お彼岸も過ぎたというのに、今年はなかなか気温が上がらない
桜開花は未だかいなと思いながら、先週に続いて阿讃県境へ
気になる山名の「天満ヶ原」を尋ねて、大滝山界隈を歩いてきます
一ツ内コミュニティバス停
(6:30)〜(7:50)小出川三角点
〜(8:50)天満ヶ原
〜(9:45)大屋敷三角点
(10:15)大滝山
〜西照神社・大滝寺〜(11:00)城ヶ丸
(11:20)〜(12:15)苫尾峠
〜(13:15)巡視路分岐
(14:35)一ツ内コミュニティバス停 (8時間5分)
県道7号線と153号線が合わさる、一ツ内コミュニティバス停の空きスペースに車を停め
県道153号線・小出川沿い県民いこいの森方面へ進む
橋を渡って直ぐ、町道 小出川・別子線を上がって行く(右写真 振り返って撮っています)
林道折り返し点(421P)を過ぎて尾根に取り付く
ガードレールに突き当り一旦車道に出て、1分ほどで左の坂道(住宅への進入路)に入る
廃屋からは、尾根を目指して適当に植林された斜面を登って行く
やっと尾根に乗る 薄い所もあるが天満ヶ原へと続く一本道です
それにしても結構な急坂 此処から893Pまでが、本日一番しんどい所でした
登山道から少し左に逸れた灌木の中に、四等三角点 (
△769.3m 小出川)
道が下り気味になると右側の視界が開ける 日当たりは良いんですが段々藪っぽくなって来た
棘とススキ越しに、此処までで一番の展望を楽しむ
一番奥の大滝山から西に延びる凸凹尾根が、この後辿る阿讃の縦走路 まだ先は長い
林道六甲天満ヶ原線を跨ぎ、神社鳥居を潜る
塩江地区コミュニティ協議会が設置した「天満が原」についての説明板に拠ると
「剣山」とも「小剣」とも呼ばれるこの山は、なだらかな山頂付近を天満が原とも称される
神社は阿波剣神社の分社で、「剣山神社」と呼ばれ昔から山上の神様として崇められ親しまれてきた
昭和20年代までは、縁日に盆踊りが奉納され、上西村、馬瀬、塩江村樺川方面から参加者があり賑わった
神社背後の小高い丘に、三等三角点(
△ 929.9m天満ヶ原)
林道まで引き返す(天満ヶ原三角点往復25分でした)
一ツ内へ下るのに使う鉄塔尾根の奥、白くなった剣山系や矢筈山系の峰々を眺めながら
六甲天満ヶ原線を進んでいくと、右から町道 真名屋敷線が合わさる
分岐に、大滝寺十八丁の石碑が建つ
尚も車道を進み、「若者集いの家休憩所」が分岐点 直進すれば椛川(国道193号線まで約9km)
折り返しの車道が県道大滝上西線へと続いている(西照神社・大滝寺まで約2.4km)
若者じゃないけど、ちょっと休ませて貰いました
休憩後、山道、車道を繰り替えし、四等三角点 (
△890.1m 大屋敷)
大屋敷から上がってくる県道153号線に合流し、
中腹線遊歩道入口を右に見て、擬木の階段が設置された登山道に入る
車道を横切り再び登山道に入れば、あと170mでブナ峠です
たくさんの標柱が立つブナ峠から、大滝山山頂(946m)を踏んでから西照神社へ
セリバオウレンが満開〜♪
西照神社にお参りして、長い石段を下り大滝寺に着くと、大勢のお遍路さんが般若心経を唱えていた
今日、人の声を聞いたのは後先ここだけでした
ユキワリイチゲは萎んだまま 風は冷たく、日も差さないのでは仕方がない
再びブナ峠に戻り、石仏に導かれながらブナの原生林を歩く
ブナの落葉の布団に包まれたアワコバイモも寒そうです
二等三角点 (
△943.2m 大滝山)のある場所が、城ヶ丸
筍ご飯のお昼をいただき、のんびりと休憩後、大生峠に向け下ってゆく
ここからアップダウンを繰り返し、大生峠、苫尾峠、細尾峠、国地蔵峠の4つの峠を繋ぎます
大生峠を過ぎ、簾越しに天満ヶ原方面を見る スカッとした展望場が欲しい
苫尾山 四等三角点 (
△818.9m 苫尾)
(城ヶ丸から此処まで、2020m この先、相栗峠まで3610m)
擬木の階段道途中から振り返れば、城ヶ丸が随分遠くなった
苫尾峠(左写真)、細尾峠を過ぎ、国地蔵峠で佇むお大師さん
明治十四年、相栗、大平の両講中が道中の安全を祈願して、この峠に祀ったようです
(城ヶ丸から4040m 相栗峠まで1590m 平帽子山まで490m)
89番鉄塔手前辺りから、何度か左の植林帯に入り込んで三等三角点(
△778.6m 平帽子)を捜したが
見付からないまま、鉄塔保線路と相栗峠の分岐に着いてしまった
引き返すのも面倒だしと、ちょっと残念な想いで急坂を下って行く
90番鉄塔から、天満ヶ原方面や小出川を取り囲む峰々を眺める よう歩いてきました
91番鉄塔から相栗峠、竜王山方面
93番鉄塔手前に四等三角点(
△550.4m 一ツ内)を見て、此処から県道まで一気に下る
地図を見て激下りが待っていると覚悟していたが、小さく切り返すまずまずの道
民家横の舗装路に下り立つ手前で、満開の梅が迎えてくれました
逆コースの場合、この取付きが少し分かり難いと思います
川を渡り、県道に出て鉄塔を振り返る 角に四国電力の阿波幹線93→の表示があります
県道を下り駐車地点着 今日も長い一日、しんどさが勝る地味な山歩きでした
でも、後からログを見ると、尾ビレはちょっと小さめですが、まるまると太った鯛が泳いでいる
山で鯛が釣れたなんて、ちょっとした収穫かも〜
歩いた道 ホーム