2014年01月03日 ”剣 山”

午年の初登り 白い馬場から四国山地の大展望に酔う


年末寒波で大雪が降った翌日(29日)、剣山を目指したが除雪されてなく第三ヘヤピンであえなく撤退

そのままお山に行けずじまいで、何か忘れ物をしたような気分での年明けでした

という事で、登り初めは雪たっぷりの剣山です

今年は穏やかな年明け、今日も申し分のないお天気です♪



8時過ぎ、剱神社にお参りしてサクサクと雪を踏みしめて行く 程よい柔らかさで歩き易い

西島からは大展望 雪を被った三嶺、その奥の石鎚山系を見ながら小休止

尾根道を進み、枝が折れそうなくらい雪を乗せたツガ(?)の向こうに木屋平や遠くに徳島方面が見える



冬道の鉄階段を登り、雲海荘が眼前に迫れば平家の馬場と呼ばれる頂上台地は近い



剣山から東に延びる山系主稜線に天神丸や高城山 南に派生する高丸山が一際鋭い



西には貴婦人三嶺 右奥に石鎚山系の名峰群が白く輝いている



10時前と、時間も早いからか閑散とした頂上

今日は昼から雲が広がる予報だったので早めに来たのだけど、下る気配は全く無い

帰りには、スノーシューを履いた人、なんとスキー板を担いだ人等多くの人とすれ違った



冬の剣山の魅力は何と言っても頂上から眺める次郎笈

石鎚山の弥山から眺める白い天狗岳と同様に、究極のパワースポットだと思います



東のテラスから、再度次郎笈 見飽きることはありません

やっぱり冬の次郎は厚化粧でなくっちゃ!



一ノ森が呼んでいるけど、今日は此処まで



西島で会ったグループが上って来た 今日は丸石避難小屋まで行かれるとか、お気をつけて〜

雪に包まれた頂上ヒュッテ、今年50周年を迎えるそうだ



10時40分 あめ湯で温まったし、そろそろ下山です

屈んで鳥居を潜るのも雪の時ならでは、ちょっと背が伸びたような気がして嬉しい

雪道の下山は早い 踵で滑るように下り、あっという間に刀掛ノ松

枝折神社も雪に埋もれ、行場への道は深い雪に閉ざされています

昨秋、久し振りに登った丸笹山も雪が重そう

帰りに登ってみたい気持ちに駆られたけど、今日は祖谷回りで奥祖谷かずら橋に寄る予定

そうそう、てんきちさんが言って下さった年越し蕎麦ならぬ年明け蕎麦も頂きたいな〜

(正月3日だからどうかなぁと思いながら寄ったら、お休みでした 残念!)



シリセードをせずに下りるのは、ちょっと勿体ないほどの急斜面 早速、初滑りで〜す

勢い余って登山道を串刺しに(済みません)、背中を雪だらけにしてやっと止まりました

雪の中に佇んでいるブナに新年のご挨拶 「今年も宜しくネ〜」

たっぷりの雪とブナを楽しんで12時駐車場着、4時間弱の雪遊びでした


2014年も、ブナの旅は続きます

皆さん、本年も宜しくお願い致します

歩いた道  ホーム