春の妖精たちがそろそろ目を覚ましているかなぁ〜と、裏山へ様子見に出かけます
赤星山の魅力は、何といっても登山口までが近い事
青空を見上げながら、今日は寒峰が賑やかだろうな等と思っているうちに
早や、中尾集落に着きました
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中尾集会所に車を停め出発 道路の角に「赤星山約2時間」と書かれた小さな標識がある
最終民家目指してコンクリート道を歩く 畑や畦にはニョキニョキ伸びた土筆がいっぱい
最終民家の敷地奥が登山口 側の三椏が満開し、引き水の流れには緑々した山葵の葉 春満載〜♪
登山道に入り中尾集落を見下ろす 奥の峰々は白く輝いている
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所々に四国電力の道標があるので心強い ・・・・といいつつ間違っちゃいました
伐採地に出て、右に折れる所を直進してしまいUターン(右写真は引返して逆方向から)
切り株の根元にある道標を見落としていました
直ぐ気付いたから良かったけど、あのまま進んでいたら林道まで下りていたかもしれません
(もっとも、途中で道が無くなっているような気もします)
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21番鉄塔(三島西線)を潜る 辺りでルリビタキが忙しそうに飛び回っている
分岐を直登し、帰りは左(上の登山口)から下りて来る予定
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足の運びがちょっと慎重になるところもあります
左から上の登山口(鉄塔登山口)からの道が合わさる
右写真は振り返って撮っています ピンクテープの左から上って来た
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朝日に背中を押して貰い、雰囲気の良い自然林を進む 薄い道に新雪が乗っているので、ちょっと分かり難い
春の日差しを浴びて嬉しそうなブナ 赤星山はブナのイメージは無かったが、失礼しました
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雪が大分深くなったけど、下はよく締まっているので踏み抜きは無い
やがて、はっきりした尾根に乗る 凍ったシャクナゲが行く手を遮る
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トラバース道を左に分け、霧氷の海を泳ぎながら頂上を目指す
雪塗れの上に寒風が吹きつけ、寒い!
ひっそりと佇む赤星大権現を過ぎ、林床に笹が出てくると頂上は近い
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アララ、登り始めの青空は何処へ行ったんだろう
何時の間にか雲が広がって、峨蔵山系や赤石山系の稜線を隠している
厳つい二ツ岳の姿を楽しみに登って来たのに、残念!
北側からの登山道も雪が深く、厚い霧氷で覆われている
雲が流れているので、1時間もすれば青空になりそうですが・・・
カタクリでも咲いていれば時間の経つのも早いけど、当然ながらカタクリのカの字もありません
「寒いけん、下りようや」 自慢じゃありませんが、こんな決断は早いです
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頂上からダイレクトに下りる積りだったが、霧氷の海を見たら気が萎えます
トラバース道分岐点まで引返し、峨蔵越方面を目指していたら、山側に神々しい姿のブナ!
これぞ東北地方では、「山の神」が宿ると敬われる三頭木(さんとうぼく)
十和田の「森の神」と呼ばれている大ブナほどでは無いが、十分気高く美しい
思わぬ場所で、思わぬ神様に会っちゃいました いいことありそう〜
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神のブナに出会ったルンルン気分も束の間、またもやアララです
難所の崩壊沢をなんとかクリアーして、尚も霧氷のトンネルを抜けてゆく
見た目は綺麗ですが、枝を引っ掛けるたびに霧氷が落ちてきて冷たいです
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物部線 鉄塔145番で小休止 春の日差しが暖かい
気温も上がり始め、碍子や電線に付いていた雪(氷)が風に飛ばされ落ちてくる
直撃されたら痛そうな雪の塊ですので、コーヒータイムものんびり出来ません
鉄塔から10分弱で峠に出て左折する 直進すれば峨蔵越方面 右の道が気になります
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青空に輝く霧氷を見上げながら広い道を下り、梯子を慎重に伝い林道に下り立つ
登山口側の滝は、春の雪を集め勢いよく落ちている
林道脇で食事休憩 この時期定番の、筍ご飯のおにぎりです
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早春の花の様子を見て、上の登山口(鉄塔登山口)へ
檜の植林帯に入った途端、急にくしゃみと鼻水が出だして止まらない
空気が何処か黄緑色を帯びている様に感じるのは気のせい?
程なく朝歩いた道と合流し、日差しが明るい中尾集落へ下り立った
赤星山の春はまだ浅く、人の気配を感じない静けさでしたが
後ひと月もすれば、頂上台地や稜線から桃色の笑みがこぼれ賑やかになるのでしょう
歩いた道 ホーム