2014年11月03日  ”砥石権現・鹿舞ダキ”

稜線はもう晩秋の佇まい 北風を受けながら落葉の絨毯を歩く



GPSトラックログ (カシミールソフト使用)  (濃い赤は手書きです)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
承認番号 平18総使 第582号


岳人の森P(7:55)〜(9:05)分岐〜(9:20)砥石権現〜(9:35)鹿舞ダキ〜(10:40)土須峠〜(11:45)岳人の森P(3時間50分)



岳人の森を過ぎると、正面に登頂意欲をかりたてる切り立った山が視界に入ってくる 

山名が少しばかり気になる山・鹿舞ダキ(山)です

昨年、西にあるファガスの森から縦走したが、岳人の森からダイレクトに登る道があるらしい

今日は、砥石新道から砥石権現、引返して鹿舞ダキのピークを踏み、主稜線を辿って土須峠へと歩きます



岳人の森のレストハウス・観月茶屋で入園料500円を支払い、直ぐ上にあるオートキャンプ場に駐車

広いキャンプ場にテントが一張 昨夜は風が強く、寒かったそうだ

車道を少し歩いて登山口 「砥石新道(山頂へ1時間20分)、2001年10月に独力で完成させたルート」の説明板がある



ヒメシャラが目立つ明るい自然林の中のジグザグ道を25分程で、はっきりした尾根に乗る

「マンサク自生地」、「栃山」の表示板を過ぎ、「カモシカのガレ場」



尾根道の紅葉は既に終盤 この風では仕方がない

晩秋の林に不釣り合いなほど緑緑したシャクナゲ おそらく今年は大爆発だったんだろう



「カタクリ自生地」を過ぎ、「神山の集落と鮎喰川」の遠望地 ちょっとザックを下ろしましょう

歩き始めて1時間10分で主稜線に出た 左が鹿舞ダキ まず右の砥石権現に向かう



鞍部の「お休み台」からは北側の大展望が広がる

アケボノツツジ群生地の岩場から南を見れば、釜ヶ谷(鹿舞と関係があるのかな?)の渓谷と西三子山



ブナなどの落葉が敷き詰められた坂道を登って、砥石権現頂上(1374.9m)

引返し、砥石新道分れからすぐ鹿舞ダキ(1330m) 森の妖精が迎えてくれる



小休止し土須峠に向かう ブナ林の先に厳しい下りが待っている

末広がりの急斜面をテープを辿り、鞍部に下り立つ ここから何個かコブを拾いながら尾根を進む

前方こんもりしたコブ(1113m)の向こうに雲早山が見える



ルート唯一の岩場は左を巻く 明るい尾根道をルンルン気分で歩くが思ったより距離が長い

左の樹間に、岳人の森の建物が見え隠れする



送電鉄塔が建つコブから、歩いてきた稜線を振り返る 山腹にR193も見える

おにぎり頭の鹿舞ダキから右に流れ落ちる稜線の先が岳人の森



左にはっきりした道が延びている 鉄塔巡視路かな? 後から地図を見たら、神通滝の駐車場に下りる道みたいです

この辺りからスーパー林道に下りられそうだけど、法面が不安なので真っ直ぐ進む

大きなコブ(1100m)を越え下って行くと、紅葉の間に林道が見え出した



表示板がある峠に下り立つ  此処からはのんびり紅葉を楽しみながら林道歩き

振り返れば、紅葉の並木道奥のヘアピンカーブが土須峠



見頃の紅葉を楽しみながら歩いていると、今日初めて登山者に会う

スーパー林道入口のゲート前で、マウンテンバイカーが数人休んでいる

風が吹き抜ける雲早隧道を通り、氷生ケ滝も見、行き交う車を避けながら駐車場に帰って来た

今日は、期待していたブナの紅葉はほぼ終わっていたが、

予想以上の天気に、新鮮な道を歩け気持ちはモミジ色〜♪


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