2013年07月06日  ”一ノ森〜剣山”

深山に佇む純白の天女花&緑深い幽玄の森を尋ねる

見ノ越(7:35)〜(8:35)刀掛ノ松〜(9:10)追分分岐〜(10:15)一ノ森ヒユッテ〜(10:40)一ノ森
(11:20)剣山山頂・剣山ヒユッテ(11:50)〜(12:10)西島〜(13:10)見ノ越    (5時間35分)


梅雨だというのにあまり雨も降らず大地はカラカラ

水不足を心配していたところ降り出したら止まらない、もうダムは満杯です

朝から剣山系に雲がかかり、予報は思わしくないけれど

「雨の日には雨の中を」と、夏本番前のお山を歩いて来ました

それにしても、雷も鳴り梅雨末期のような降り方だと思っていたら

今日(7月8日)九州から東海まで梅雨明け、山梨県甲州市で38.6度、甲府市で38.2度だったとか!

今年の夏は厳しい暑さになりそうです



時折強い風が吹く西島から大剣道の鳥居を潜り、直ぐの分岐を左折し尾根道へ

鹿除けのテキサスゲート側のクガイソウが、ほんのり色付いた角をピンと立てている

ご夫妻が下りて来られ「稜線は立っておれないほどの物凄い風でしたよ」と

尾根に出ると益々風が強くなる

枝折神社が建つ刀掛ノ松から、比較的風が当たらない行場へ向かう



緑が深くなった行場道を下ってゆき、15分程で剱山本宮両剣神社

三十五社の祠を越えた所のキレンゲショウマ群生地も気になるけれど

蕾がクリームイエローに色付き出すのは半月ほど先だろうと

穴吹川源流の指標に従って進む



お花畑のプレートがかかる追分分岐に全面通行止め(登山道が崩落しているそうです)の看板が立つ

大カツラは元気だろうかと、久し振りに追分への道を歩いてみると 

バイケイソウ、シコクブシ、カニコウモリ等、大型の花が我が物顔で大手を広げ寛いでいる



苔むした大カツラを見上げながら、幽玄の世界に浸っていたら

突然、ガザガザッと何かが走り去る ???視界に飛び込んで来たのは・・・ 「クッ、クマー!」

振り向いたグランパが静かに「イノシシじゃが・・・」と、残念そうな顔

「イノシシはあんなに肥ってないよ〜、クマじゃない?」・・・未だ、心臓がドキドキしています



追分分岐まで戻り、登山道を100mほど進み、山側に少し逸れると深山の天女花・オオヤマレンゲ

風に揺られてジッとしてくれませんが、一瞬止んだ隙にニッコリ

ネットで保護された一面のテンニンソウ、今年も可愛い花を咲かせてね〜



一ノ森ヒユッテでは、ようこそと「きころん」が笑顔で出迎えてくれる

ヒユッテのベランダで美味しいコーヒーを頂きながら、の〜んびり

管理人さんのお話しでは、このところずっとこんなお天気だそうです

一ノ森山頂 風は少しはおさまったものの、ガスは晴れそうにない

太郎、次郎の兄弟峰が並び、雄大な景色が広がっていれば申し分ないんですが・・・



気にならない程度だけど、霧雨が降ったり止んだり

剣山山頂が近付くに連れ、風が強くなりヨロヨロしながら木道を歩く

関東からだと言う ソロの若者にシャッターを頼まれたが、昨日は石鎚

今日、剣山・次郎笈に登りに来たけど、この風雨の中、次郎笈へ行こうかどうしようかと思案していた

わざわざ遠方から来られて、せめて次郎笈が見えたら良かったのに・・・



賑わうヒユッテで、何時も文化祭でご一緒するYさんご夫妻にバッタリ

おうどんで温まって、これから次郎笈へ向かわれるそうだ

汗が冷えてきて、ちょっと肌寒い 温かいうどんとあめゆで人心地付く

そろそろ下りようかと外を見たら、あらら雨脚が強くなっている

丁度この頃 kazashiさん が、剣山山頂にいたそうだ、ほんの少しの時間差でお会い出来なくて残念

ヒュッテ前のタカネバラは雨に打たれ殆ど終わり、勢いよく背伸びしたキレンゲショウマが準備運動中

8月に入れば、天涯の花・キレンゲショウマでまたまた大賑わいだろう



雨の中草刈り中の方に感謝しつつ、綺麗に整備された登山道を下ってゆく

刀掛ノ松手前で雨も止み、西島が近付くと丸笹山や塔ノ丸も現れ出した

「こんにちは〜」 親子連れが、リフトを下りて元気に頂上へ向かって行く

もう直ぐ夏休み  小学校低学年のようだけど、どんな楽しい計画があるんだろう



西島で水分補給し剣山を見上げると、依然としてガスに覆われている

山頂付近は未だ降っているのかもしれないと、心配しながら西島を後にする

これから今日の目的の一つ、ブナのウエスト測定 ワクワク

前々から気になっていたスタイル抜群のブナは、4m10cm  予想通り4m超でした



「あのブナも大きそうじゃ」と、急斜面を駆け下ってゆくグランパ

笹が枯れているから良い様なものの、ちょっと気にしながらそろそろ下りて行く

ブナの側に立ち、真下から見上げるとデカイ!



ウエストは4m63cm 5mには届かなかったけど、申し分ありません

苔むした肌に付けたギボウシの葉の勲章  見ノ越の主の様な風格が漂っている



下の方に見えるのがもっと大きそうだと、グランパが下りて行く

スタイルは良いのですが、残念ながら枯れていました それでも、ウエストは4m70cm

あれ、近くでウロウロしているのは、タヌキかな?アナグマかな?

こんな所に誰も居ないと安心しているのか、此方に全然気が付いてない様子です

驚かさないようにそっとその場を離れ登山道に復帰し、程なく大剣神社

境内には、夏の花・シモツケが彩りを添えていました


リフトを使えば簡単に登れる手軽さと奥深さを併せ持つ、四国の東の雄・剣山

お天気が悪いにも関わらず、まぁまぁ賑わっていました



帰路、久藪の紫陽花を楽しみ、のんびりコーヒータイムしていると、またまた雨

雨が降ったり、日が差したりとお天道様も忙しいなと思いながら

徳島道・境目トンネルを抜けたら前が見えないほどの土砂降り、ワイパーフル回転でした

歩いた道  ホーム