2014年10月11日  ”寒風山”

紅葉と大展望 ファミリーで楽しめる四国山岳入門の山



寒風茶屋(7:55)〜(8:35)桑瀬峠〜(9:40)南西尾根〜頂上(10:05)〜南西尾根(10:30)〜(11:45)寒風茶屋
                                                           (3時間50分)

「ブツ、ブツ、ブツ・・・・」 運転しながら、グランパが怒っている

信号で、2台分位空けて停車し、ジビジビと前に詰めだす車

内抜きされても依然追い越し車線をのんびり走ったり、坂やトンネルでスピードが落ちる車等々

走っていてイライラすることが、最近とみに増えたようです 

歳とともに些細なことに怒りっぽくなったんじゃないのと思うんですが・・・・・

「枯葉マーク」(今は四つ葉のクローバーですが)をつけ紅葉見物に行く日もそう遠くないんだし、

明日は我が身と思って抑えて抑えて そんな事より、お山の錦秋が待っている〜♪

今日もお手軽山行、久し振りの寒風山で〜す



すぐ前を走っていたのは、「アレー! ストーンリバーさん お久し振りです」

寒風山と思いきや、西黒森山周辺の登山道が整備されたので歩いてみるそうだ

今日も空荷でのんびり紅葉見物です 「いつまで荷物持たすんじゃ、ブツ、ブツ、」と後ろから声が聞こえたような

桑瀬峠(1451m)で先行されたお二人が休まれている お一人は、入れ違いに伊予富士方面へ向かわれた

稜線の風は少し冷たいが、汗もかかず、快適に笹斜面を上る

北側が開けた所から眺める西壁 紅葉に圧倒される斜面ですが、色は? う〜ん 微妙



ギザギザ頭の伊予富士(1756.2m)を背景に ドウダンツツジとアケボノツツジ

振り返って、黄葉の始まったブナの向こうに稲叢山(1506.3m)



主稜から派生した南西尾根を見上げると、鮮やかなカエデが目につきます 頂上に立つ前に南西尾根散歩

日差しの問題だけでもないようです、不完全燃焼気味のドウダンツツジ

燻ぶったままで終わってしまうのか、もう一段冷え込めば炎がたつのか?

900hpだったスーパー台風が、勢力が衰えたとはいえ 明日から影響がありそうです

紅葉も気になるが、大きな被害が無ければいいんだけど

寒風山といえばFalconさん この辺りで会いそうなんですが 裏寒風に下りているのかな?



歩いてきた主稜線を見下ろす 右奥に桑瀬峠が見え、さらに稜線は伊予富士へと続いている

全く余談ですが、運転といえば、車のマイナンバー(希望ナンバー)を見るのが面白い

1982は山が好きな人、1091は釣りが好きな人と想像でき、1122や1188は微笑ましい

ところで、8823は? 「ハチハチニイサン〜♪ 謎の人〜♪」と、グランパが口ずさみ出した

そんな歌あるの?と思ってる方も居るでしょうが・・・あるんです

1960年に放送された「海底人8823」(かいていじんはやぶさ)の主題歌です

8823のナンバーをとった、おそらく団塊世代より上のオーナーも

ブツブツ言いながら運転しているんだろうと、思ってみたりすると楽しくなってくる

 

静かな寒風山頂上(1763m) 西に、先週お邪魔した瓶ヶ森 手前に西黒森山

ストーンリバーさん 今どの辺りを歩いているかな?

東には、笹ヶ峰(1859.6m)、チチ山(1855m)へとダイナミックな稜線が延びている 久しく歩いてないなぁ

視程は十分 祖谷や剣山系もはっきり見える



高曇りだった空から日が差してきたので、再び南西尾根へ

雲海の向こうに青空も出始めている〜♪ 

下りでぼつぼつ登山者さんとすれ違うが、お父さん、お母さんに連れられた小さなお子さんも頑張っている

それでも思っていたほどの賑わいじゃないけど、みなさん石鎚かな?

4時間弱で寒風茶屋に下りて来た 今日はなんとなく彩度に乏しい紅散歩でした

帰路、国道に下る左カーブで山側近くを走って来た車が出会い頭に固まった

「山道のカーブはもっと左を走らにゃ 左にようけスペースあるやろ ブツ、ブツ」

あらら、また始まっちゃった 気にしない、気にしない


時間も早いので豊浜の「ちょうさ祭り」へ

20数台のちょうさが織りなす豪華絢爛な錦絵に酔いました

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