2015年03月22日  ”秋葉山”

南国土佐の桜紀行、火伏の神の山で燃える山桜


GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
承認番号 平18総使 第582号る)


西川公民館(10:15)〜岩鍋コース〜(11:20)秋葉山(秋葉神社)(11:25)〜中西川コース〜
(12:00)秋葉の山桜〜(12:15)中西川登山口〜西川花公園〜(13:30)西川公民館  (3時間15分)


今年の開花宣言は21日、鹿児島、熊本、名古屋が仲良く一番乗り

ソメイヨシノに先駆けて咲くヤマザクラの便りもチラホラ届き出しました〜♪

6年前、大栃から赤岡まで30kmの塩の道を歩いた時、香南市香我美町で

火伏の神様を祭る秋葉山に咲くヤマザクラの案内を見て気になりながらも、余力が無く素通り

確か、看板に20日頃が見頃と書いていたような・・・思い出したら、矢も楯もたまらず行って来ました


先ずは秋葉神社にお参りして、桜の下で花見弁当を広げようと周回です

岩鍋、中西川両コースとも、要所に道標が設置され、登山道もよく整備されていました



西川公民館(西川地区集落活動センター)に車を停め歩き始める

「あぐりのさと」で買ったお寿司をザックに詰め、県道と分れ岩鍋集落の車道を進む

入口に、「秋葉山岩鍋登山口 山頂まで1時間10分」の道標と、

そのすぐ横に「大正4年、秋葉神社是より18丁」と刻まれた石碑がある

正面の尖がり秋葉山を目指し、どんどん奥に入って行く 登山口から10分で舗装が切れ、右の登山道に入る



直ぐ尾根に出て、歴史を感じる掘割道を一本調子で登って行く 

桜見物とのんびり構えていたのに、かなりきつい

汗ビッショリになって、林道を横切る 振り返れば木々越しに太平洋が見える



復路に使う中西川コース(右)との分岐点

石段を登ると秋葉神社 静岡県にある火伏の神である秋葉山本宮秋葉神社の分社だそうです



神社の右奥に三角点(489.9m) 周りは木々に遮られ展望は無い

分岐点まで引返し中西川コースへ入る  林道三叉路に出て真っ直ぐ進む



再度、林道三叉路を右にとり終点から下山道に入る 岩鍋コースより勾配が緩やかで歩き易い



分岐から10分足らずで緑の空間を抜けると、山桜が数本目に飛び込んで来た 華やか〜♪

「秋葉(山)の山桜」(樹齢200年)と呼ばれる古木で、満開に近い木や2〜3部咲きの木など、まだ暫く楽しめそうです



整然と積まれた石垣が残っている 住居跡にしてはちょっと狭いかな、棚田かも?

石が灰色っぽいけど・・・近くには龍河洞もあるし、たぶん石灰岩だわ

歩き始めて丁度2時間、山桜から10は分余で中西川登山口に下りて来た

県道沿いに「塩の道 塞の神塔(さいのしんとう)・秋葉山入口」と書かれた看板と、山桜の案内看板がある

駐車地点はすぐそこですが、西川花祭りの幟に誘われて花公園へ



公園手前に「塩の道」の指標 この公園に7個目のスタンプポイント中西川馬頭観音堂がある 

ここから赤岡までの約10kmの舗装路歩きが特に長く感じたけど、もう一度歩けと言われてもよう歩きません

花公園は裾から中腹まで菜の花が満開  あと数日で黄色い絨毯の上に桜や桃が咲き桃源郷になるでしょう



あぐりの里のお寿司と、出店で買ったおでんでお花見〜♪

それにしても今日はポカポカ陽気 日差しが元気を取り戻し春が駆け足でやってきた

高知市内に向け走っていると、前を走る軽トラに高く積まれているのは稲の苗

えっ、もう田植? 土佐の野山には太陽と黒潮の恵みがいっぱいです

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