜弥山〜土小屋

                  (6時間20分)

 

アケボノツツジで賑わう此の季節

何処へ行こうか、迷うわ〜

西日本最高峰・天狗岳のイシヅチザクラも見たいし

シャクナゲ、ブナの芽吹き・・・etc どうかなぁ

と言う事で、土小屋へやって来ました

石鎚神社 中宮 土小屋遥拝殿

10月23日(昭和46年御神像奉斎日)には

全国から信者さんが集まり、賑やかに紅葉まつりが行われる

6時10分 土小屋出発

 

明るい登山道で、ワチガイソウやスミレが笑っている

コヨウラクツツジと雪渓

オオカメノキと石鎚

鶴ノ子ノ頭周辺の木々は、丁度芽吹きだした所

これから新緑に映える白い花が目立ちだす

石鎚とアケボノ

満開のアケボノを見る度、寄り道していると、なかなか進めない

7時20分 やっと東稜分岐着

7時30分 分岐を出発

尾根に駆け上がると、直ぐに満開のイシヅツザクラが歓迎      可愛い〜

白骨林にアケボノが彩を添える

岩塔とアケボノ

東稜名物、矢筈岩の笹滝を見下ろす

もし笹が無かったら、こんな急坂、登れるんかしら?

此処まで、シャクナゲは全然咲いていなかったので、まず無理だろうと思いながらも

よ〜く探すと、綻び始めたツクシシャクナゲが一個!

全体的に、花芽は少なそう

これから、シャクナゲやアケボノが咲き出し芽吹きが始まると

賑やかになるのだろうが、まだまだ冬枯れの矢筈岩

南尖峰や大砲岩が近付いて来た

溶岩の冷却収縮に伴なって出来た柱状節理がよく分かる

鋸尾根から中沢を覗いてみたが、アケボノツツジは・・・ 残念!

鋸尾根から矢筈岩を見下ろす

アケボノが咲いていたら、最高なんだけど・・・そんな勝手な事言われてもねぇ

アケボノ、アケボノと言いながら急登を頑張っていたら

もう直ぐ、天狗尾根

あら、天狗岳に人が見えるわ

 あと、一踏ん張りで天狗尾根・南尖峰に辿り着く

これが面白くて・・・止められないわ〜 (笑)

8時50分 爽やかな風が吹き渡る稜線に立つ

日当たりのよい墓場尾根のアケボノも、ちょっと疎らかな

あらら  稜線のアケボノはまだ蕾!

 咲き出すのは、一週間くらい後かしら?

西にはスタイルの良い二ノ森、鞍瀬ノ頭が並ぶ

天狗岳(1982m)・西日本最高峰に咲くアケボノ〜♪

アケボノツツジは近畿以西に分布しているそうだから

西日本最高峰って事は、日本一じゃん!

桜の仲間で最後に咲くのが、イシヅチザクラ

石鎚に咲く桜は、その他にヤマザクラ、カスミザクラ、エドヒガン、ソメイヨシノ

オオヤマザクラ(ベニヤマザクラともエゾヤマザクラとも言うそうだ)

来年こそは、面河のオオヤマザクラの満開を見たいな〜(鬼笑)

フィナーレを飾る「天狗岳のイシヅチザクラ」、開花宣言!

天狗岳で、360度の展望を充分満喫

そろそろ、弥山へ

足下では、蕾を沢山付けたマイズルソウやイワカガミが出番待ち

弥山の取り付きで、次から次と団体さんが下りて来るのを待っていたら

変な雲が・・・あららガスがわいて来た

 10時10分 弥山着

一週間後には、この稜線が薄っすらピンクに染まるだろうなぁ

10時30分 天狗岳もガスに隠れてしまったので、そろそろ下山

三ノ鎖巻道のイシツチザクラやアケボノツツジも

まもなく楽しめそうだ

5月も半ばを過ぎたというのに、ルンゼには雪が沢山残る

ヤマシャクヤクも、もう少しで開花            お日様が大好きなヤマヤナギ

剣山とアケボノ〜♪

オオカメノキとアケボノツツジのトンネル、ついついよそ見してしまいます

冬木立の中に、ピンクのパッチワークが散りばめられて綺麗!

元気いっぱいに萌え出したブナ林

木々が芽吹き、新緑の帯が石鎚山を駆け上がって行くのも、もう間もなくね

12時30分 土小屋着

駐車場は満杯で車が溢れている

下山時にはそこそこすれ違ったけれど、東稜は貸切

やっぱり此の時期、岩黒山、筒上山、手箱山が人気なんだわ

岩黒山の北斜面がピンクに燃えている〜♪

ちょっと、お邪魔して来よう

 

西行法師が伊予の高嶺のゆきの曙と詠んでいる石鎚山

これから段々新緑が濃くなり、初夏が訪れると

待ちかねた花々が、短い夏を謳歌するように一斉に咲き出すだろう

エネルギー漲る石鎚山、楽しみ〜♪

歩いた道  ホーム