2016年10月02日  ”大麻山”



GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
 承認番号 平18総使 第582号る



10月に入ったというのに相変わらずの厳しい残暑が続き、なかなか爽やかな秋空がやって来ない

予報では、真夏並みの30度超だとか! もういい加減にしてよ!

これでは、石鎚山や剣山の紅葉が遅れ気味というのも肯ける

今日は藍住での用事の前に、徳島平野のシンボル・大麻山へ登ってみよう


大麻比古神社(8:40)〜(8:55)登山口〜(9:40)卯辰越分岐〜(10:05)山頂・奥宮峯神社(10:30)
(10:45)77番鉄塔(11:25)東屋(11:45)卯辰越(12:25)大麻比古神社    (3時間45分)



「おあさはん」と親しまれている阿波国一宮である大麻比古神社の境内に入れば

御神木・大楠(樹齢1000年以上、目通り8.3m、樹高22m)の存在感に圧倒される

本殿右の玉垣の間から(入口に奥宮峯神社→約90分の道標あり)社叢を抜け車道へ

車道歩き約10分で登山口 道脇には多くの車が停まっている

弥山神社の扁額がかかる鳥居を潜り、登山道(参道)に入って行く



東屋を過ぎ見晴台(228m) 一休みしたい所ですが、見晴らしがきかないので通過

20年近く前に登ったことがあるがこんなに石段多かったの? それにしても蒸し暑い 汗が噴き出る

もう下りてくる人にすれ違う 皆さんペットボトルのみの軽装です 手軽さが人気の山なんですね



「大麻山分岐」の標柱と、左卯辰越2.7km、右頂上400mの道標

右に取りすぐ「真名井の水」への道を分け参道を進むと、あと200m もう楽勝と思ったんですが・・・・



何度も折り返し、やっと奥宮峯神社  200mを20分近くもかかったけど、距離表示は?です

木々に囲まれた社殿右奥に大麻山(538m)の頂上標識



ベンチで寛がれているご夫婦と暫し山話 渡りのルートになっているのかアサガマダラが2頭羽を休めている

グランパは周回したいらしいが、八岐大蛇でも現れたらどうするんよ!

ピストンと思っていたのに、成り行きで卯辰越へ

お二人に先行し、社殿左から卯辰越方面に向け下り始める 湿っぽい林床には色んなキノコがいっぱい



下り始めて15分 77番鉄塔から引田方面を眺めるが、生憎舫ってます

雰囲気の良い自然林の中を緩やかに登り返すと尾根に出る 

ここを左に取ると参道に帰ることが出来るが、右卯辰越(2km)を目指す



珍しい組み方の擬木階段道 アップダウンを繰り返し尾根道(四国のみち)を進む

一際鮮やかな色のタマゴタケ 食べられるそうだけど絶対よう食べません



道標がありよく整備された道ですが、なにせ蜘蛛の糸を払うのに忙しい

あれ!こんな所にヤッホー地蔵尊 お久し振りです

東屋側の三角点(290.6m)から大麻山を振り返る 

南側には吉野川や剣山系など見えるんだろうが、相変わら舫っとして遠望はきかない



鞍部(ここが昔の峠道なのかな?)に「をたつ祠」 縁日を定め豊作を祈念する慣わしが今も受け継がれているそうです

祠からコブを二つ越え、卯辰越に下り立つ 「をたつ祠参道入口」の石碑や「四国のみち」の看板が立っている

西に延びる尾根が気になるけど今日はここまで、県道(徳島北灘線)を下ります



車道谷側に投棄された大量のゴミは、お接待の国に似つかわしくない光景でした

露出した褶曲地層や、板東城址の石碑を見て駐車場に帰って来た

今日は幸い雨には降られなかったものの、蒸し暑くて完全に夏山 低山歩きはもう少し先ですね



藍住で用事を済ませ、貞光へ寄り道 何時も遠目にしか見たことが無かった端山の鳴滝 

三段計約85mある徳島県随一の名瀑(側の案内板より)、周りが紅葉すればさぞ綺麗でしょう

滝壺に下りようとしたグランパが濡れた石ですってんころりん カメラが宙を飛びました あぁ〜あ

滝から狭い車道をどんどん上がって行くと、「”おむすびころりん”急傾斜地農業」の旗がはためく猿飼集落

満開の蕎麦花が、35度もあるという傾斜地を白く染めていました


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