2017年03月11日 ”三 嶺”


GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
 承認番号 平18総使 第582号る


先週の西赤石山に続いて、今日も雪遊び〜♪

真冬は手強い三嶺ですが、日差しが柔らかくなったので、そろそろ軟弱夫婦でもピークを踏めるでしょう


いやしの温泉郷駐車場(7:50)〜(9:05)造林小屋跡〜(11:00)1791P〜(11:30)菅生下山口〜(11:45)山頂
〜避難小屋〜菅生下山口(12:45)〜(14:20)造林小屋跡〜(15:35)駐車場          (7時間45分)



国道からいやしの温泉郷までの路面凍結が心配だったが問題無し 駐車場には一台停まっている

準備中に到着した一台に先行し出発です 空はいやしのブルー、朝日を受け白い稜線が輝く

カヤトを抜け5分ほどで山道に入る 以前は無かった立派な標識(山頂まで4850m)がある



自然林の急斜面を折り返しながら高度を上げ、観光モノレールを潜る

大きなモミの木を見て尾根を進む モノレールを再び潜ると、標高1000mの標識



この「菅生ルート」に道標は少ない 道中はこれだけだったと思う

モノレールを連続して潜り、緩やかに横駆けすると造林小屋 今にも倒壊しそうですが重要なチェックポイントです



小休止後、退屈な植林帯をだらだら進む

ちょっと分かり難いところも有るので、先行者のトレースが有り難い

この急斜面を頑張れば頂上台地へと導く尾根に乗るんですが

そこそこ雪が深くなり、一歩一歩ステップを切りながら進む 

出発して2時間、木の間にやっと目的地が見えた〜 でも、まだ遠いなぁ

4年前、雪まみれになって此処から三嶺稜線を眺めたのが懐かしい


(2013年2月13日の写真です)

あの日は、予定していた中津山方面が大雪で通行止め どうしようかと思っていたところ

山友の、ろくべえさん、カオさんにバッタリ  新雪歩きを楽しもうと、ご一緒したのだった 



尾根を進み、あまり目立たない1578Pは通過 ブナに元気を貰い急登を頑張る

アイゼン欲しいな(要らん言うたの誰よ?)ともたもたしている内に、お二人が追い付いて来られた



雪原に出て小休止 矢筈や剣山系の大展望を楽しむ

霧氷があれば言うこと無しですが・・・、ゼイタク、ゼイタク

 1791Pに立つと、頂上台地はもう目の前です



・・・・ですが、一旦大きく(40mくらい)下る 折角登ったのに、勿体ないなぁ

登り返しは凍った急坂に雪が乗り、苦労しながら高度を稼ぐ



雪庇から距離を取り、青空に向かって一歩一歩雪の感触を楽しみながら登る

鹿避けネットを越え1791Pを振り返えれば、遠く矢筈山系が白い



菅生コース下山口の道標 ここまで来ればもう着いたようなもんです

時折踏み抜きながら雪原を横切り、頂上を目指す



稜線に出ると頂上は目の前  ヤッホー 三嶺(△1893.6m)到着です



南斜面の笹原はかなり見えているが、登山道の雪は深そう

先行されたお二人は、ブログDo You Climb? の江崎隊、グリコ隊長さんとびすこさんでした

山友Kyoさんのお知り合いだという方は、名頃から登って来られたそうだ

光石から登って来られたソロの方が

江崎隊の「明賀から笹越経由の小檜曽山・土佐矢筈山」を見て歩かれたと、話が盛り上がります

山頂で山友の輪が広がり、みんなで記念撮影です



「お気をつけて〜」 西熊山方面へ向かわれる皆さんを見送り

カヤハゲ方面からのお二人、菅生からのソロの方と入れ替わりに、山頂を後にします



滑らないように慎重に池まで下り、振り返る



雪を惜しみつつ、雪原を歩く 下山するのが勿体ないけど、泊まるわけにもいきません

 雪庇で盛り上がった尾根を進み、凍った急斜面を慎重に下って鞍部へ

緩んできた雪に足を取られながら1791Pに登り返す しんどい、しんどい



頭の白い矢筈山系を眺めながら、小休止

すれ違った3人の方は、避難小屋泊まりだそうだ 天気も良いし素晴らしいご来光が見えるだろうな〜

尾根から下るところで、山頂で会ったソロの方が追いついて来られ、あっという間に見えなくなった

歩き疲れた頃、民家が下に見えて来た

登山口手前の谷で、黄色い声を上げて愛嬌を振りまくフクジュソウ 一気に元気が戻りました

朝は気付かなかったけど、登山口周辺のフクジュソウも満開〜♪

今日は久し振りに重い山でしたが、青空が背中を押してくれました 

何と言っても山登りはお天気ですね


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