2010年05月01日  ”工 石 山”

新緑の中、アケボノ咲く岩の山を城登山口から周回

GPSによるトラックログ(カシミールソフト使用) 
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び
数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。」(承認番号 平18総使、第582号

 
城登山口〜妙体岩〜工石山〜北の頂〜八起白鷲岩〜桧屏風岩〜賽ノ河原〜妙体岩〜城登山口

  (7時間)

 

2週間前(4月18日)、全山ピンクを期待して登ったのに空振り

気になっていた城集落からの道、賽ノ河原〜妙体岩の道も歩いてみたい!

という事で、仙ちゃんと3人で再チャレンジ

 

赤良木トンネルを抜け、県道16線をどんどん下って行く

あまり下らない内に、早く登山口に着かないかなぁと思っていたら

ヘヤピンを曲がり、城集落へ上がって行く道を過ぎると「工石山県民の森」案内図」の看板が立つ

広くなっている路肩に駐車して準備、天気は最高〜

8時 県道沿いにある城登山口(約530m)を出発    草生した民家横を通り抜け、舗装路を横切り竹林の中を進んで行く

鳥居を潜ると廃林道に出る   鳥居手前の標識に、入口まで1100mと書かれているけれど、入口って?

標識に従い、林道奥(左)へと進む、右は県道ヘヤピンの所に出る

5分弱で登山口、暫く植林の道を進む

周りが自然林に変わり、明るくなって来た  木の間越しに妙体岩が現れる

賽ノ河原から流れてくる沢を渡渉

9時05分 山小屋直ぐ上に、ふるさと林道工石線が走っている

林道を横切り、登山道に取り付き進んで行くと途中、不老水と書かれた水場がある

鳥居前を通り越し、ふるさと林道へ一度下り妙体岩を眺める

新緑に彩られ、一段と色白美男子です

社長氏やGakuGakuさんが登ってないかな?

工石神社鳥居まで引き返し小休止、右にサイの河原への道が分岐する

石段を上り工石権現様にお参りしてから、妙体岩基部を右へ回り込み急坂を登って行く

頂上へ行く前にちょっと寄り道、先々週のおさらいをしなくっちゃ「仙ちゃん、登る?」「勿論!」

 9時45分 無事、妙体岩天辺で〜す  気がかりだったアケボノ、可愛く咲いていました〜♪

何時までも、この雄大な眺めを楽しみたいけど、周回はまだ始まったばかり

前方に見える桧屏風岩まで、これからぐるっと廻って来なければ

登山道まで下りると、ほっとしたのか急にお腹が空いて来た

オニギリを食べてから、いざ、出発〜

展望は余り無いが、登山道沿いに変わった巨木がごろごろ

初めての道をワクワクしながら登って行くと、30分ほどで山頂の展望台が見えて来た

10時35分 工石山頂上(1176m)

前回は空振りだったけど、蕾が沢山付いていたので全山ピンク〜かと期待して登って来たが

綺麗に咲いている木もあれば、終わっている木、未だ蕾が残っている木もある

「しゃくなげの花道」を通って北の頂へ向かう

中には花芽を沢山付けた木が数本あるものの、どちらかというとあまり期待出来そうにない

変わった樹形の巨木が多い中、サービス精神旺盛な桧、根っこが階段になっている

登山道右手、上の方に工石神社が見えると間もなく北の頂だ

11時25分 北の頂 (1177m)         三辻山方面

目の中、ピンク色になるほど咲いているのかと思ったら、まだまだ蕾が多い

あらら、咲かずに落ちている蕾も、かなり寒さが堪えたようだ

アケボノ越しの石鎚〜

アケボノを楽しみながら北周りコースを下りて行くと、白アケボノかと見紛う綺麗なタムシバ

アケボノで彩られた大岩が見えるけど案内図に載っているトド岩かな?、ちょっとお邪魔します 

12時30分 ヒノキ風倒根 此処は北の頂、赤良木園地、杖塚の分岐

赤良木園地を経て桧屏風岩へ向かう前に、杖塚途中の八起白鷲岩までお邪魔して来よう

前回、唯一アケボノが咲いていた八起白鷲岩からは、遠く石鎚山系や赤石山系が大展望

12時50分 赤良木園地、昨年建ったばかりの真新しい展望台に上がって「ヤッホー」

あまり展望が無い尾根だけど、潅木の中に綺麗なアケボノが沢山咲いている

大岩のところでアケボノ越しに南と北の頂が見えて感激〜

1時15分 桧屏風岩から妙体岩を眺める        折角の色白も逆光で台無し、くすんで見える

此処は赤良木園地、杖塚、賽ノ河原への分岐 下山して来る人に出会う

桧屏風岩から10分弱で賽ノ河原、空気がひんやりとして来る

水遊びしながら、大休止

暫くすると、子ども連れの3人が鏡岩〜賽ノ河原線を下りて来た

河原に、通行止めの標識が立つのは、鏡岩へ向かう沢登コースだろうか

賽ノ河原から見上げると立派なアケボノツツジの木がある

「ちょっと撮って来るわ」

1時50分 瀬音を聞きながら、コロコロ石の道を下り始める

萌え出した渓谷沿いの道にアケボノやミツバツツジが彩を沿え、いい雰囲気〜

次々と大岩が現れ、工石の名前も頷ける、それに、一風変わった巨木も多い

中には、中が空洞で皮だけになった桧から違う木が生え、まるでヤドカリみたいなものも

木漏れ日差す快適な道を下って行く

ふるさと林道に下り立ち見上げると、先程歩いた桧屏風岩上の尾根は巨岩だらけ

ふるさと林道から城へ下って行きながら、此処で見納めと妙体岩を振り返る

小さなアケボノさん、また来年会いましょうね〜

3時 登山口に帰って来た

 

気になっていた城集落からの道&妙体〜賽ノ河原の道を歩いて、工石山を周回出来

萌え出した新緑の中、アケボノ咲く石(岩)の山を実感した山行となりました

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