善通寺五岳の里市民集いの丘公園
(8:50)〜(9:10)大坂峠
〜(10:00)頂上
(10:10)〜(10:30)奥ノ院
(11:25)出釈迦寺
(11:50)〜(12:20)公園駐車場 (3時間30分)
ヤマザクラが素晴らしい五岳山 昨年4月12日にはもう葉桜だった我拝師山の稚児桜が満開近し・・・
との
ピオーネさん情報を見て、今年は早めに訪ねてみました
善通寺五岳の里 市民集いの丘公園第2駐車場に車を停め、歩き始める
花いっぱいの公園や、道沿いのヤマザクラを楽しみながら、20分で大坂峠着
早くも汗びっしょり、暑くなりそうだ 今日は、香色山〜筆ノ山も歩いて8の字周回の積もりでした・・・・が
筆ノ山の朝比奈登山口へと続く「ヤマザクラの道」が気になるなぁと思いつつ
もう気持ちは我拝師山のみの楽ちんコースです
登り始めは「直登、直登」と元気いっぱいでも、半端でない急登を見上げればジグザグ道に逃げたくなります
汗が眼に入って痛い 汗を拭いながら展望場で小休止
天気は良いのに、春霞で展望はいまいちです さぁ、後15分、頑張ろう!
我拝師山頂上(481.0m)
丸太のベンチに腰掛けて鳥の囀りに聞き入っていると、桜色の風が吹き上がってきて心地良い
のんびりお茶休憩し汗を引っ込めて、奥ノ院へ向かいます
写真では分かり難いですが、中山(439m)もヤマザクラが満開みたいです
此処は、弘法大師「捨身誓願之聖地」」
幼少期の大師(真魚)が、「仏道に入りて衆生を助けん。願い成就なら、釈迦如来姿を現せ給え
叶わずば、この身を諸仏に供養せん」と断崖絶壁から谷底に身をおどらせると
蓮花に坐した釈迦如来とともに天女が飛来して大師を羽衣で抱きとめられたと伝わる
後に訪れた西行も和歌を残す、
巡り会はん 事の契りと 頼もしき 厳しき山の 誓いみるにも
最後の鎖場を下れば、奥ノ院
断崖に刻まれたお不動さんも、ほんのり桜色〜
鐘撞堂を彩るヤマザクラは、満開〜♪
西行が訪れた時には、大塔の磁石があったという「弘法大師建立大塔跡」の碑を見て
山門を潜り、我拝師山を振り返る
中山方面へ少し登った所から眺める、奥ノ院 春爛漫です
奥ノ院から下って行くと、咲いていました 稚児桜、満開〜♪
「花弁の小さな桜あり 弘法大師幼少の霊跡に咲く桜として古来より稚児桜と称す」との碑が建つ
香川さくら百選に、選ばれているそうだ
西行法師腰掛石で一休み
お大師さんの御加持水「柳の水」
22歳という若さで出家し、2000首余りの和歌を残した西行さん
そのうち桜の歌が230首、中でも良く知られているのは、60歳頃に詠んだ
願はくは 花のもとにて 春死なむ その如月の 望月の頃
如月の望月と言えば、2月15日で釈迦が入定した日
因みに、西行の命日は釈迦に一日遅れの2月16日
その西行さんが7年間暮らしたと伝わる、第72番札所曼荼羅寺には「西行の昼寝石」と「笠かけ桜」がある
春ごとの 花に心を なぐさめて 六十あまりの 年を経にける
参道を下って行くと、緑の中に紅一点 陽気に誘われ真っ赤なシャクナゲが綻び始めている!
ハミングしているような可愛いスミレ 春がいっぱいで〜す
西行の歌碑が建つ、奥ノ院禅定参道口駐車場
筆の山に かき登りても 見つるかな 苔の下なる 岩の気色を
(苔の下なる岩の気色を→奥ノ院の大塔の磁石とすれば、筆の山は我拝師山の間違いかも?)
折角、花見弁当を持ってきたので、此処でゆっくり頂きましょう
食後のコーヒーも美味しい 桜の下だと、何でも美味しくなるのかな?
桜が満開の第73番札所出釈迦寺にお参り
熱心に般若心経を唱えるおへんろさん、桜の下で休まれているおへんろさん
観光半分のおへんろさんは、奥ノ院をバックに記念撮影される等、たくさんの方で賑わっていた
山門近くの池から、弥谷山、雨霧山を眺める
ミカン畑や枇杷畑、新芽の出始めた葡萄畑の間を抜け、筆ノ山の麓・市民集いの丘公園に帰って来た
広々とした公園は可愛い花がいっぱい、ちょっとお邪魔して帰ろう
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