駐車場
(6:00)〜(6:30)一本松停車場跡
〜(7:40)尾根展望岩
〜(8:20)兜岩
(9:20)〜(9:40)西赤石山
(10:55)ヒュッテ近道分岐
〜(11:30)上部鉄道跡
〜(12:10)兜岩分岐
〜(13:20)駐車場 (7時間20分)
今年のアケボノさんは、ちょっとせっかちです
あちらこちらをピンク色に染めながら、早くも西赤石山頂まで駆け上がって来ている
先日の風で傷んでいないか心配ですが、年に一度のお祭りです
今日は、一本松停車場跡から、初めての尾根道を歩いて兜岩を目指し
下山は角石原から上部鉄道跡を歩きます
東平の臨時駐車場に停め歩き始める 第三通洞広場(標高744m)から、一本松停車場跡へ向かう
停車場跡で衣服調節 「ところで道はどこ?」 「わしゃー、知らん」(真田昌幸風に)
正面の急斜面を這い上がるとすぐ、確りした道がありました
鉄塔跡を見てまもなく登山道に突然現れた大岩、左に巻くと踏み跡が続いていました
「ちょっと待ちよって」と、大岩に取り付くグランパ
誰も来んようなところで怪我でもしたらどうするんと、ハラハラしながら見上げているのになかなか下りて来ません
もう、直ぐ脱線するんじゃけん 放って行こかしらん
大岩から西を見れば、チチ山〜沓掛山の吊り尾根がくっきり!
大岩を過ぎれば、斜度が増して来る 高度も上がって来たけど、息も上がってます
「痛たたっ!」 槍の穂先のような雑木の切株で向う脛を突いてしまった
石ヶ山丈へと落ちる主尾根に出て、展望大岩から兜岩と西赤石山を見る
背の高いスズタケが刈り払われた尾根道を進む この辺りのアケボノは見頃を過ぎている
兜岩北面をトラバース、ヒカゲツツジ咲く岩石帯を抜けると、魔戸ノ滝コースとの分岐
今日はこの標識を見たいと言っていたけど・・・? 「全然覚えとらん」
何せ半世紀も前のことですからねぇ
今は木々に遮られているが、当時は歩き始めのバス停が見えたかもしれない
兜岩が間近に迫り、山頂まであと少しと元気が出たことだろう
鞍部に出て先ずは兜岩へ 西赤石北斜面の展望独り占めです
兜岩北端まで足を延ばしルートを振り返る
ずんぐりしたコブ(1388mp)手前から左へ派生する尾根を歩いて来た
岩場を散策 ヒカゲとアケボノのコラボ 東を見れば串ヶ峰西面でピンク色が輝いている
物住ノ頭の後から尖がり頭の前赤石が覗いているけど、頂上の可愛いアケボノ元気してるかなぁ
兜岩で、オカシンさんにバッタリ 嬉しい出会いに、華が咲きました〜
6時過ぎに東平を出発して、銅山越〜西赤石と周回され、もう下山されるそうだ!
さぁ頂上へ 急坂途中でアケボノの間から兜岩を振り返る
西赤石山(1625.8m)頂上標識ポイントから西を見れば、吊り尾根の奥に四国の重鎮石鎚山
岩稜がピンク色に染まり華やかになるのも、間もなくかな?
直下の岩肌の陽だまりに咲きはじめた、ツガザクラ〜♪
染まり具合に文句は言えません 季節外れの霧氷や大風に耐え頑張ってくれました
10時をまわるころになると、次々とお祭り好きの登山者が上がってくる
たくさんの方々とすれ違いながら下りて行くと
あれーっ! ストーンリバーさん! アカリプタさん! 今日はゆっくりお話しできました
アカリプタさんはこれから西赤石山、兜岩へ向かわれ東平へ
ストーンリバーさんは、私たちより少し遅れて出発 同じコースを辿り兜岩からは先行されたようです
芽吹いたばかりのカラマツ林の向こうに東赤石へと続く赤い岩稜
この時期の西赤石は出会いの場 まだまだ多くの山友とすれ違います
つるぎの昔乙女さん、今春はよくお会いしますね 登山口で出会ったという飯尾さんとご一緒でした
ダーリンさん率いるゆーちゃんご一行 兜岩辺りでいい匂いが漂いそうです
ヤマガツオさん、レーサーさんのグループ 30数名の引率お疲れ様です
銅山峰でツガザクラの様子を見られるというストーンリバーさんと別れ、東山手前からヒュッテ近道を下る
この近道を歩くのは久し振りです 急坂20分ほどで上部鉄道跡に下り立つ
先ほどの賑わいはどこへやら、聞こえてくるのは鳥の囀りと水の音
グリーンシャワーは元気の源泉、体いっぱい浴びながら100年余前に廃線となった鉄道跡を歩く
ガレた谷、ルートを塞ぐ落石 ひっそりした千人塚、悠久の時の流れを感じます
上部鉄道のシンボル唐谷三連橋跡 水も岩も古びた橋脚もすべて緑色に染まっている
長い吊り橋を渡る 揺れると思ったら、犯人はグランパ 「後ろから揺らさんとってよ!」
裏谷に架かる橋 グランパ単独行の前回は恐々渡ったそうですが
今日はロープが通せんぼ、谷に下りました
それにしても、こんな危なげな橋よう歩いたねぇ 途中で、折れでもしたらどうするん
七釜谷は、当然谷を歩きます
兜岩コース分岐を過ぎ一本松停車場跡に戻ってきた
石ヶ山丈への道も気になりつつ、今朝の道を下り、車が溢れている駐車場着
今日は嬉しい出会いもあり、フラワートレッキングとレトロウォークを同時に楽しむ贅沢な山行でした
歩いた道 ホーム