2008年 千本桜

サクラ〜 サクラ〜♪ と唄いだしたくなる桜並木

満開の桜の木の下では、賑やかにお花見

その昔、俳諧の道を選んで脱藩した芭蕉が

後年、主家の花見に列席しての感慨を詠っている

さまざまのこと 思い出す桜かな

人は何故これほどまでに桜に魅せられるのかという事を追求した

「桜と日本人」なんて新書も出ていたけど

理屈抜きで、人生の節目に欠かせないのが桜〜♪

 

仁淀川河畔 (4月05日)

水面に写る桜並木が美しい、茶の里・仁淀川村

 

 

今治市伯方町伊方 「開山公園の千本桜」 (4月06日)

しまなみ海道の島、伯方島の北西部にある標高149mの開山(ひらきやま)

春には、約1000本のソメイヨシノが咲き誇り、山頂は花で覆われる

花雲の上に建つ展望台からは、360度の大パノラマが広がり

伯方・大島大橋、大三島橋、多々羅大橋が一望できる

 

 

今治市宮窪町能島 「能島城址の桜」 (4月06日)

伊予水軍村上氏の能島城址は来島海峡に浮かぶ無人島

年に一回、桜祭りの2日間だけ船が運航される

村上水軍の旗がはためく桟橋を渡ると、賑やかに水軍太鼓が出迎えてくれた

カレイ山展望公園より鵜島、能島、鯛崎島を見下ろす

 

 

新居浜市 「山根公園の桜」 (4月06日)

秋には上部地区太鼓台が集まり

紙ふぶきが舞う中、豪華絢爛の太鼓祭りが催される山根公園

春は、花吹雪〜♪

 

 

四国中央市 「三島公園の桜」 (4月07日)

法皇山脈山裾の横地山(標高約140m)にあり、燧灘を一望する公園

弥生時代箱式石棺の遺跡がある園内に、「四国のみち」 宇摩平野山すそのみちが通る

春は桜、秋は紅葉、四季を通じて、市民の憩いの場として賑わっている

 

 

貞光町太田字柴内  「和田積神社」 (4月08日)

桜堂のひょうたん桜を目指していると、満開の桜が目に飛び込んで来た

 

 

西条市吉田 「吉田の桜並木」 (4月11日)

中山川の土手に約80本の桜並木が続く

雪が残る石鎚を見ながら、贅沢な花見〜

平成8年「日本さくらの会」より「日本さくら功労者賞」を受賞

 

 

西条市 「加茂川の桜」 

秋祭りには、だんじりで賑わう河原も、週末には花見客で埋め尽くされるんだろう

朝日に石鎚が輝く〜

 

 

美馬市木屋平 「川井峠の枝垂桜」 (4月08日)

国道438号川井トンネル手前の山の斜面は、枝垂桜の競演

川井峠、「白い神様」の境内

川井峠途中の車道沿い

民家の庭先にお邪魔させて貰うと、人馴れしたワンちゃんが出迎えてくれました

晴れていたら、雪を被った剣山が正面に聳えているんだけど・・・

 

枝垂れ満喫〜

 

 

四国中央市 「川之江城の桜」 (4月02日)

南北朝動乱の頃、鷲尾山(城山)に河野氏の砦として築かれたが

地理的に重要な位置にあったため数々の攻防があり、悲話伝説が残っている

寛永13年(1636)、川之江藩二万八千六百石の領主となった一柳直家が

築城の途中で病没。幕府に領地を没収されたまま明治に至る

市制施行30周年記念事業として、市民の浄財を基に昭和61年6月30日本丸跡に天守閣が完成

別名、仏殿城とも言われる。天守からの眺めは素晴らしい

 

 

美馬市脇町 「八百萬之神御殿」 (4月12日)

一山に七千本植えられていると聞いていたけど

実際には、一万本ほど植わっているそうだ 万本桜〜♪

色濃いピンクの吉野桜、駐車場辺りは既に一分葉桜だった

折角、拝観料1000円払ったのに、桜に見とれて神様にお参りするのを忘れたわ

 

 

三豊市詫間町(荘内半島) 「紫雲出山」 (4月12日)

道沿いに立つ句碑  「ライバルは 吉野の桜か 紫雲出山」

大きい事を言っていると、皆々笑いながら登って行ったけど

山頂を埋め尽くすピンクの要塞に圧倒されていた

「讃岐百景」の一つ、瀬戸内海に点在する島々が眼下に広がる

 

 

四国中央市金砂 (4月13日)

今は嶺南支所 公民館となっている金砂小学校校庭より見た翠波峰

明治七年寺子屋として開かれてから変遷を重ね

昭和38年、川口小学校と平野山小学校統合により金砂小学校発足

みどりのかぜに〜♪ すくすくの〜びて〜♪

と、元気に育った子供達も年々減少し、平成10年廃校

金砂湖畔と平野橋

 

 

3月の声を聞くと、全国の桜の開花予報が早々と発表される 

開花宣言のニュースが流れ出せば、ソワソワと妙に落ち着かない

全国に、これほど注目される花は他にあるのかな〜?

何はともあれ、花の下で一杯〜(笑) 

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