東予地方の最後を飾る三島祭り中日の、22日夜半から風雨が強くなり心配したが
翌日午後から日が差し始め、電飾で煌めく夜太鼓競演も無事に運行された
例年、三島祭りが終わると急に冷え込み出し、紅葉も1200mくらいまで下りて来る
登山道沿いの大ブナもそろそろ黄金色に輝いているだろうな〜♪
一昨日の大風で飛ばされてないかしらん? ちょっと心配になって見て来ました
筏津で左折し太田尾越を目指していると、突然鹿が飛び出して来た
此方もびっくりしたが、鹿の方はもっとびっくりしたんだろう
有ろう事か車の前を走り、カーブの所ですってんころりん大慌て シカと見届けましたヨ
7時45分 工事中の寒風大座礼線から登山道に取り付く
まだ雲が厚いけれど、「頂上に着く頃は青空よ♪」
登山口から10分弱で沢を渡渉 この流れは、大北川となり吉野川に流れ込む
北東が開けて来て東光森山が見え始めた頃、下から工事の音が聞こえ出した
大北川源流を渡った所に「大座礼山登山道 通常コース」の表示がある
通常じゃないコースもあるのかな?と、思いながら指標通り進む
暫く、快適なトラバース道が続く 日が差せば綺麗だろうな〜
8時40分 主稜線のコル・井野川越 高知側へ続く道は荒れているのか、木で塞いでいる
落葉が敷き詰められた尾根をゆくが、案外しんどい こんなに急坂だった?
井野川越から10分余り歩くと、居ました〜♪
その姿から「蛸の逆立ち」と形容される大座礼山の主・大ブナ
一昨日の大風に耐えた黄金色の葉っぱが誇らしげに輝き、圧倒的な存在感をアピールしている
次々と見覚えのある懐かしいブナが現れ、なかなか歩が進まない
そんな中、厳しい自然条件のもと自身の重みに耐えかねたのか、大きい枝を落とした大ブナ
残された枝が精いっぱい頑張っている姿に、思わず「頑張れ!」
ブナの稜線を抜けると、赤、橙、黄、若草色等々でパッチワークされた小山が目の前に現れた
此の急斜面を10分程登り詰めれば、山頂です
苔むした岩に乗らないよう足下に気を付けて、ゆっくり高度を稼いでゆく
眼にも鮮やかなモミジのトンネル
紅葉越しに北東を眺めれば、東光森山
9時15分 スズタケが現れたと思ったら頂上(1587.5m) さぁ、さぁ、遅めの朝食にしましょうか
有り合わせで作った簡単サンドウィッチ、温かいスープにリンゴを並べ、「大座礼山で朝食を」でした
展望を楽しんでいると、二ツ岳にかかっていた雲も切れ出しドンドン青空が広がります
南には稲叢山 その向こうには太平洋が・・・見えるんかな〜?
貸切の山頂で、20分余もの〜んびり でも主婦業も気にかかる、そろそろ下りようか
モミジのところで単独の男性とすれ違い「好い天気になりましたね〜」と、笑みをかわす
名残惜しく、張り巡らされたロープ越しにブナの周りをウロウロ
大ブナの所に立つ上ノ池の指標に導かれて、登山道を右へ逸れる
雰囲気の良い木々を通り抜けてゆくと、すっかり笹に覆われた池が見えて来た
と言っても、水が溜まっていたのかどうか・・・こんな所に池が有ったなんて初めて知りました
サクサクと落葉道を踏み締めて、登山道に戻ります
赤く染まった小座礼山、井野川山が可愛い
見上げれば、眩いばかりのブナの黄葉!
登りの時とは大違い、すっきりと晴れ上がった秋空に東光森山〜♪
11時10分 林道に下り立つ 3時間25分の楽しい朝の散歩を終え帰路に着きました
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