香川県の1000m峰・大川山と竜王山 今日は、未踏の大川山から三頭越を歩いて2山を繋ぎます
大展望の縦走路とはいきませんが、横切る阿讃の峠道と8つある三角点捜しが楽しみです
道の駅ことなみ・三角バス停15時48分発のバスに乗り遅れた時の国道歩きを想定し、登山口は名頃
コースガイドが無いので予測は難しいですが、9時間あれば大丈夫かなと思います
名頃橋
(6:30)〜(7:28)大佐古
〜(8:27)大川山
(8:43)〜(11:20)真鈴峠
〜(12:30)土器川源流碑
(12:45)
(13:58)立石峠
〜(14:53)三頭越
〜(15:35)国道
〜(15:43)道の駅ことなみ・三角バス停 (9時間13分)
ビレッジ美合近くの名頃橋袂に車を停め、車道を30mほど進んでから登山道に取り付く
入口は藪っぽいが、林に入ると広い確りした道になる 13分で車道に出て車道を進む
この後、大佐古集落まで何度か山道、車道を繰り返す 歩き始めて30分で大師堂
大佐古集落を抜け、展望を楽しみながら、水分補給
遥か彼方に三頭越が霞んでいる 遠いなぁ 九度山から高野山を眺めた時を思い出す
さて、此処から尾根まで地図には道が無いが・・・作業道を最奥まで進むと、何とか見つかりました!
植林帯を抜け車道を進む 大川山キャンプ場まで1kmの標識あり
鉄柵で囲まれた畑の間の車道を上がる キャンプ場自然学習館の前を通り、大川神社へ
本殿左奥に 二等三角点 (
△1042.8m
大川山)
朝が早かったので、お腹が空いて来た
青雲の森展望場でおにぎり休憩後、阿讃縦走路に入って行きます
車道、山道を繰り返して、四等三角点 (△871.0m
上白井)
上白井から100mほど下り、ゆっくり登り返して 三等三角点 (
△841.0m 白井)
あれ、道が消えた? 倒木を乗り越えたら、道が続いていました
「阿讃縦走コース」や「登山道」、「竜王山」と書かれた小さなプレートがありますが
「健脚大会」と書かれた、こんな道標も
次の三角点は縦走路から外れて左へ登って行く 少しの距離だったけど、藪っぽかったです
四等三角点 (△774.3m
下福家)
白い矢筈山系や剣山、次郎笈を眺めながら車道を歩く
「香川県まんのう町」と書かれた大きな道路境界標識がある 地形図の真鈴峠はこの辺りかな?
車道左下に見える真鈴神社を過ぎれば、直ぐ右に真鈴峠のプレート
車道三叉路に出ると、右掘割の先に真鈴峠(637m)の標柱と峠の説明版がある
説明板によると 「讃岐米どこ、阿波牛どころ、牛が讃岐へ米かせぎ」と歌われた借耕牛が
讃岐山脈の三大峠(大坂、清水、猪鼻)に次ぐ難所と言われたこの峠を越えて行ったそうだ
牛の鈴がこの峠に響き渡ったから真鈴峠か、などと勝手に想像するするのも楽しい
牛に負けずに、私も頑張って難所を越えてます
縦走路は、三叉路角の「林道大川真鈴線」標柱裏の尾根だが(登山道のプレート有)
林道を奥に進みカーブから右の谷に入り、稜線目指して直登 道が無く、此処は疲れました
何とか標識のある尾根に出て、ヤレヤレと思ったのも束の間
鞍部から行く手を見ると、転がり落ちそうな急坂!
ちょっと右へ入り込んで捜した、三等三角点 (
△733.4m 天窪)
前方が開けてくると「滝の奥」集落 阿讃山脈の徳島側は、日当たりが良く稜線近くまで畑が広がる
眼下に四国三郎・吉野川の流れが見える
民家の横を抜けさせて貰って下の車道に下りる
犬が吠えながら庭から飛び出して来たのにはびっくりしたが
飼い主さんは「竜王山へ行くんかね その下を左に曲がったら県道に出るから」と
親切に教えてくださった 右写真の四差路を左、左と歩く
県道に出て右へ 土器川源流碑に腰掛けて、軽いお昼にします
食後は、いただきものの高知銘菓に舌鼓〜♪ 元気百倍です
車道を進み三好市に入りすぐ左へ 角のステンの塀に「滝の奥峠」と「竜王山→」の小さなプレートがある
200mほど車道を進み、標識に従って登山道に入って行く 入口に桜の古木
三頭越→と書かれた朽ちた白い木製標識が目立つ 見落としようもない四等三角点 (△807.3m
境)
倒木を跨ぎ、小さく登り返すと左側が伐採地 風が冷たくなって来た
棘だらけの伐採地に上がり大川山を眺めれば、あんなに遠くなって・・・よく歩いて来ました
さて、三等三角点(
△880.8m
勝浦)は何処だろう いくら捜しても見あたりません
多分、伐採屑に隠れていたようです (後からログを見ると、三角点辺りをぐるぐる回ってます)
三角点探しで10分ほどロスしたから、立石峠(二双越)は休みなしで通過
三頭越まで、2850m 今日の阿讃縦走路、最終章です
暫くは美馬モーターランドのモトクロスコース沿いを歩く
今日は静かです 今年はまだオープンしていないのかな?
「影三角1800m」の標識 エスケープしようと思えば、此処から道の駅ことなみまで下りられる
時計を見れば、2時14分 三頭越まで残り2150mですが、3時には着くでしょう!
バスに間に合わなければ、歩けばいいじゃない
四等三角点 (
△852.9m
柾木)も、写真を撮ってさっと通過します
3時前、転がるように三頭越(800m)に下りて来た
ここから竜王山へは以前歩いている 讃岐の1000m峰が繋がりました
国道まで1850m 急げば、バスの時刻に間に合いそうです
仲良く峠を護っている天鈿女命、猿田彦大神の夫婦神に挨拶し、峠を後にする
ガレ場や渡渉が多い急峻な久保谷沿いを急ぎつつ、でも慎重に下って行くと
「もっとゆっくりしたら〜」と、アワコバイモやユキワリイチゲに呼び止められる
国道へ出て500mほど歩いて、「道の駅ことなみ」横の三角バス停に3時43分着
温泉帰りのご年配の方がバスを待っていた
3時48分発のバスに乗って、10分で尾井手バス停 やれやれ、長い一日でした
まだ気温が高くないので、アップダウンにもそんなに汗はかきませんでしたが、景色はまだ殺風景
このコースを楽しむなら、やっぱり新緑か紅葉の頃でしょう
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