グランパ単独行
登山口
(5:15)〜(6:10)峨蔵越
〜(7:00)鯛ノ頭
〜(7:40)頂上
(8:15)〜(9:30)峨蔵越
〜(10:25)登山口(5時間10分)
登山口一番乗り 鉄の階段を踏みしめ出発 12分ほど急坂を頑張ると枝尾根に出る
東面を沢、小尾根を拾いながら峨蔵越向けゆっくり高度を上げてゆく
芽吹いたばかりの自然林の空気を吸えば、余分に三年は長生き出来そう
右から鶴が羽を拡げてエールを送ってくれている
![](140510f02.jpg)
峨蔵越周辺や二ツ岳が朝日を受け赤く輝いている
峨蔵越で小休止し、気合を入れ岩稜に取り付く
二ツ岳は、「岳人憧れの峨々たる岩峰群」とか「四国屈指の岩稜が連なる」とか形容されるが
道ははっきりしており、要所には梯子やロープが設置され、手足を確実に使えば面白い歩きが出来ます
色が褪せ始めているアケボノを横目に、一際紅が鮮やかなミツバツツジ
![](140510f04.jpg)
赤星山を丸呑みしている桜鯛ならぬアケボノ鯛
「ここから先は命がけ(三島警察署)」の標識も、色褪せているが未だ健在です
ちょっと大袈裟な注意喚起ですが、気を引き締めて岩稜後半に入る
木の根の這う斜面を過ぎ、シンボル岩・槍の穂先横を抜けると、ほどなく頂上
昔みたいに槍の穂先に立てって? 一人でそんな阿呆なことようしません
![](140510f06.jpg)
二ッ岳頂上(1647m) 鯛ノ頭を過ぎた辺りからは蕾の木が多かったが、頂上標識後ろで一本だけ満開しているアケボノ
頂上南の展望場から4日前に登った東光森山を眺める この時期、銅山川を囲む山々はピンク色に染まります
![](140510f08.jpg)
「権現越、東赤石山方面 縦走路(難路)」の標識に従い、西へ足を延ばす
未だ蕾のアケボノの向こうに、二ツ岳のもう一つの尖がりピーク・イワカガミ岳
二ツ岳は岩の山のイメージですが、僅かながらブナ林が広がっている(峨蔵越付近にもあります)
大きいので1m70p位 せめて3m級はないかとうろうろしてみたが、こんな厳しい場所では期待薄でしょう
![](140510f10.jpg)
頂上に引返しのんびり下る 日が高くなるとアケボノピンクが鮮やかさを増して来た
気温が上がるとやっぱりナガイモノが日向ぼっこしている グランマーがいたら大声が土居の町まで響いただろう
右の谷には僅かな残雪 ピンクと残雪のコラボを狙うが思うようには写真に収まりません
![](140510f12.jpg)
ハサミ岩付近から振り返る ここのアケボノはこじんまりした木が多い
峨蔵越手前で今日初めて登山者に会う 関西からのお二人で昨日は石立山だったそうだ
朝は気付かなかったシャクナゲの花芽もぼつぼつ
峨蔵越から緑が勝り始めた登山道をゆっくり下っていると、kyoさんご夫妻にばったり 「お久し振りです」
3年続けて二ッ岳のアケボノツツジを見に来られているそうで、2年前は霧氷だったとか
登山記を見せて頂きましたが、足下にあんなに沢山の花があったんですね
上ばかり見ていて、気が付きませんでした
その後、単独の方、犬を連れたグループの方と擦れ違い、登山口に着いた
まだ10時半か 赤星山でヤマシャクヤクとシコクカッコ(ウ)ソウを見て帰ろ
歩いた道 ホーム