そうなりゃ、迷わず白いお山〜♪ 久し振りに伊予富士でシリセードしたいなと寒風茶屋を目指す
有り難いことに、轍があったので何とか寒風茶屋に着いたけれど
雪かきをしなければ車を停められず登る前に一汗かきました
そうこうしている内に、目の前に停まった車は・・・「reikoさん！ お久し振りで〜す」
今日は寒風山の霧氷を楽しまれるとか 下山でお会いしましょうと、一足お先に出発
登山口横の瓶林ゲートも、半分くらい埋まっている たっぷりの雪にわくわくです
サラサラ雪の感触を楽しみながら、今年初の雪山歩き〜♪
予報は晴れなのに天気の回復が遅いなと、雲に覆われる空を見上げれば
稜線を歩いている5，6人の方が見える この柔らかい雪だと、ラッセル大変だろうなぁ
桑瀬峠に着いたら、もう下山されている方がいる 「早いですね〜」と声をかけると、前泊して5時から登り始めたとか！
大岩から上はトレースが無く頂上へは行ってないけど、ご来光が素晴らしかったと話されていた
後で判ったが、Falconさんもご一緒に朝焼けを撮られていたそうだ 少しの時間差でお会い出来なくて残念！
大岩から引返して来られた伊予の鈍亀さんご夫妻ともバッタリ 新雪たっぷりで、今日のお山は厳しそうです
時間も早いし、このまま下りるのは勿体無い 伊予富士に行きませんか？
「そのうちピーカンですよ」なんて・・・いいかげんな事で済みません
雪の斜面に付けられたスノーシュー跡や足跡を、時には踏み抜きながら上ってゆく
引返されているスノーシューの方とすれ違って直ぐ、先行されている方々に追い付くと聞き慣れた声
「ストーンリバーさ〜ん 足跡、踏ませて貰いましたよ〜」
ストーンリバーさんや高知の方々と合流し、まっさらな雪面を進みます
苦労して窪地を抜け鷹ノ巣の別れに出たと言うのに、デ〜ンと構えている筈の伊予富士は見えません
きっとそのうちピーカンよ！と、自分自身に言い聞かせ真っ白な世界を黙々と・・・いえ賑やかに進みます
柔らかい雪に阻まれ遅々として進めない中、9人の大所帯で悪戦苦闘しながら
大岩の突端手前まで来ましたが、時間もお昼を回っています
本峰でも見えれば尚気力も湧いて来るけど、辺りは真っ白でほんの数メートル先しか見えません
名残惜しそうにゆく手を眺めるグランパ どう考えても、1時間やそこらでは頂上に立てんよ
こんな時は、やっぱりスノーシューが頼りになるんかなぁ
お腹も空いたし、時間切れ〜（泣） 今日の山頂は此処にしよう
少し引返し、風除けしながら楽しいお昼タイム
薄っすら明るくなるものの、いくら待ってもガスが晴れる気配はありません
誰よ！山頂に着く頃はピーカンだなんて言ったのは！（反省）
ちょっと寄り道したいので、高知の方々より一足先に出発します
鷹ノ巣の別れから、伊予富士方面を振り返るけれど、行きと同じガスで覆われたまま
今日の目的はもう一つ、以前から気になっていた美人ブナのウエストサイズ 窪地の奥から手招きしている
雪を掻き分け側まで行ってみると、思っていたよりはスマートでスタイル抜群
山側に上がって、測ってみると２ｍ５０ｃｍでした
みなさん、酔狂な遊びにお付き合い頂いて済みません
合流した高知の方々と、また賑やかに下ります
青空も無く、頂上も踏めなかったけど、それもまた良し 久し振りに雪の感触を味わえて満足満足
そういえば明日は大寒 まだまだ寒い日が続き、雪量も増すことだろう
桑瀬峠が近付いた頃、明るくなったと思ったら青空〜♪
真っ白な寒風山、笹ヶ峰、チチ山、冠山、平家平に歓声が上る
一面の青空を期待して暫く粘ったけど、やっぱり一気に晴れるという訳にはいきません
まぁ一瞬でも、寒風山の厳つい姿を見られたから良かった良かったと桑瀬峠を後にする
少し下った所でreikoさんと一緒になり、おしゃべりに華を咲かせていたら、あっという間に登山口が見え出した
そうそう、今日はシリセードしに来たんだっけと、心残りの無いよう登山口目指して一直線に滑り下りたら
雪に潜り込んでなかなか立ち上がれず、苦労して脱出？しました
沢山停まっていた車もいなくなり、広くなった駐車場で記念撮影 「またお会いしましょう」
それなりに楽しかったとはいえ、今度はピーカンの日に登りたいですね〜
みなさん お世話になりました
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