みちのくの短い夏を謳歌する青森ねぶた祭りが8月2日〜7日開催される
ちょこっと見に行くには、いかにも遠い ドラえもんの「どこでもドア」があれば等と、他愛も無い事を言ってたら
ナント愛媛南予にも「ねぶた」があるとか そりゃー、何をおいても見に行かなくては!
という事で、石鎚の夏を楽しんだ後、「燈籠まつり」が開催されている内子町小田地区へ
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お天気はあまりはっきりしないけれど何とか午前中は持ちそうだと、7時40分土小屋出発
ところが、東稜分岐手前くらいからどんどんガスが湧いてきてお山が隠れてしまう アララ
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夏を謳歌する花々を楽しみながら、9時30分弥山
大祭時の賑わいとは打って変わり閑散としている 未だ時間も早いのだろう
天狗もガスを纏って薄っすらとしか見えないので、山頂小屋で休憩 カレーライスを食べ、淹れたてのコーヒーを頂いて寛ぐ
弥山を後にし、心地よい風が吹き抜ける西稜でアサギマダラと遊んでから、下山開始
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下山時、たくさんのグループが登ってくる、100人くらいとすれ違ったかな?
夏休み中とあってか、若い方や親子連れが多い 夏の石鎚はこうでなくっちゃ!
振り返れば、雲が厚くなってお山を隠している 大降りしないでね〜
11時50分 土小屋着 良い汗でした
土小屋を後にし、面河渓で涼んでいたらパラパラと通り雨、その後、 日差しが戻って来て眩しい
時間もあるので小田を通り過ぎ、「権現山そーめん流し」で涼を味わう
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小田寺村の曹洞宗寺院・太田山清盛寺(せいしょうじ) 天平勝宝2年(750年)孝謙天皇の勅願寺として創建
境内に、平清盛の五女・登貴姫の墓と姫由来の八ツ房の梅がある
文治元年(1185年)壇ノ浦よりこの地に落ち延びてきたが、翌年16歳の若さで病没したと伝えられている
あちらこちら寄り道しながら小田町に着いたのは4時ごろ 駐車場に車を停め町をぶらぶら
「小田燈籠まつり」は、平家の落人伝説にちなみ、
先祖の霊を供養する夏祭り
牛車、だんじり、龍頭船、絵燈籠などの練り歩き
、およそ1000個の燈籠が小田川に流される小田川に浮かべられた一艘の御座船? 火矢が射られ船が炎上して祭りが終わる
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軒に吊るされた燈籠がお祭りモードをかきたてるが、兎に角暑い
6時、女だんじりが動き出すと、着飾った可愛い稚児さんたちや踊り連が揃いだした
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軽快な太鼓の音に先導され、登貴姫が乗った牛車が引かれてゆく
「ソイヤー」「ソイヤー」と、勇ましいだんじり
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いよいよ絵燈籠の出番、商店街を練り歩く姿は、当に伊予の「ねぷた」!
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日も暮れ(8時過ぎ)、人の波が商店街から小田川沿いに移動
川面を灯し、燈籠が静かに流れゆく幽玄の世界が広がっている
清盛寺住職による供養の読経に続き、琵琶の音が物哀しく、時に力強く川面に響く
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よく見れば、スイカに、かき氷と夏らしい絵が描かれている
どんな可愛らしい願い事が流れているんだろう
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9時過ぎ、河岸から射られた火矢で炎上
燃え上がる船を眺め 、平家の落人伝説に想いを馳せながら駐車場へと向かったが
橋の欄干や川辺リにびっしりと並んでいた三脚が、いつの間にか疎らになっていた
夜風に吹かれ静かに流れる燈籠まつり、心に染み入るお祭りでした
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