2014年11月15日  ”寒風山〜笹ヶ峰”

冬山への誘い、霧氷に飾られた四国屈指の展望稜線を歩く




寒風茶屋駐車場(6:50)〜(7:35)桑瀬峠〜(8:50)寒風山〜(10:15)笹ヶ峰(10:30)
(10:55)大ブナ〜(11:30)林道〜(12:30)寒風茶屋駐車場       (5時間40分)

ログが林道に下り立つ手前で電池切れ、1151mpを西に少し振った所が林道登山口です


霧氷の季節になってきた

今日はグランパ単独で、手軽に霧氷が楽しめる寒風山〜笹ヶ峰へ

寒風茶屋駐車場には、4台(だったかな?)停まっている 背中に朝日を受けながら落葉道を登ります



桑瀬峠で、伊予富士方向から単独の方が下りて来た

こんなに早い時間、ひょっとして?と声をかけたらやっぱりFalconさん!

綺麗な朝焼けだったのかな〜? これから安居渓谷へ足を延ばされるそうです 

朝日に輝く霧氷や、水面に映える紅葉等々、見させて頂くのが楽しみ〜♪

桑瀬峠を後に、寒風山を目指す 振り返れば伊予富士の頭をかすめて雲が飛んでいる



霧氷は1600m位から上だなぁ スケールは小さいけど、今季初霧氷です♪

冬枯れのブナ林をきょろきょろしながら登っていると、単独の女性が追い付いてきた

彼女とは笹ヶ峰手前ですれ違いました 早やっ!



笹斜面に出て振り返る 日が当たったらすぐに溶け落ちてしまいそうな柔らかな霧氷です

裏寒風への下り口付近に寄り道 冷たい風がまともに吹き付ける

「おー、寒い!」 まだ身体が冬山モードになっていないので堪えます



ひと月ほど前は真っ赤だった北斜面は、今日は真っ白です

山の季節は色とともに変化する



誰も居ない寒風山(1763m)頂上 ガスの合間に瓶ヶ森をパチリ

笹ヶ峰に着く頃にはピーカンよと、笹に向かう この道は久しぶりです 刈り払われ歩き易い 



「止」印手前を右に下りる         氷柱もこんなに育って・・・寒い筈です



大展望の稜線歩きとまではいきませんが、時折笹の頂上が見えるので良しとしましょう

帰りは笹の南尾根を下る予定です なだらかそうに見えますが、なんのなんの



霧氷越しに寒風山を振り返る

1740mpを過ぎると、稜線から分かれ北面をトラバースする 此処はいちだんと風が強くて寒い



丸山荘からの道に合流、沓掛山の右奥に新居浜の市街が見える

 笹頂上はすぐそこ、コメツツジの垣根の掘割道を行く



笹ヶ峰(1859.6m) 誰も居ません

暫くすると北側からだという単独の方が到着し、霧氷に感動されていた

何かと話題になっている赤サンゴに劣らず、白いサンゴも綺麗です



チチ山が薄っすら見え隠れする こういう雲は案外退きにくい

もう下りよう (グランマ注 もう少しゆっくりしてお弁当でも食べたら良いのに、諦めが早過ぎ)

南尾根コースは 急斜面に最短距離で道が付けられているので、転げるように下りてゆく

笹が深い所は、摺り足で道を探す 多少ブレがあっても基本的には道は直線です



冬支度の整った大ブナの森  白い季節が訪れるのも間もなくです

スズタケの急斜面に、以前は無かったごついロープが設置されている



頂上から丁度1時間で登山口 白い車の横にもう一台停まっていた

ここからは林道歩き 滝付近の紅葉は既に終わっている



林道沿いは、秋の名残はあるものの初冬の佇まい カラマツの向こうに笹ヶ峰とチチ山 

今、頂上に立っていればなぁ いや、もう霧氷は大分落ちとるだろうと自分を納得させる

林道歩き1時間で、車がいっぱいの寒風茶屋駐車場に帰って来た

間もなく冬山シーズン 手軽に雪山を楽しめる寒風山は年中登山者が絶えません

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