瀬場登山口一番乗り(実はもっと早い方が、橋の奥に停めていたそうです)
準備をしていると1台到着 香川からのHさんと色々話しながら登山口を出発
今日は、朝から蒸し暑い 一本橋のヤマアジサイが一服の清涼剤 汗が引くまで、水分補給しながら小休止
橋を渡ると直ぐ分岐 直登コース(右)から赤石岩稜を辿ろうと思っていたが
石室越にオオヤマレンゲがあるというので、急遽瀬場谷コース(左)に変更
何時もながら、いい加減なパーティです
沢沿いルートの宿命 次々現れる危なっかしい木橋を慎重に渡ります
二本橋を過ぎ、緩やかな勾配の谷筋を詰めてゆく
展望こそ無いが、沢音のBGMを聴きながらマイナスイオンでリフレッシュ
最後の渡渉点を過ぎると、一雄坂の急坂が待っている
シモツケやヤマアジサイに背中を押して貰いながら、橄欖岩の道を進む
樹林を抜けると目の前が一気に開け、八巻山の岩峰が迫ってくる
伯耆大山・三鈷峰の花園がユートピアなら、此処は極楽浄土 天狗さんもうっとりでしょう
赤石山荘で小休止 山荘左から石室越に向かう 道脇にシコクギボウシの一叢を見つけて、ワクワク♪
「あっ!」 足の親指から脹脛にかけて激痛がはしり、その場にうずくまった
脹脛をマッサージしてもなかなか痛みが取れず、立ち上がろうとしたら力が入らない
こんなんで岩稜は歩けそうにない 「山荘で待ちよるけん、一人で行って」
11時に山荘へ下りてゆくからと言うグランパの背中を見送り、暫くその場で痛みが治まるのを待つ
石室越を過ぎ少し下って行くと、話し声が聞こえて来る
先行していたHさんと話しているのは、ろくべえさん、かおさん!
なんと4時過ぎに瀬場を発ち、前赤石まで足を延ばされたとか
僅かに咲き残っていたオオヤマレンゲ〜♪
シコクギボウシの群生を見に前赤石山へ行かれる Hさんと別れ、
コルで前赤石山(1677m)、西赤石山(1625.7m)のご機嫌を伺い、石室越に引き返す
石室越から岩尾根ルートに入る 道は薄く藪っぽいが、尾根に乗ると視界が開けてくる
振り返れば、尖がり頭の前赤石山が一際高い 木も空も雲もぜ〜んぶ夏色〜♪
少々のアップダウンが続く前方は、これから歩く赤石の岩稜 一番奥が岩の殿堂・八巻山(1698m)
赤石山系のど真ん中、P1682(巻くことも出来ます)で小休止
北側から湧き上がるガスに隠された前赤石山を、端正な姿の西赤石山が遠くから眺めている
赤い岩場によくマッチした紫紺色のシコクギボウシが目立つが、
およそ150種あるといわれる大小全ての高山性植物が赤石の主役です
東赤石山(1706.0m)から西赤石山へ縦走されるという年配の方とすれ違う
「この稜線を歩かんと赤石に来た値打が無い」と言いながら西へ向かって行った 仰る通りです
岩陰で慎ましやかに咲くコウスユキソウに対して、タカネマツムシソウは誇らしげだ
天狗ノ庭には、意外と登山者の姿は見えない タカネバラが終わったので一休みかな?
オカメ岩で時計を見たら、10時45分 八巻山へ行ってたら11時は回るなぁ
一方、石室越手前から一人とぼとぼ引返したグランマ
靴を脱ぎ赤石山荘で休んでいたらソロの方が来られ、続いてろくべえさん、かおさん!
ミヤマキリシマでは、ニアミスでしたね〜
マツムシソウを見に八巻山へ上っていったお二人と、入れ違いに下りて来たのは
あれっー、ストーンリバーさん! 直登コースから東〜八巻を周回して来たそうです
賑やかに談笑していたら、呑気に写真を撮りながらグランパが下りて来た
後から分かったが、先程挨拶を交わしてから八巻に向かわれた方がアカリプタさんでした!
ギッチャンの掲示板で何時も拝見させて頂いてましたが、八巻大権現様のお蔭かな?
そうそう、話に夢中になって山荘前のオオヤマレンゲを忘れる所でした
覗いてみると、未だ咲き残っていました♪ 結構花期が長いねぇ
八巻山の上に怪しげな雲 早めに下りた方が良さそうだ
山荘真上のピークを見上げれば、Hさんが寛いでいる さぞや一服が美味しいだろうな
八巻山をピストンして来られた、ろくべえさん、かおさん、ストーンリバーさんご夫妻と6人で賑やかに下山開始
天狗ノ庭で花散策しながら、丸々としたオトメシャジンに挨拶
シモツケソウが咲き出したら一段と華やかになるね〜
下山途中、瞬く間に暗くなって大粒の雨 止んだかと思ったら、また日が差しだす不安定なお天気
二本橋で Hさんが追い付いて来て(早っ!)、7人で賑やかに下って行く
楽しみにしていた八巻の岩尾根は見上げただけ、でも嬉しい出会いがいっぱい
えっ! 誰ですか? マムシを踏んでも気が付かなかったという人は? でも、踏まれるマムシもマムシよねぇ
足が痛いのも忘れ、谷間に笑い声を木霊させながら無事下山出来ました
みなさん、お世話になりました また、お逢いしましょうね〜
歩いた道 ホーム