2016年 10月30日  ”大座礼山”


GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
 承認番号 平18総使 第582号る


旧別子山村と大川村を繋ぐ県道高知伊予三島線

筏津から大田尾越間が道路陥没により不通となっていたが、やっと復旧したそうだ

大田尾越から簡単に登れる大ブナの山・大座礼山、今年のブナの黄葉はどうかな?

今日は、グランパ単独の山行です


駐車地点(7:20)〜(8:30)井野川越〜(8:50)大ブナ〜(9:15)山頂〜(9:30)尾根分れ〜(10:50)駐車地点
                                       (3時間30分)



大田尾越を過ぎ、林道入口に駐車して歩き出す

朝日に輝くススキの向こうは東光森山 正面に目指す大座礼山 いい色に染まっています



林道歩き5分で登山口 広い駐車スペースに車は無い 沢音を聞きながら右岸を進むと渡渉点 

紅葉の中をジグザグ高度を稼ぐ やがて頂上2km、登山口0.5kmの標識がある



二つ目の木橋 濡れているので慎重に渡る 

登山口から35分で大北川源流 周りの紅葉が綺麗です



登山道を少し離れた山側で見事に黄葉している三頭木ブナ 神宿る木です

頂上東面を緩やかに高度を上げ植林帯を抜けると井野川越 頂上へ、あと750m



ブナ、リョウブ、スズタケの中の尾根道を進むと大ブナエリア

次代にその座を譲り幕を引こうとしているブナの親分さん 枯れても尚堂々とした姿で立っています

上池跡地の指標に導かれ寄り道 登山道に復帰し稜線を進むと正面に小高い頂上が見えて来た

苔生す小石帯は道が少し分かり難いが左へ



見頃を過ぎたドウダンツツジのトンネルをゆく  露岩が多く、歩き難い

スズタケや灌木の垣根を抜けると大座礼山山頂(1587.6m) 東に剣山系がくっきり見える



頂上から北へ、ブナに囲まれた快適な稜線です

シャクナゲ林の急坂を下った鞍部が県境尾根との交差点

ここを右に取り大田尾越に下りますが、その前に・・・



左に少し駆け上がり、爽やかな秋空の下に広がる石鎚山系の大展望をゆっくりと楽しむ

分岐からの道はかなりの急坂ですが、思ったより広くしっかりしている

誇らしげに黄金色の羽を広げるブナ 今年の紅葉はイマイチという巷の声が聞こえたのかな?



負けてはいられませんと、近くで頑張る大カエデ  県境尾根は素晴らしい並木道が続きます

目移りして、きょろきょろ周りばかり見てたもんだから、落葉に隠れた根っこで滑り膝をひねったとか

2日経った今日も少し痛そうですが、誰も居ない山中で大事なくて良かったわ



小さく登り返して、紅葉越しに大座礼山を振り返る

まだ緑が勝る大田尾越(1113m)に下り、車道を歩いて駐車地点に帰って来た

ブナの親分さんは残念ですが、次世代が頑張っている

大座礼山は、やっぱりブナの山です♪

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