昨日、5月2日は立春から数えて88日目の八十八夜
「八十八夜の別れ霜」とも言われるように気候が安定し、春から夏に変わる節目です
風薫る好季節と共にやってくるゴールデェンウィーク、何となくそわそわします
九州ならあまり渋滞にもかからないだろうと、予定を組んではみたんですが、4日に用事で没
さてさて、四国のお山がピンクに染まるこの時期、「何処へ行こうか」と頭を悩ませる
近い所なら、赤星山・豊受山・鋸山、東光森、三ツ森山・平家平・冠山、ツナクリ山・西山、獅子舞ノ鼻からチチ山・笹ヶ峰etc
あれこれ考えた末、昨年消化不良だった稲叢山に決定 のんびりアケボノを楽しんで、ブナの赤ちゃんを探がそう
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ゆっくり目に家を出て、8時半に稲村トンネル口駐車場着
1時間程で頂上に立てる山なので、駐車場には数台停められているだけ
苔生した登山道沿いに林立するブナ 残念がら、芽吹きには早かったみたいです
「ブナの赤ちゃんは居ないかなぁ」と、辺りをキョロキョロしながら歩きます
林床のあちらこちらで笑っている、ヒメミヤマスミレが可愛い
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崖の最上段に咲くアケボノを見つけ「ちょっと待ち寄って〜」と、登山道を逸れ危なげな崖下へ
足下が不安定な場所で見上げていたので、首が痛くなったそうです
登山道沿いのあちらこちらでアケボノが満開なので、なかなか進めません
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鉄塔を過ぎ、自然林やブナの原生林をトラバース気味に進めば、三叉路(ダム湖コース、洞窟コース、稲叢山)
やがて傾斜が急になり木の根の這う痩尾根をひと登りで、祠が祀られた稲叢山山頂(1506m)
残念ながら石鎚方面に雲がかかっていますが、大岩付近は良い雰囲気です
貸切の頂上で展望を楽しんだ後、東側の展望岩へ
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展望岩から、稲村調整池を見下ろす
未だたくさん蕾が有るので暫くは楽しめそう
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目も覚めるような鮮やかな濃桃色 見ているだけで優しい気持ちになるのは私だけでしょうか?
ピンクに囲まれていると、幾分若返ったような気分になるから不思議 (気の所為だとの声もするけれど・・・)
芽吹き間近のブナの縁取りが、より一層ピンク色を引き立てる
考えてみれば、自然の摂理のなんと上手く調和している事よと感心しきりです
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ひときわ威厳のある古木の幹回りを測ってみると、1m27cm 根元の直ぐ上から3本に分かれている
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大岩に咲くアケボノ色を心ゆくまで楽しんで下山していると
「アレー、
つーちゃん!」 木の根の這うシャクナゲ尾根でバッタリでした
ゆる歩きのお蔭で、会えましたね〜
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空気がすっきりしてきて、石鎚が見え出した 雪とアケボノ〜♪
途中、何度も止まったり、道を逸れたりと、忙しい事です
下山で一緒になった方も、「行きも帰りもほとんど同じ場所で写している」と苦笑されていた
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分岐から西門山方面へ少し進み、谷へ突き出た展望場で笹ヶ峰を眺める
南面笹原に雪が見えるけど、北側やもみじ谷は未だたくさん雪が残っているかもしれない
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コミヤマカタバミ マルバコンロンソウ
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芽吹きも始まっていないし、発芽は未だかなと諦めていたその時!
道の真ん中に淡い緑の双葉〜♪ 未だ開き切っていませんが、初々しい双葉に出会え満足満足です
分岐に座り込み、のんびりと紫煙を燻らせてから下り始める
途中、白ラブラドールを連れた爽やかなご夫妻と挨拶を交わして擦れ違う
「カメラ、忘れてますよ〜」と、わざわざ下りて来てくださった 本当にありがとうございます
最近は忘れ物症候群が頻発なんだから、気を付けてよ!(私も、人の事を言えんのですが・・・)
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