2017年03月12日 ”屋 島”


GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
 承認番号 平18総使 第582号る


屋島南麓にある「四国村」から見上げると、大迫力の冠ヶ嶽が天を突く

街中には不釣り合いなその山容は、何処か 小豆島の大嶽を思わせ登頂意欲をそそる

距離はほんの少し、いざ直登と取付いたんですが・・・何処でどう間違えたのやら?


屋島神社(10:00)〜(10:40)屋島ケーブル山上駅跡〜(10:50)冠ヶ嶽〜(11:15)屋島城〜(12:00)屋島神社



讃岐東照宮屋島神社 御祭神は東照大神(徳川家康公)、頼重大神(松平頼重公)

高松藩祖の松平頼重は、水戸徳川家初代頼房の長男で家康の孫に当たる

家康公二百年忌の文化十二年(1815)に、八代藩主頼儀は屋島南嶺麓に山王社を造営

後に冠嶽神社、そして屋島神社と改称されたそうだ

昭和の火災で焼失を免れた神門から冠ヶ嶽を拝し、本殿左から登山道に入って行く



イノシシ柵を開けて進む 登山道は、次第に左へ振り出した

 冠ヶ嶽直下は、もう少し右だと思うんですが・・・右に分かれる道らしきは無かったよねぇ

どこかで強引に直登すればよかったのかな?

まぁ、いいか 何処かに出るでしょうと、高度を稼いで行けば、左側に屋島ケーブル跡が走っている



 様子見に行ったグランパが呼ぶので廃線跡に下りると、箱庭のような高松市街が広がる

「ええ景色じゃねぇ」

上には、トンネルや駅舎が見えている 歩き難い登山道より、保線階段を登った方が断然早いわ

割れそうな木段はちょっと不安でしたが、直ぐにコンクリート階段になりました

 

トンネルを抜けると、山上駅ホームです

たくさんの観光客やお遍路さんを乗せ、登山口駅から山上駅まで標高差265mを、僅か5分で運んで来たが

昭和36年ドライブウェイが開通してから段々と利用客も減り、平成17年に廃止された

 

ロープが張り巡らされた山上駅舎跡

駅舎左から水平道を快適に進み、冠ヶ嶽を目指す



暫く進むと、右に下る道がある 冠ヶ嶽の岩頭基部を辿ればここに出てくるのかな?

突き当りが、屋島南端・冠ヶ嶽 素晴らしい展望が広がります



鉄柵の外へ出て突先まで行ってみれば、足下は絶壁  足がすくむ〜

展望場から源平古戦場や五剣山を見ながら、コーヒータイム 

石積みの上には、経塚が祀られている



冠ヶ嶽から屋島ケーブル駅舎跡まで引き返し、最近復元されたという屋嶋城(やしまのき)へ

唐・新羅の連合軍の侵攻に備え築かれた山城だそうです



立派な階段道をどんどん下って来ると、不喰梨(くわずのなし)の所に出た

後は、遍路道を下る



加持水 弘法大師が仏天を供養し、誦呪加寺をしたといわれる水です

遍路道から逸れ、左の「元気YASHIMAルート」に入る



柵に沿って、良く踏まれた道が続く

樹林帯を抜け、イノシシ避けの柵を開けて墓地に出る(振り返って撮っています)



道なりに東へ進むと、大宮八幡神社

屋島ケーブル登山口駅を散策して、賑わう四国村に帰って来た

折角だからと、「わら家」の釜揚げで〆でした

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