2016年09月11日  ”青ノ山”


 
GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
 承認番号 平18総使 第582号る



今日は「うたづの町家とおひなさん」で有名な宇多津町古街を見下ろす青ノ山へ

宇夫階神社(9:50)〜(10:15)分岐標識〜(10:55)山頂〜(11:30)分岐標識〜(12:00)宇夫階神社
                                               (2時間10分)

 

宇夫階(うぶしな)神社にお参りして歩き始める

「橋地蔵餅本舗」で買った名物のくさ餅をザックに入れて、準備万端

さて、遊歩道入口は何処だろうかと探しながら、街中を進んでいく

おひなさん開催中は、たくさんの観光客で賑わっている通りも

第七十八番札所・郷照寺へ向かう お遍路さんを見かけただけで、人通りは少ない



塩田と海運業で栄えた町だけに、宇夫階神社、郷照寺を始め立派な神社や寺が多い

史跡、讃岐守護所跡の多聞寺の風格ある門を潜れば、社殿の奥に青ノ山が見える

境内には、 室町幕府管領・細川頼之公が手植えしたと伝わる「槙柏」

ということは、樹齢700年? 年月を感じさせる幹に注連縄が張られていた

円通寺を過ぎた所で右折、何となく見当をつけて山裾へ向かっていると・・・有りました!「青ノ山山頂」の指標

指標には、車道2.1km 遊歩道1.8kmとある 遊歩道入口の駐車場までは、車道を歩くようだ

時たま下りてくる車を避けながら進んで行くと、空地の木陰にテーブルとベンチ

畑仕事をしていた方が「灰皿が有るから」と声を掛けてくれた  お言葉に甘えて一服しよう



遊歩道入口の駐車場には車が2台停められている

安心して歩ける幅広の道が続く



木漏れ日の遊歩道を緩やかに登って行く

緑の中を吹き抜ける風が心地好い
 


駐車場から20分ほど、汗をかく暇も無く頂上台地に出る

展望休憩所のベンチに腰掛け、くさ餅を頬張りながら北の眺めを楽しむ

坂出、宇多津の街並みの向こう、備讃瀬戸に浮かぶ島々を縫うように繋ぐ瀬戸大橋

夜景が素敵だろうなぁ



周りを桜並木で囲まれた広い頂上を南へ向かう  今日は貸切だけど、花見の頃には賑わうそうだ

小高く積まれた石積み中央に三角点(224.0m)が有るらしいが、笹が茂って見当たらない

山頂古墳(一号古墳) 約1400年前に造られたという両袖形横穴式石室



青ノ山南麓には、市内で最も古く4世紀前半に造られたという吉岡神社前方後円墳があるそうだ



南の駐車場まで下り、飯野山(讃岐富士)を眺める

背比べをした飯野山、青ノ山兄弟が、ケンカしたという微笑ましい伝説

を思い出しながら、萩の花咲く車道をのんびりと下って行く

10分ほどで、備讃瀬戸海上交通センター レーダー塔



「創造の森入口」の指標からは、登って来た道を下る

青ノ山を眺めながら静かな町家通りを歩く  やっぱり「おひなさん」の頃が賑やかで良いかな

楽々ハイキングの〆は、「うぶしな」のうどんでした

歩いた道  ホーム