2015年12月26日 ”大川山”


GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
承認番号 平18総使 第582号る




柞野登山口駐車場(8:10)〜(9:15)展望台(中寺廃寺跡)〜(1010)阿讃縦走路〜(10:50)大川山(11:55)
(12:45)縦走路〜(13:15)中寺廃寺跡(13:25)〜(14:10)柞野登山口駐車場          (6時間)


高いお山は霧氷だろうなぁと、少し気になりますが

2週間前、予定変更でパスしてしまった大川山・柞野(くにぎの)ルート

 今年の内にと思い、歩いてきました



国道438を走り、天川神社の手前(北)で右に入る 柞野川沿いの狭い道を5分走ると、柞野集落に着く

車道脇に、「中寺廃寺跡(なかでらはいじあと)登り口 柞野道」の案内板

すぐ手前を左に下った突き当りの広い駐車場に車を停め、歩き始める

早速、竹林の急坂 イノシシが掘り起こしたふかふかの道が続く

今朝のことだろうか?新しい筍の皮も散らばっている  「先頭交代!」



道は広く、よく整備されている 登り口から廃寺跡まで約2km、500m毎に道標がある

炭焼き窯跡 明るい広葉樹の森の中に赤松が目立つ マツタケが採れそう



展望の無い道をどんどん登って行くと、右から鉄塔巡視路

支尾根に乗ると江畑道が合流する(振り返って撮っています)



先ほどまでは汗を拭いていたが、吹き抜ける風が冷たく一気に汗が引く

分岐を真っ直ぐ進む 右はトラバース道で展望地点の少し上で出会う

5分ほど木段の急坂を頑張れば東屋が立つ展望地点 大麻山や飯野山など中讃の名山が見える

帰りに満濃池(写真中央)の側にある国営讃岐まんのう公園からこちらを眺める予定です



展望地点に設置されていた、「国指定史跡 中寺廃寺跡」の説明版

この辺りに平安時代に栄えた寺院があったそうです

史跡は1km四方の広大な範囲におよび、3つのゾーンに分かれている



祈ゾーン(割拝殿や僧坊跡)に下りてゆく急坂
 
展望台から眺めれば、大きく弧を描いた尾根の先に尖がり頭の大川山 まだまだ遠いです 

とりあえず中寺の中心だったという仏ゾーンだけ尋ねてみます



登山道を進み、753.5mジャンクションピークを東に巻くとすぐ左下に仏ゾーンが見える

今は礎石が残るのみですが、ここに仏堂や三重塔、大炊屋があったそうです

登山道に復帰し、少し進むと立派なトイレ&休憩所がある



願ゾーン(16基の石組)はパスし、尾根につけられたコンクリート道を進む

制動不能になるくらいの急坂です こんなとこ、車が走れるのかなぁ?

時折展望を楽しみながら高度を稼ぐ



檜の植林帯を抜け林道入り口のチェーンを跨ぐと、阿讃山脈の縦走路に出る 

阿波側のビニールハウスには柔らかい日差しが降り注いでいる 小休止し縦走路(左)に入り大川山を目指す

小さなアップダウンをこなしながら明るい落葉道をゆく 何度か車道に出会うが登山道に拘る



最後は車道を少し歩き、再び登山道に取り付く 頂上はもう目の前です

 ロープを手繰るほどではないけれど、この急坂は堪えました

延々と続けば嫌になりますが、15分ほどで境内に続く平坦道に出る ヤレヤレ



安産や雨乞いの神を祀る大川神社社殿の裏に、大川山三角点(1042.8m)

春には境内をピンク色に染めるほどに花弁をつけていたヤマザクラの古木 寂しい姿になりました



キャンプ場管理棟まで下りてお昼にします 鳥撮りの方が何人か、カメラを構えている

今日のメニュー(というほどのものでもないんですが)は、正月先取りのお雑煮です

ヤマガラが催促しに目の前まで飛んでくる ごめんね ピーナツ忘れたわ

豆腐のかけらを少し置いてやると寄ってきて首をかしげている 豆腐も豆なんだけど・・・・

陽だまりの中、1時間以上寛いで重い腰を上げます

帰りは頂上から北尾根を下り、車道に下り立つ

暫く車道を歩いて、 阿讃縦走路に復帰

縦走路分かれからひたすら下り、駐車地点に帰ってきた





下山後、美馬の太陽マーケットにお正月用の野菜を買いに行ったり等

あちらこちらへ寄り道してから、国営讃岐まんのう公園へ

イルミネーションに染まる大川山を眺めながら、一日遅れのクリスマスでした♪

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