2014年05月04日 ”豊受山・鋸山”

ちょっと我が町自慢も・・・春花の名山お手軽山行



GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
承認番号 平18総使 第582号


グランパ単独行 (豊受山、鋸山、各々ピストンです)

登山口(6:00)〜(7:05)豊受山三角点〜(8:30)登山口
車で移動 鋸山登山口(8:50)〜カタクリ群生地〜(10:15)鋸山登山口


花付きの良い年は自宅からでも確認できる、おといこさん(豊受山)のアケボノツツジ

朝日に輝くアケボノ越に我が町を見ようと早朝家を出る

鋸山のカタクリとヤマザクラをセットに稜線縦走が良いのだけど、車道歩きが長くなるのでそれぞれピストンとする



豊岡町に下りる林道(たぶん通行止めだと思います)分岐を過ぎ、200m位の所に登山口がある

下から聞こえてくる6時のチャイムとともにスタート

法面を登ると、間もなく深い掘割の道になる 自然林に入ると右手に豊受山が見え隠れする

35分で交差点 左は鋸山 稜線の向こう側に富郷への道が続いている



鳥居を潜り、豊受神社の神域に入る

グランマが居たらフライパンを高らかに鳴らすだろうけど、今日は静かなもんです



早速、満開のアケボノ

アケボノ越しに眺めれば、パルプ・紙加工製造品出荷額日本一を誇る町・四国中央市のシンボルが煙を吐く

ちょっと地元PRでした 我が家が見えるかな〜?



豊受山のアケボノは、ほぼ同じ標高にあるのでいっせいに開花する

どれもこれも見頃を迎えている



豊受山山頂手前に鎮座する豊受神社

祠の側の風穴から名物「やまじ風」が吹き出すと伝えられ

毎年旧暦6月には小麦の団子、また新暦9月にはお米の団子を投げ込み

やまじ風の被害が無い様にと祈願する



神社裏手から稜線を三角点に向かっていたら様子がおかしい

赤星山への分岐点辺りが切り払われている 神社立て替えのためにヘリポートをつくるそうだ

ブナの株の年輪を数えてみたら、中心部分ははっきりしないが100くらいは確認できる

人手不足でやむを得ないとも思うが、100年以上のブナが何本も伐り倒されている姿を見るのは寂しい



豊受山頂上(ハイキングクラブの標識有)付近



頂上を越え、細尾根を三角点(1247.4m)に向かう

豊受山のアケボノは、三角点北が圧巻です



急坂を下り大きな石舞台付近はアケボノ、ヒカゲ、シャクナゲ(開花はもう少し先)の桃源郷

ただ足場が悪い



ヒカゲとアケボノ越の四国中央市街 贅沢なアングルです 西讃の山々も見えています



神社裏から大展望所の三度ガ崖へ

穏やかな燧灘に浮かぶはチップ船? はるか向こうに租谷や剣山系の山々が霞む

十分展望を楽しみ、三度ガ崖から転げるように30分で登山口に下りて来た

グランマへの土産のイタドリを採りながら、鋸山登山口へ車で移動



東予地方のカタクリといえば、数年前までは中七番のナスビ平だったが

鹿の食害とかで情報が無くなった ナスビに代わり最近売り出したのが鋸山

アクセスが楽で、ヤマザクラや豊受山のアケボノとセットで大ブレイク 翠波高原の菜の花が彩りを添える

ですが・・・・目玉の一つヤマザクラが元気が無い 

数本の枝先に僅かに花を付けているのみ まだ古木というほどではなかったのに

ヤマザクラは残念ですが、せめてカタクリが鹿に見つからないように祈るのみ


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