2008年12月27日  石鎚山(三角点・弥山)

三角点より見る「霊峰石鎚」

山頂成就駅〜成就社〜二ノ鎖小屋〜面河分岐〜三角点往復〜弥山〜成就社〜山頂成就駅

(7時間30分)

登り納めは、やっぱり石鎚かな

未だ雪が少なそうだから、三角点へ行けるかもしれない

三角点から、真っ白に輝く「霊峰石鎚」を見てみた〜い

 

昨日スキー場がオープンしたから、ロープウエイの始発は8時

じゃ、試運転の7時40分に乗れるかなと急いで行ったのに、8時20分にやっと始発便が出た

今日は三角点往復の予定だから、時間が気にかかる

8時40分 山頂成就駅を出発、気温は低いが風も無く、天気は最高

9時05分 中宮社にお参りしてから、神門を潜る

八丁坂がツルツルに凍っているので、慎重に歩く

八丁坂遥拝所から見上げると、青空に石鎚が白く輝く〜♪

10時 前社森で暫く休憩

霧氷で装ったブナのトンネルを潜りながら、夜明峠を行く

前方には、雪化粧された弥山が青空に突き上げる

振り返ると、霧氷の向こうに瓶ヶ森がどっしりと構える

今日は随分近くに見える

二ノ鎖小屋で暫く休み、アイゼンを付けてから小ルンゼをトラバース

巻道階段の雪は除けられて、殆んど無い 

11時35分 面河道分岐 

アウトとインのエッジを効かせながら、弥山北面のトラバースを慎重に進む

時折、サラサラと音をたてて雪が斜面を流れて行く

もう少し雪が深くなったら雪崩も怖いし、よう行かんだろうな

アララ、霧氷が道に覆いかぶさり行く手を塞ぐ

面河乗越、面河分岐を過ぎると、西に広々とした笹原が広がる

振り返えれば、精悍な白い獅子

この姿が見られたら、もう満足なんだけど・・・

予定時間までには、三角点へ行けそうなので、もう少し頑張ろう

が、雪の積もった笹斜面は結構歩き難い

おまけにアイゼンが引っかかってなかなか進めない

西の方を見れば、静かな山域にトラバースが白く線を引く

行ってみたいけど、無理ねぇ

悪戦苦闘の末、やっと三角点のある1921m峰に辿り着いた

雪を被った木々の向こうに、峨々たる姿の石鎚が聳える

大感動!!

12時35分 石鎚三角点 

無雪期だと30分もかからないのに、分岐から此処まで1時間

二人占めの大展望をのんびり楽しみたいけど、そうもいかず

雪に埋まった三角点を掘り出し記念撮影後、直ぐに笹原を下りて行く

トラバース道までは無理やりシリセード、やっぱり南面は気持がいいわ〜

後で気づいたけど、オーバーズボンに5mm程のかぎ裂き、「セロテープでも貼ったら」と言われても・・・(泣)

真っ白いシコクシラベを纏った石鎚、その見飽きぬ雄姿が迫って来る

やっと表参道が見え出した、一歩一歩慎重に戻って行く

三ノ鎖巻道を折り返すと、もう直ぐ弥山  

急に風が強くなって来て、時折雪が舞い上がる、寒い!

1時45分 弥山着 暖かいコーヒーで乾杯

朝、ロープウェイで一緒だった人が、面河分岐に踏み跡有ったけど何処まで行ったのかと

聞いたので、「三角点まで」と答えると、三角点方面を目で追いながら「フ〜ン」と

呆れられたのかしら?  結構、面白かったんだけど・・・

ロープウエイの最終便は5時なので、余りゆっくりも出来ない

2時前、誰も居なくなった弥山を後にする

二ノ鎖小屋でバリバリに凍りついたアイゼンを外し、後は超特急で滑り下りる

八丁坂は緩みだした所もあったけど、やっぱり凍っていて歩き難い

もう疲れて歩けんと思ったら、神門が見え出した

3時45分 成就着ヤレヤレ

山頂j成就駅は、明日開催されるスキーカーニバルの準備で大勢の人だかり

4時20分発のロープウェイで、山麓下谷駅へ

 

2008年の登り納めは、三角点から見た霊峰「石鎚」

上手い具合に青空と霧氷がセットで演出、言う事無しの山行でした

これも、やっぱり普段の心がけかな(笑)

今年も、様々な感動の出会いがあり、本当に良い年になりました

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