2014年07月06日 ”官兵衛を歩く T”

北はりま黒田庄・官兵衛ゆかりの地を歩く


GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
承認番号 平18総使 第582号


A 兵主神社 B 太閤腰掛岩(極楽寺) C 光福寺 D 蓬莱峠 E 荘厳寺 F 黒田城址 G 姥が懐(官兵衛生誕地)


北はりま田園空間博物館主催

「日本一長い散歩道を歩こう in 黒田庄 官兵衛ゆかりの地を訪ねて」に参加して

マスコットキャラクター「へそのかんちゃん」と一緒に、黒田庄を歩いて来ました

因みに、へそ日時計もあるという西脇市は「日本のへそ」の町

日本列島の中心、東経135度・北緯35度の交差点標柱が加古川河川敷に建てられ「日本のへそ公園」も整備されています



兵主神社(9:00)〜(12:00)荘厳寺(13:30)〜(14:00)黒田城址〜(15:05)JR本黒田駅(15:24)〜(15:28)黒田庄駅



JR黒田庄駅近くの兵主神社がスタート地点  総勢31名で、行程約9kmの長い散歩の始まりです

先ずは、三木合戦の折、秀吉が腰掛けて采配をふるった岩が残ると言う極楽寺へ向かう

お天気はあまりはっきりしないが、何とか昼過ぎまでは持ちそうな気配



極楽寺本堂裏の小高い所にある「太閤腰掛岩(たいこう こしかけいわ)」

この石の上で胡坐をかいて采配を振るっていたとか ちょっと腰掛けてみました



極楽寺から出発点の兵主神社(ひょうすじんじゃ)に引返し、説明を受けます
 
天正年間、三木合戦のおり、秀吉が官兵衛に代参させて戦勝を祈願をさせたという神社で県の重要文化財

天正時代当時の姿を彷彿させられる
重厚な茅葺拝殿に、官兵衛と光(てる)殿が仲良く立っていました

門前に、官兵衛が馬をつないだという松の巨木(官兵衛松)が残っていたけれど

残念ながら、昭和58年頃に松くい虫の害で枯れたそうです



親鸞上人の流れをくむ浄土真宗・亀谷山光福寺 梵鐘の鋳込みは、天正十年と書かれている

5つの穴は戦時中に 供出された際、材質を調べるために付けられたものだそうですが

梵鐘が四国に留まっている間に終戦になり、鉄砲の弾になるのを免れたとか



蓬莱峠  丹波から明石へ越す旧街道の峠道で牛車が行き交ったという

峠から下って来たところは、昔は湿地帯だったような  田圃が広がる中に整備されたせせらぎ遊歩道

梅雨時には、蛍も見られるそうです



  白雉三年(652)、法道仙人の開基、中興は慶長年間の徳禅上人と伝えられる、荘林山荘厳寺(しょうごんじ)

播磨黒田氏の起源と歴史を示す「荘厳寺本黒田家系図」が残る

「播磨国多可郡黒田庄、黒田城主・播磨黒田氏は赤松円光を元祖とする赤松庶流の一族で

観応3年(1351)3月11日、円光の子・七郎重光(しげみつ)がこの黒田城に移ってきて黒田姓を名のり

播磨黒田氏の氏祖・初代となって以来九代、二百数十年にわたり、黒田城に存続

八代城主・黒田下野守重隆(しげたか)の次男・孝隆(よしたか)が姫路城主・小寺美濃守職隆(もとたか)の猶子となり

小寺官兵衛(こでら・かんびょうえ)を名のって、小寺家を嗣いだそうです」

この小寺官兵衛が、今年の大河ドラマの主役・黒田官兵衛(如水、1546〜1604)


今、 歴史研究家に史料的価値を評価され、播磨黒田氏系図の研究がすすんでいるそうです

11月16日には、手作りの鎧兜を付け甲冑行列も行うとか「紅葉が綺麗なので是非また来てください」と

荘厳寺持仏堂で、北播磨黒田官兵衛生誕地の会・会長の森脇さんが熱く語ってくださいました



  杉木立の苔生した参道は、観音菩薩の慈悲の光につつまれる癒しの真言パワースポット

登り切った所に、荘厳寺本堂と多宝塔がある(本堂は、屋根の吹き替え中で見られませんでした)

多宝塔は、 鎌倉時代建立、正徳元年(1711)に再建されたもので、県の重要文化財

紅葉の時期にはさぞやと思われる、古雅で優美な姿です
 


荘厳寺の北の山が、黒田城址(くろだじょうし)

播磨黒田氏代々の居城・ 黒田城は中世・戦国時代の山城で、背後の天狗山山稜のあちこちに曲輪跡が残っている

最後の城主は、九代黒田治隆(官兵衛の兄)  合戦により播磨黒田氏は滅亡したが

姫路城主・小寺職隆の猶子となった弟・孝隆(官兵衛)により、血脈は受け継がれる



黒田城址から少し下った所が、黒田官兵衛生誕地の石碑が建つ「 姥が懐(うばがふところ) 」

此処「姥が懐」が城主の屋敷跡だと
、江戸時代より言い伝えられて来たそうだ

とすると、幼い官兵衛もトンボをとって遊んだかもしれない




「姥が懐」から県道に下り立ったところに、古くからの稲荷社が祀られており、急坂だけど此方からも黒田城址に行ける

  県道に建つ「黒田官兵衛誕生地」の石碑が新しい

側の駐車場には大型バスやマイクロバスが停まり、見学の人が黒田城址に向かっている

大河ドラマ「軍師 官兵衛」の盛り上がりとともに、 これから益々賑わうだろう

JR加古川線の本黒田駅で、へそのかんちゃんに「ようこそ」と迎えられ、電車で黒田庄駅へ帰ってきた

本降りになった雨の中、「道の駅・北はりまエコミュージアム」でお土産を買って黒田の里を後にした

ご案内頂いたボランティアの皆さん、ありがとうございました

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