2014年05月10日  ”二 ッ 岳”

四国屈指の岩稜も、この時期だけは優しいピンク色〜♪


グランパ単独行

登山口(5:15)〜(6:10)峨蔵越〜(7:00)鯛ノ頭〜(7:40)頂上(8:15)〜(9:30)峨蔵越〜(10:25)登山口(5時間10分)



登山口一番乗り 鉄の階段を踏みしめ出発 12分ほど急坂を頑張ると枝尾根に出る

東面を沢、小尾根を拾いながら峨蔵越向けゆっくり高度を上げてゆく

芽吹いたばかりの自然林の空気を吸えば、余分に三年は長生き出来そう

右から鶴が羽を拡げてエールを送ってくれている



峨蔵越周辺や二ツ岳が朝日を受け赤く輝いている

峨蔵越で小休止し、気合を入れ岩稜に取り付く

二ツ岳は、「岳人憧れの峨々たる岩峰群」とか「四国屈指の岩稜が連なる」とか形容されるが

道ははっきりしており、要所には梯子やロープが設置され、手足を確実に使えば面白い歩きが出来ます

色が褪せ始めているアケボノを横目に、一際紅が鮮やかなミツバツツジ



赤星山を丸呑みしている桜鯛ならぬアケボノ鯛

「ここから先は命がけ(三島警察署)」の標識も、色褪せているが未だ健在です

ちょっと大袈裟な注意喚起ですが、気を引き締めて岩稜後半に入る

木の根の這う斜面を過ぎ、シンボル岩・槍の穂先横を抜けると、ほどなく頂上

昔みたいに槍の穂先に立てって? 一人でそんな阿呆なことようしません



二ッ岳頂上(1647m) 鯛ノ頭を過ぎた辺りからは蕾の木が多かったが、頂上標識後ろで一本だけ満開しているアケボノ

頂上南の展望場から4日前に登った東光森山を眺める この時期、銅山川を囲む山々はピンク色に染まります



「権現越、東赤石山方面 縦走路(難路)」の標識に従い、西へ足を延ばす

未だ蕾のアケボノの向こうに、二ツ岳のもう一つの尖がりピーク・イワカガミ岳

二ツ岳は岩の山のイメージですが、僅かながらブナ林が広がっている(峨蔵越付近にもあります)

大きいので1m70p位 せめて3m級はないかとうろうろしてみたが、こんな厳しい場所では期待薄でしょう



頂上に引返しのんびり下る 日が高くなるとアケボノピンクが鮮やかさを増して来た

気温が上がるとやっぱりナガイモノが日向ぼっこしている グランマーがいたら大声が土居の町まで響いただろう

右の谷には僅かな残雪 ピンクと残雪のコラボを狙うが思うようには写真に収まりません



ハサミ岩付近から振り返る ここのアケボノはこじんまりした木が多い

峨蔵越手前で今日初めて登山者に会う 関西からのお二人で昨日は石立山だったそうだ

朝は気付かなかったシャクナゲの花芽もぼつぼつ

峨蔵越から緑が勝り始めた登山道をゆっくり下っていると、kyoさんご夫妻にばったり 「お久し振りです」

3年続けて二ッ岳のアケボノツツジを見に来られているそうで、2年前は霧氷だったとか

登山記を見せて頂きましたが、足下にあんなに沢山の花があったんですね

上ばかり見ていて、気が付きませんでした

その後、単独の方、犬を連れたグループの方と擦れ違い、登山口に着いた

まだ10時半か 赤星山でヤマシャクヤクとシコクカッコ(ウ)ソウを見て帰ろ

 

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