2013年10月21日  ”石鎚山”

祭り太鼓に誘われて紅葉前線下降中


土小屋駐車場(8:05)〜(8:55)東稜分岐〜(9:55)弥山〜天狗尾根〜弥山(11:15)〜(13:05)土小屋駐車場(5時間)


西日本最高峰の石鎚山は、10月の声を聞くのを待ちかねるように色付き始める

10日前後に、天狗岳が真っ赤に染まり紅葉の見頃を迎えて以降

紅葉前線は、東予地方の祭り太鼓に連られて徐々に高度を下げてゆく

赤い大波が押し寄せるようなシンボリックな光景を今年は見逃したので

今日は、土小屋から二ノ鎖くらいまでの登山道周辺の色付きをのんびり楽しんできます



石鎚公園線をよさこい峠に向けどんどん高度を上げてゆくと

峠手前のブナ林が朝日を受け黄金色に輝いている

素敵な色付きに、顔を見合わせて思わずニンマリ〜



ツアーバスも停まってはいるが、週明けなので土小屋に登山者は少ない

準備体操を済ませた団体さんがゾロゾロと出発された後、暫くして出発

東稜上部はガス、おまけに笹はびしょびしょなので一般道をゆく

御塔谷のシンボルがニョッキリ、天柱石付近の紅葉はこれからです



嬉しいことに、ガスが飛び青空が見え出した

 ルンゼ手前から矢筈岩を見上げれば

岩の間に差し込んでくる朝日を受け、紅葉が光る



色付くルンゼ 岩があると色にめりはりがつき見応えがあります

落葉した木もあるけれど、まだまだ綺麗〜♪



鮮やかなブナの黄葉が青空に映える

やっぱり黄紅葉は青いキャンバスに描かなくっちゃ



うわ〜 目の中が黄金色〜♪ 南尖峰直下の辺りが、一番見事でした 

でも、今週はまた台風がやって来そうです 紅葉は風が天敵、大丈夫かなぁ



成就社コース合流点手前で天狗尾根を見上げる

北壁基部の紅葉は終わり、岩が剝き出した殺風景な光景



時折、ガスが湧き上るが、弥山から南には遮るものが何も無い 太平洋まで見渡せる

ドウダンツツジの赤が僅かに彩りを添える 宴の後を、弥山から天狗岳、南尖峰へ



弥山を振り返る 月曜日なので登山者は少ない

天狗尾根の木々は、そろそろ厳しい冬を迎える準備を始めている



西は、二ノ森〜鞍瀬ノ頭へと山系随一の雄大な稜線が連なっている

雨上がりの今日は空気が澄んでいて気持ちが良い

ブナ林に囲まれた面河道の紅葉もこれから 次々と楽しみが目白押しだ



三ノ鎖元まで下りて来たら、「あれぇー かく子さん!」 

今冬、伊吹山よりの帰路、凍った路面で共に難儀した記憶が蘇る

あの時は必死だったけど、今思い出せば懐かしい

「その節は、お世話になりました〜」

石鎚三角点を見やれば、直下が朱色に染まり明るいラインを引いている



日差しがあれば・・・・・



日差しがあれば・・・・・言う事なしですが・・・



東稜分岐を過ぎたところのブナは、黄葉真っ盛り〜

黄金色に輝く姿を見たかったけれど、登りでは薄っすらガスの中

帰りに期待していたが、やっぱり日差しが無いままでちょっと残念でした



第一ベンチから二ノ森を振り返り飽かず眺めた後は、黙々と下りるのみ

やっぱり、石鎚はいいなぁ〜

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