2014年12月23日  ”中蓮寺峰・若狭峰”

金の鶏が鳴くと言う阿讃国境尾根道を歩く



GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
承認番号 平18総使 第582号



登山口(9:10)〜(9:45)もみじ橋〜(10:25)中蓮寺峰(10:35)〜(11:05)若狭峰〜(11:15)鉄塔(11:30)
(12:05)中蓮寺峰(12:20)〜(12:45)もみじ橋〜(13:10)登山口                (4時間)


ちょっと気になるネーミングの中蓮寺峰 (尾根の南側にあった中蓮寺というお堂の名に因むみたいです)

もう10年余り前(日記を見たら平成14年11月)、友人夫妻やELTのKちゃんと一緒に

「I’m tired from steps」と言いながら、延々と続く木段道を歩いたことくらいしか覚えていない

今日は
、のんびり阿讃国境尾根道歩き  昨夜の雪はどのくらい積んでいるかしらん?



広域基幹林道五郷財田線沿いの登山口 手前の広い路肩に駐車して林道を出発

逆瀬池〜中蓮寺峰〜若狭峰〜猪ノ鼻峠13.3kmは、四国のみち「中蓮寺峰野鳥のみち」に指定されており

登山口から中蓮寺峰までは約2.7km、高低差500mです

最近雨や雪が多いからか、冬にしては珍しく谷の水量が多い



林道を30分余り歩いて、登山口から1.8kmのもみじ橋

もみじ橋からは植林帯の中につけられた木段道が、頂上まで延々と続く



ベンチや東屋がある展望広場の裏に中蓮寺峰三角点(755.9m)がある

広場に立つ説明板によると 中蓮寺の峰には金の鶏がすんでいて、鳴き声を聞いた者には幸福が巡ってくるそうです

小休止後、若狭峰(1.7km)へ向け稜線につけられた林道をゆく

耳を澄ますが、鶏どころか野鳥の声すら聞こえない



六地蔵越から雲辺寺山方面への縦走コースが西に分かれている どんな道か気になります

ハングライダーフライト場から讃岐平野を見る コース中数少ない展望場です 



道が二手に分かれる 右へ下りて行けば、池田町下野呂内(5km)

左が、若狭峰、猪鼻峠へ続く道 説明板を読んでから、若狭峰に向けて歩き出す

阿讃の峠道・中蓮寺越えの道の説明板には

この道は阿波と讃岐の交易の道であり、博打うちが行き来した道でもあると書かれていた



中蓮寺峰から林道歩き約30分、野鳥解説板の後ろのコブを登って三角点へ

ほんの数分で若狭峰三角点(点名「湿保谷」 786.8m)

林道を右進めば電波塔、左に下ると5km弱で猪鼻峠です



三角点から適当に下って道に復帰、電波塔へ

金網が張り巡らされた塔の周りをウロウロして南の展望を探すが、モヤッとしてすっきりしない

ちょっと早いけどお昼にしましょう デザートは、お手製の干柿 「ウ〜ン、甘い!」

お腹もいっぱいになって中蓮寺峰の東屋まで帰ってきたのに、またまたぜんざい休憩 「ウ〜ン、甘い」



金の鶏はどんな声で鳴くの? 卵の色は? など、いろいろ想像しながら林道を歩き登山口に帰って来た

帰路振り返れば、香川用水記念公園の向こうにどっしりと中蓮寺峰が聳えている

「金の鶏の声が聞きたかったら、もっと早起きしておいで」、と言ってるような・・・・

下山後は、お決まりコース「うどん」 当分讃岐里山巡りが続きます


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