2017年02月18日  ”女木島・男木島”



GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
 承認番号 平18総使 第582号る


今日は、雪が雨に変わるという「雨水の日」

だからといって降らんでもいいのにと思いながら、雨の高速を走ります

高松港8時発のフェリーめおんに乗船し、鉛色の空と海に包まれた鬼ヶ島へ

そのうち天気も回復してくるでしょう


高松港(8:00)〜(8:20)女木島港(8:35)〜(9:40)鷲が峰〜(10:30)タカト山〜(11:00)女木島灯台
(11:55)女木島港(12:20)〜(12:40)男木島港〜(13:30)ジイの穴〜(13:45)タンク岩
(14:05)
男木島灯台〜男木島図書館〜(14:50)男木島港(15:00)〜(15:40)高松港(7時間40分)



雨に煙る女木島 右の尖がった山が鷲が峰、稜線を左に辿るとタカト山

高松港から20分で女木港 久し振りの傘差し山行です 

波しぶきを防ぐために積まれた「オーテ」と呼ばれる高い石垣の間を歩く



海の神様として信仰されている住吉神社 境内には水仙の甘い香りが漂う

2年に一度(西暦奇数年8月の第一土、日)開催されるという神社の夏大祭

太鼓台を担いで海に飛び込む勇壮な「あばれ太鼓」も、一度見てみたいものです

女木島には2000本の桜が植えられているとか、春を想像しながら桜並木を上がってゆく

古墳時代中期後半に造営された女木丸山古墳を過ぎた所で 車道と分かれ、洞窟遊歩道の階段道を行く

瀬戸内国際芸術祭開催時は賑わっただろう「鬼の家」や「オニノコ瓦プロジェクト」の案内がある


 
高齢者は割引ですよと青鬼さんに迎えられ、大洞窟探検〜 ワクワク

屈んで入って行くと洞窟内は広く、幾つもの洞に分かれている 迷路みたいで面白い

「節分には忙しかったでしょう」 立派な角の鬼の大将さんに挨拶して洞窟を後にする 



洞窟から少し上がって行くと、鷲が峰(△186.8m)  屋島が近い

展望台から南を見ると、これから向かう日蓮山(手前)、奥がタカト山



折角咲いた寒桜やスミレも、雨に打たれて元気がない

お日さんが欲しいですねぇ



車道突き当りから、水仙ロードを歩いて日蓮山(153m)へ

分岐まで引き返し、タカト山へ緩やかな稜線を行く

二合目、四合目、六合目、八合目と、偶数ごとの表示が有る



日蓮山から20分で、タカト山(△216.0m)

大洞窟の上・柱状節理の山が鷲だったから、此方は鷹(タカ)なのかな?

頂上から島の南端へ向け、岩屑の急坂を下る 雨に濡れ滑りそうなので慎重に



ロープ場もあり、結構急坂  此方の合数表示は奇数です

斜面が緩やかになった所に、水仙〜♪  此処からほんの数分で、車道に下り立つ



車道から分かれ、女木島灯台へ下りて行く

サンドウィッチ&コーヒータイムをしていると、空が明るくなってきた

少しでも日差しが出ると、暖かい  このままお天気が回復してくれると嬉しいな

さぁ、のんびり海を眺めながら車道歩き



女木港に帰って来た

男木島行の船の時間まで、まだ25分もあるので港をぶらぶらと散策

 防波堤の突端には金棒を持った鬼さんもいるし、おにの館の裏には、何とモアイ像が!



フェリーめおんで男木島に向かう  20分で、男木港へ着岸

お天気が回復しそうだったのに、また雨が降り出した



タンク岩、ジイの穴への道 山登り本気モードに切り替える

桃太郎に追われた鬼の副大将ジイが逃げ込んだといわれる「ジイの穴」を覗いてみる

ちょっと不気味な感じ、良い子は入らないようにしましょう



第一水仙郷を過ぎ、ルンルンで水仙ロードを進むと、タンク岩分岐



分岐から数分で遊歩道は終わり、急坂になる

滑りそうなゴロゴロ石の斜面を登って行くと「柱状節理と岩海の奇石」

形が戦車に似ているので、タンク岩と呼ばれているそうだ

遊歩道途中のベンチから眺める、大島と五剣山

ベンチ傍に、高松市指定の天然記念物「男木島の柱状節理と岩海(がんかい)」の説明板がある

あの滑りそうな黒石は讃岐岩質オリーブ石玄武岩で、五百万年位前に噴出したらしい



大勢の写真屋さんの間を抜け第二水仙郷を下りて行くと、御影石造りの男木島灯台

100年経った今も現役で沖を照らしており、「日本の灯台50選」に選ばれている

灯台付近でのんびりしていたら、アララ、また雨が降り出した



男木港まで帰り集落内の路地を歩いていると、カラフルなモザイク模様のアート壁に出合う

昨秋の瀬戸芸参加作品「男木島 路地壁画プロジェクトwallalley」です

2016年2月14日に開館した男木島図書館

本と人、人と人、本を通じての繋がりを創る活動をしている

「NPO法人 男木島」が運営する私設図書館です


青い海と空が見られなかったのは残念だったけど

見所たっぷりの楽しい島巡りでした

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