我が家から稲積山まで、直線距離だと25Km位だろうか?
空気が澄んだ日は、山頂手前の石段や鳥居がくっきり見える
花見を兼ねて、高屋神社里宮からは何度か登ったが、本宮高屋神社参拝道は他にもあるらしい
今日は、むらくもさん、ピオーネさんが歩かれてた高屋登山口から稲積山、南七宝山を周回します
ピオーネさんの高屋登山口からの稲積山
大滝池P
(9:30)〜(10:15)車道
〜(10:25)本宮高屋神社
(10:35)〜(11:05)上之山
(11:25)南七宝山
〜(12:20)NHK電波塔
〜(12:50)車道
〜(13:20)P (3時間50分)
雪雲に覆われた空を眺めながら車を走らせ、観音寺市に入ると青空〜♪
登山口手前の大滝池を目指していると、稲の神様が祀られている稲積山がどんどん近付く
山頂直下の切り立った断崖・嶽が、信仰の山に相応しい山容を呈してる
池傍のスペースに車を停め、水路に架かる橋を渡り「七宝山登山口」へ
モノレールが走る道の両側は、石積みが残る段畑 今は雑木が茂り、耕作放棄地状態です
竹藪になってもモノレールは続くが、この辺りもミカン畑だったんだろうか?
小さな涸沢を渡り、急坂を折り返しながら上がって行く
途中、十四丁から一丁毎に距離表示板が木に括りつけられており
ずっとトラロープも設置されているので迷いようもない
五丁過ぎからトラバース気味に進み、立派な標識の所から車道に飛び出す
石碑に書かれた和歌や名言を読みながら車道を行く
山本有三の石碑は
「路傍の石」で、担任の次野先生が主人公・吾一に語った言葉です
たった一度しかない人生を たった一人しかいない自分を
本当に生かさなかったら 人間生まれて来た甲斐が ないじゃないか
人生の矛盾や不合理に対する義憤、社会主義を主題とした小説「路傍の石」は
日本が軍国主義の渦中、ペンを折ることを余儀なくされ未完のままに終わった
鳥居から観音寺市街を見下ろせば、雪が舞ってるみたい
有明浜や琴弾山も寒そうです
稲積山山頂(404m)に祀られた本宮高屋神社に参拝して、神社裏から尾根道を引き返す
途中の岩場から見る荘内半島は、好い天気〜
不老長寿の神泉に寄り道し、雑木林を緩やかに登って行く
上之山(444.2m)まで稜線を進み、右の道を数分下れば林道に出る
暫く林道を歩き、不動の滝道標に従い進むと直ぐに電波塔
ヤマザクラの古木を見ながら快適な道を進んでくると、分岐
南七宝山の指標に従って進むと、三角点(389.9m) あのトンギリ山は、山条山
南七宝山の標識から奥に続く道は、林道に下りるようだ
分岐まで引き返して不動の滝方向へ下って行くと、右方向の展望が開け
有明浜や江甫草山(つくもやま)が見える
鞍部まで下り小休止後、不動の滝への道とは別れ、右へ回り込み尾根に乗る
赤テープや赤ペンキに導かれ薄い踏み跡を辿ると、次第に確りした道になり、NHK電波塔着
丁度一年前
グランパは此処から尾根通しに進んだけど
今日は、その時気になったという電波塔から右に続く破線を下ります
何ヵ所か「NHK伝送線埋設経路」の表示板が有る
それにしても、讃岐三大急登に加えたいような道に落葉が載って歩き難いこと!
お助けロープが無かったら、おむすびコロリンになりそうです
視界が開けたところから南西を見ると、法皇山脈に雪が降っている
強風に流される煙突の煙 四国中央市のシンボルです
何とか転ばずに急坂を下り切りNHKの電波塔を見て、ヤレヤレと思ったのに・・・
まだセメント道の急坂が続く あ〜、しんど
西の方から雪雲が近付いていると思ったら、雪が舞い出した
通り雨ならぬ、通り雪に帽子が白くなる
稲積山、七宝山を眺めながら明上地区を過ぎ、車を停めた大滝池に帰って来た
大きな里山・七宝山系は、いろんな登り方が出来る魅力いっぱいのお山です
啓蟄までに、もう一回くらい登りたいなぁ
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