2015年01月25日  ” 腕 山 ”

カラフルなウェアで賑わうスキー場を抜け、静寂の森で雪遊び


GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
承認番号 平18総使 第582号

センターハウス(9:00)〜(9:15)登山口〜(10:45)腕山(12:05)〜(12:55)登山口〜(13:05)センターハウス(4時間05分)


大寒もあまり冷え込まず、寒中にしては過ごし易い日が続いている

年末に出された予報では、四国は平年に比べると暖かい日が多く春の訪れが早いそうだ

そういえば、早くもスプリングエフェメラルの話題が・・・今年の雪山シーズンは短いのかな?

今週も、最高の雪山日和〜♪ 頭の隅には真っ白に輝くお山もチラチラするけれど

土曜日は、ひめぎんホールで行われた「愛顏 感動ものがたり」 朗読・音楽&トークショーへ

「愛顏」とは、「愛」と「笑顔」が結ばれて生まれた言葉

中村時広愛媛県知事が、愛顏(えがお)あふれる愛媛県を目指そうと考えたのだそうです

全国から応募のあった「感動の体験エピソード」優秀作品を女優の紺野美沙子さんや新井満さんが朗読

中村知事や新井満さんの感動ものがたりも披露され、笑いと涙の連続でした

フィナーレは「この街で」を合唱 心晴れやかに会場を後にしました

さて、日曜日のお山は何処にする? やっぱり、雪かな〜



自宅から1時間余、井川スキー場のゲートを潜る 此処は、昭和2年、四国で最初に出来たスキー場

今日は仙ちゃんと3人で、童心に返って雪遊びです

駐車場からセンターハウス前へ向かう路面は、ガリガリに凍っている

さぁ、ナデシココース(初級者コース)を歩いて登山口に向かいます 邪魔にならないように、端のネット沿いを行く



駐車場は、早くもいっぱい (朝は空っぽだったゲート手前の広場も、帰りには満車状態でした)

登山口の標識は雪に隠れていたが、突き当りのコースコ−ナーから登山道に入る

一昨日の雨はお山に雪を降らしたようだ 凍った上にサラサラの新雪がのって快適な登山道



スノーシューを履いた仙ちゃんが先頭をゆく

左に道が続いているようだけど、此処は右の桧林に入って行く



掘割の道を緩やかに登る 駐車場から頂上までの標高差は230m 登山というほどではありません

尾根に出るとすらっとしたカラマツ林 黄葉時期はキラキラ輝いて見事だろう

左に、葉っぱを落とした木々越に矢筈山や烏帽子山を見ながら尾根を進む  夏場は退屈な道でしょう

雪は深いが、道は僅かに沈んでいて何となく分かる 仙ちゃんは時々我が道を行く



正面にピークが見え出し、鞍部まで緩やかに下って登り返す

登山の雰囲気になって来たと思ったのも束の間 「たぶん、あそこが頂上よ」 

左に腕山牧場へ続く道、往時は井川と祖谷を結ぶ峠道だったようだ

10年以上前に登った事があるけど、全然記憶に無い

帰ってから日記を見ると、平成11年12月でした 

つい最近の事もよく忘れるのに、15年も前の事を覚えている筈がありません



頂上北斜面のブナが輝いている

近付いてみると幹はかなり傷んでいるが、年老いて尚しっかりと大地に立つ

昔はたくさんあったブナ林も伐採されたそうで、今は僅かしか残っていない

春を思わす日差しを浴び、カラカラと音をたてて霧氷が落ちてくる

ブナから一登りで腕山頂上(1333.1m) スキー場への道を示す標識が雪の中から覗いている

山頂標識や三角点がどこかにあるんだけど・・・この雪を掘って探すのは無理でしょう



大展望とまでは言えないが、南東に烏帽子山や寒峰 南西に中津山や国見山が見える

他の山から腕山を特定したことは無い 「四国百山」ですが、山名から受けるイメージとは異なり地味な山です



雪の深さが分かりますか? 1m以上有りそうです

頂上直下でお会いしたお二人と話ししていたら、何と同じ四国中央市の方!

みんなで仲良くランチです♪



北東に日ノ丸山や風呂塔  日ノ丸山のずーと向こうに阿讃山脈の雄・尖がり頭の大川山

後は、あまり展望も無いので、無線を飛ばしたり、世間話をしながらのんびり下ります

最後は、気持ち良さそうに滑るスキーヤーにつられシリセードで〜す



センターハウス前広場はカラフルウェアが行き交ってます まぁ、よちよち歩きの小さな子まで!

2月1日(日)は、第28回ふれあい雪まつりが開催されるとか、今日みたいなお天気だと良いですね

二人は、「スキー場といえば、カレーライス!」と、センターハウス2階のレストランへ

 あらあら、山頂で食べたばかりじゃないですか! 

お腹もいっぱいになり、窓越しにゲレンデを眺め帰路に着きました

歩いた道  ホーム