2014年09月23日  ”石鎚山”

四国の秋山はここから 今年の紅葉はいい予感〜♪


土小屋(6:15)〜(7:40)二ノ鎖元〜(8:00)弥山〜天狗岳・南尖峰〜弥山(9:40)〜(11:25)土小屋
                                               (5時間10分)


「キィー、キィー キチキチキチ」 好く晴れた朝、甲高い鳴き声が庭中に響き渡る

桜にとまって辺りを見回しているのは、百舌鳥

〜♪〜呼んでる口笛 もずの声♪ ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋 み〜つけた♪

と、口ずさみながらその様子を眺めるのも楽しい

百舌鳥は秋から冬にかけて1羽だけで縄張を持ち、進入してくるものがあれば威嚇、攻撃する乱暴者です

「モズの高啼七十五日」といい、モズの高鳴きを初めて聞いてから75日目に霜が降りだすとして

農作業の目安としている地域もあるそうですが、我が家では紅葉への誘い 

晴天の本日、グランパが石鎚の色付き具合を見に行って来ました



瓶林で夜が明け始める いい天気です 土小屋ロータリー広場はほぼ満杯 他県ナンバーが多い

モルゲンロートを楽しみ、歩き始める  第一のベンチを過ぎ振り返れば尾花が光っている

道沿いにリンドウがたくさんあるが、まだ目を覚ましていない 帰りにゆっくり見よう



矢筈岩は、この程度                ルンゼにはまだ夏が残っている



登山道にかぶさってくる北壁も、まだ火照ってないなぁ



二ノ鎖元では、トイレ休憩所新築工事中

薄っすら色付いた三ノ鎖を見上げれば、オクサリをかける人が・・・



登山者を待つ天狗岳  全体的に色がまだ重い

見頃は例年10月上旬ですが、今年は少し早い様な気がします・・・・さてどうでしょう?

東稜下降点まで足を延ばす



天狗稜線をゆく                       天狗岳頂上(1982m)



南尖峰 西日本一の山に炎が下りて来た 全焼へカウントダウン態勢です



今日の一本 一際鮮やかなドウダンツツジ♪

東稜を見下ろす 今日は登山者の姿は見えないが、そのうち数珠繋ぎになんだろう



弥山に引返していると、ドウダンツツジと競うようにコメツツジもいい色になってきている

ひっきりなしにヘリが資材を運んでくるけど、土小屋までほんの2分だそうだ



イシヅチザクラの後ろに西へ続く石鎚山系主稜線 精悍な山が並ぶ

弥山は相変わらず静かです まだ9時半ですので、これからでしょう



 青空に、飛行機雲が一際白い 木々はまだ緑が勝るけど、秋ですねぇ♪

中学生の団体60人と擦れ違ったが、他は個人かグループのみで登山ツアーの団体さんは見かけなかった

10月に入れば挨拶するのにも疲れるほど賑やかになるのだろう



日が高くなり目覚めたリンドウ二種  ブナの黄葉はまだまだです

土小屋まで下山すると、スカイライン横の駐車場には車が増えていた



山荘しらさ付近より眺める石鎚 秋風が心地よい

モズに誘われ一足先にお邪魔した石鎚に間もなく秋が訪れ、華やかな錦絵が繰り広げられる

久し振りの瓶林、何度も途中下車し秋を探しながら帰宅した

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