2016年10月10日 ”剣 山”



GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
 承認番号 平18総使 第582号る



今年の紅葉は、遅れ気味で色付き具合もイマイチみたい

夏場の高温やら台風やらが影響したのか、思うようにはいきません

自然相手じゃしかたがない、まぁそれなりに楽しもうと今日は剣山へ


見ノ越(7:35)〜(8:30)西島〜(9:15)剣山〜(10:40)1767P〜(11:20)次郎笈(11:45)
(13:05)西島〜(13:45)見ノ越                       (6時間10分)



本峰は雲に隠れているが「山頂は雲の上よ」と

雲海に期待しながら、朝の冷気が残る石段を上がって行く

リフトを潜り分岐を右へ 静かな「祖谷川源流の谷」遊歩道を進む



太鼓くぐりが近付いてくると、日が差し始めた

良い具合に色付き始めたブナが、嬉しそうに日を浴びている

これから期待出来そう



西島手前で雲が段々薄くなり、青空に突き上げる次郎笈が現れた

刀掛ノ松に着くと、雲に浮かぶ三嶺、その奥には石鎚のどっしりした山容も見えている

山頂からの景色を想像し、ワクワクです



雲海荘の向こうには、その名の通り大海原が広がる

雲海に感動しながら、静岡から来られたというグループの方と一緒に山頂へ



滝雲が流れる一ノ森 剣山で、こんなに素晴らしい雲海を見たのは初めて!

北から流れてきた雲が峠を隠し、 次郎笈への雲上稜線は素晴らしい

自然と足が前に出る 



途中の岩場で飽くこと無く、絶景を楽しむ

シャッターを何度押したのだろう  パソコンの中に、同じような写真がズラーでした

峠を隠していた雲も消えたので、さぁ、次郎笈に向かおうと下っていると

「アレー、おじょもさん! お久し振りです」 

今日は、山の家奥槍戸から次郎笈〜ホラ貝ノ滝〜おおぼら橋と周回だそうです



雲も消えすっきりした次郎笈 容姿端麗とはこのこと、惚れ惚れする姿です

振り返れば、おじょもさんたちが頂上手前に見えてます

南斜面の笹原に、たくさんの10円禿が出来ているのが気になりますが・・・



次郎笈峠からトラバース道へ 水平道の向こうには端正な三嶺

分岐を過ぎ、西へ少し進んだ所から次郎笈を振り返る

やっぱり色付きは良くない



白骨林を抜け、縦走路を1767P付近まで進む

丸石まで行きたいが、食料はリンゴだけ 登り返しのスタミナが不安なので引き返す

次郎西面に色付いた紅葉の向こうにどっしり構えているのは石立山



西尾根は風が吹き抜け寒い ジャンクションピークに出れば次郎笈頂上はすぐそこ

薄っぺらい頂上で大展望を楽しむ こんなにすっきりした空は久し振り

 秋になりましたね〜♪



ズームすれば、剣山にも多くの登山者が見える

30分近く景色を楽しんでいたら風も止んできた さぁ、そろそろ下りようか

たくさんの方とすれ違いながら、満足満足で下りて行く



二度見展望所手前で次郎を振り返る 峠北斜面は見ごたえがある所ですが葉っぱの無い木が多い

相変わらず遊歩道は通行止め 御塔石下を大剱神社に向け登り返す



西島はリフト乗降客で賑やかです 小休止し、すっかり雲海が消えた三嶺や矢筈山を見ながら下りて行く

振り返れば剣山の紅葉はやっぱりイマイチ  でも、爽やかな空気と秋空が心地好い

ブナ林を抜け、剱神社の石段を下りると、今日は車の誘導員が大忙し

後から分かったのですが、土佐のカッパさんとちょっとの時間差でした 残念!


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