早々と梅雨が明けたというのに、お天気はなかなかすっきりしない
そのうえ、異常なほどの厳しい暑さが続き、お盆が来る前にダウンしそうです
高いお山に逃げ出したいのはやまやまなれど、毎日という訳にもいかず
お天気を見計らっての、週末避暑登山です
今日は、あの可愛い花を見に剣山へ〜〜〜♪
午後からお天気が下る予報なので午前中勝負と、5時に自宅を出発
見ノ越に着くと肌寒く、空が怪しい 傘も持っているし、雷さえ鳴らなければ心配無い
それより凍らせてきたペットボトルのお茶は融けるんかしらん
あれこれ思いながら準備して、出発〜
見ノ越
(7:00)〜(7:40)西島
(7:50)〜(8:05)大剣神社
〜(8:30)次郎笈峠
〜(9:00)次郎笈
〜(9:50)剣山頂上
ヒユッテ
(10:20)〜(10:40)両剱神社
〜(11:10)刀掛ノ松
〜(11:25)西島
〜(12:10)見ノ越 (5時間10分)
剣神社にお参りして、登山道に入ってゆく
少し風も有り、ブナ林の空気が爽やか〜 間者牢の大岩を過ぎ、山頂を眺めたら厚い雲 あらら
西島で小休止後、大剣道へ 鳥居手前のナンゴククガイソウが真夏を謳歌している
目の覚めるようなグリーンが広がるテンニンソウのお花畑の側を歩いていると
嬉しいことに、雲間から日が差し出した
西島から15分程で、大剣神社 ご神体の御塔石が青空に映える
やっぱり、午前中は好いお天気よ〜♪
神社から御神水の側を通って遊歩道に下りてゆく
遊歩道から見上げる御塔石 まるで恐竜が天に向かって吠えているようだ
二度見展望所から眺めた時は、黒雲に覆われていた次郎笈も
峠まで来ると、雲が消えまた青空が広がって来た〜♪
西から、次々と雲が湧き上って来ている
山頂にかからないうちにと急いだけれど、雲の方が足が速かった
ジャンクションピークで辺りは真っ白(ガックリ)
そのうち退くかなとの期待も空しく、雨もパラパラ
展望の無い次郎笈を後にして、剣山へ向かう
まぁ、カンカン照りより涼しくて良いけれどと、登り返していたら
「アレー、お久し振りで〜す」 山頂手前で、一万尺クラブの方にバッタリ
今日は同級会で、下山後お楽しみが待っているそうだ いいですね〜
山頂ヒユッテ前のお花畑 キレンゲショウマも薄っすら色付き間もなく開花しそう
おうどんを頂きながら行場の様子をお聞きすると、まだ1分咲きまでいってないとの事
やっぱり8月に入らないとだめですねぇ
休んでいる間にも関西の方から宿泊予約の電話が入っていたから、来週あたりは賑わいそうだ
ヒユッテ下の分岐を右に取り、尾根から逸れて行場へ下る
分岐から10分強で、刀掛ノ松からの登山道と合流 行場へ下ってゆく
此方の道沿いのキレンゲショウマは減ってしまい、残っているものも堅い蕾
3週間振りの両剱神社 神社で休まれていた方は一ノ森へ向けて出発された
三十五社が祀られたピークを越え、下りて来たところの大岩を見上げれば古剱神社
ヒメフウロの群生も楽しみにしていたが、パラパラとしか咲いていない
健気に愛嬌を振りまく「行場の姫」 可愛い〜♪
登り返してゆくと、クリームイエローの蕾をたくさんつけたキレンゲショウマが谷を埋める
さわやかな 月光の花は 凛として 気高い (宮尾登美子)
「天涯の花」ですっかり全国区になった剣山の宝 やっと蕾が綻びかけた今日は、貸切でした
谷を上りきった所に、一方通行の看板が立つ(左に進めば先程歩いた両剱神社に至る)
登山道を右に進み刀掛ノ松に向う途中、数人の方と擦れ違う 皆さんキレンゲショウマがお目当てのようです
刀掛ノ松から頂上方面を振り返ると、雲海荘や稜線が見えている
午後から下るとばかり思ってたけど、朝より断然良いお天気じゃん
西島まで下りて来ると、団体さんが列をなして上って来ている
リーダーの方が到着した人をチェックしながら 「・・・20人・・・○○さんとララさん、2人おらんけど・・・」
大人数だとリーダーも大変、無事に下山するまで気を遣うだろうなぁ
たくさんの人とすれ違いながら、のんびり下りてゆく
そうそう前回はウエストを測らなかった、お気に入りのブナ
側まで駆け上がり触ってみると、肌が艶々として樹に勢いがあります
ところが、いざ測ろうと思ったら肝心のメジャーが入っていません
何としたこと・・・急遽、予備の靴紐を繋いで幹に回し計測です
下山したら、すっかり青空〜♪ 日差しが強くなった中、帰路に着きました
帰ってから靴紐の長さを確認すると、3m50cmでした
今まで靴紐が切れて予備を使った事は無かったけど、意外なところで役に立ちました
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