2014年10月30日  ”大森山・佐々連尾山”

四国山脈のど真ん中 予土国境に広がるブナの楽園を歩く




駐車地点A(6:30)〜中川峠〜(6:55)あすなろ峠B〜(8:00)林道終点C〜(8:25)大森山
(9:05)佐々連尾山(9:20)〜(10:30)あすなろ峠〜(10:55)駐車地点A  (4時間25分)



Aから登山道(破線)を歩いて(ログがおかしいです)〜中川峠〜Bあすなろ峠 BからC(終点)まで林道歩き

大森山、佐々連山のピークを踏み、ブナ林散策し、林道を歩いてAに帰った グランパ単独行です


9月27日に、中川峠〜佐々連尾山を歩いた時、北面のブナ林が素晴らしく

紅葉の時期にもう一度と思っていたのと、林道が何処まで続いているのかも気になっていたそうです



県道分岐(ログD地点)から4.6km走って登山口(ログA地点)  坂瀬林道の路面は大分悪くなっていた

林道は右へ続いているがゲートがある ここまで林道を歩いて帰ってくる予定です

南面ですが、曇っているのでまだ薄暗い

ススキを掻き分け登山道に入る 古道の雰囲気を残す苔生した石畳



15分で林道に出会い、すぐ三界地蔵が佇む中川峠に出る

峠北に広がるブナの森は既に冬支度  思い描く紅葉のタイミングに出会うのは難しい



スズタケを掻き分け、1244mpを踏み、誰が名付けたか素敵な名前のあすなろ峠(ログB地点)に出る 

登山道は尾根に延びているが、ここからは林道を歩く

北東に位置する新宮方面には、雲海が広がっている



日が差してないので紅葉が輝かないのもあるけど、ブナの色付き具合が今一みたい

風で傷んだのかもしれない

右奥に、峨蔵の山々や赤石山系が見え出した 林道の先で時折鹿が不機嫌そうに走り去る



B地点から1時間ちょっとで林道終点(ログC地点) どこに繋げる予定なんだろうか?

取り付き易い法面を探し、稜線を目指す 樹林帯を抜けるとだだっ広い草地に出た



草地を進むと見覚えがある大ブナ三姉妹 昨年11月23日以来の再会です

左に振って、小高い所を駆け上がると大森山(1433m)頂上 樹間に佐々連尾山が見えている



西に、二ツ岳、エビラ山、東赤石山や、笹ケ峰等石鎚山系の展望が広がる

大森山を後に稜線を佐々連尾山に向かう  北に、翠波峰や、燧灘に浮かぶ伊吹島も薄っすら見える



低木や笹の茂る稜線を小さなアップダウンをこなしながら東に進む ドウダンツツジが一際鮮やかです

南に、奥工石山、白髪山など汗見川沿いの山々 汗見川渓谷を紅葉が染めるのはもう少し先でしょう 



中間点の岩場から、大森山を振り返る 南面と北面では植生が異なるみたいです

佐々連尾山(1404.2m)でソロの方に会う 今日は誰にも会わないと思っていたので(お互い)びっくりです 

徳島県からの方で、今日で「四国百名山完登」だそうです おめでとうございます



大森山へ引き返す男性を見送り、尚も稜線を東へ進む

稜線を少し外しブナ林散策 3.9mのブナですが、主幹は折れ、根元は空洞になり始めている

ナースログ(看護する木)になる日も近いようです



稜線に復帰し、笹原を進む 左に先程歩いた林道が見える

1392mp手前の鞍部から再びブナ林へ この辺りのブナは見事です ブナ林を斜めに下りて林道へ

ここから駐車地点まで紅葉を楽しみながら林道を歩きます



林道から中川峠を振り返る エンジン音が聞こえると思ったら林野庁の車が3台上って来た

林道分岐を右に取り、駐車地点に帰って来た

中川峠西のブナ林を歩いてみたら、今度は東の三ツ足山方面が気にかかる

藪道の様なので多分単独行になるだろうが、芽吹きの頃にでも歩いてみよう


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