今日は、山友のギッチャンやヤマガツオさんたちが歩かれた
東山森林公園へ
安芸市を訪れるのは5年振り、伊尾木川源流に聳えるブナの山・駒背山に登って以来です
そういえば、その前にも、大河ドラマ「龍馬伝」が放映された2010年
安芸市内を散策し、岩崎弥太郎ゆかりの妙見山(星神社)にも登ったなぁ
今回は、初めて訪れる神秘の洞窟・伊尾木洞も楽しみです
伊尾木公民館
(9:00)〜伊尾木洞〜(9:40)龍王池
〜(9:55)公園広場・駐車場
(11:20)東山山頂
(11:45)(12:15)登山口
〜(12:50)公民館 (3時間50分)
伊尾木公民館に駐車させていただき、出発
「伊尾木洞100m→」を見て、駐在所横の水路に沿って、桜並木を北へ進み
ワクワクドキドキしながら、洞窟内へ入って行く
公民館でいただいた、安芸市観光協会のパンフレットによると
洞窟の地層は穴内層と呼ばれ、約310万年前から230万年前の間に堆積したとか
かつて土佐湾に生息し絶滅した二枚貝モミジツキヒガイ等の貝殻が
泥まじりの砂岩の中に化石となって見られるそうだ
薄暗い洞窟を抜けると、緑のスクリーンに覆われた岩壁が迫る
幻想的な空間
なんだか、太古の世界に足を踏み入れたような気分です
「伊尾木洞のシダ群落」の説明板によると
「ホウビシダ」「コモチシダ」「ノコギリシダ」「ホウライシダ」「ハゴロモシダ」「シロヤマゼンマイ」「クリハラン」
等々、多くの種類が一ヶ所に生息するのは大変珍しく
1926年(大正15)10月20日に、国の指定天然記念物に指定されたそうです
水量の多い所は、左岸や右岸を歩き、再び川床へ下りる
洞入口から400m、小さな滝に出合ったところで、左岸へ取付く
左下に滝を3つ見ながら、急坂を登って行く
あちらこちらに、滴を湛えた可愛いヒメイカリソウがいっぱい!
橋を渡ると「←帰り道(公民館) 公園広場まで1100m→」の道標がある 此処は右、公園広場を目指す
谷沿いを暫く進むと舗装路に出て、右に取るとすぐ満々と水を湛えた龍王池の堰堤に着く
池は思ったより大きく、静かな湖面にボートが一艘浮かんでいる バス釣りかな?
色とりどりのヤマザクラや新緑が水面に映り、とっても綺麗!
堤を歩き、流れ口の飛び石を渡って直ぐ龍王池一周コースと分れ、右へ
5分ほど坂道を登ると、目の前が一気に明るくなり満開のツツジの群落〜♬
見て!見て!と、咲き誇る花姿に目移りして先へ進めません
たくさんのツツジを楽しみながらソメイヨシノの花弁舞う駐車場着 2台停まっている
説明板を見るとコースがたくさんあるが、反時計回りで外周を歩く
「グルメの森広場」を過ぎ、「ツツジの道」でうっとり
安芸市街や妙見山、太平洋が見え始めた 遊歩道はくねくね続き、あまり高度は上がらない
「河野港(野中兼山)遺構」の案内板の先を望めば、伊尾木漁港と大山岬
要所要所にベンチも配された、快適な尾根を行く 右手に見えるあの丸い丘が頂上かな?
306mP 左から遊歩道が合わさる
水溜りには孵化したばかりのおたまじゃくしがいっぱいだけど
こんなところで水が涸れたらどうするんだろう 心配!
華やかな桜やツツジに劣らず、新緑も綺麗です
山頂(東山森林公園最高点 360m)
尾根は北東方向に向け高度を上げてゆく(羊歯藪に薄い踏み跡がある)
さぁ、お腹も空きました ぢばさん市場で買ってきたお弁当を広げます 美味しい!
お腹がいっぱいになったところで、いきなりの急坂を下って行く
新緑の向こうに、雄大な太平洋 眺めは最高です
展望台下を通り、ツツジと桜の並木道を抜け車道に下り立つ
右の車道を下りて来ると、
森林公園入口の看板(写真左の指標が登山口)
あれれ、陽気に誘われたアナグマ君がのこのこ散歩している
気温が上がりムンムンして来た ちょっと遠回りになるけど、公民館まで車道を歩く
水の張られた田圃には、植えられたばかりの苗が風にそよいでいる
お盆前に収穫される早場米かな? 美味しいお米になってね〜
寅さんの彫像に挨拶すれば、直ぐ裏が公民館駐車場
ログを見れば、春に相応しくアゲハチョウの模様になりました
続いて、つつじ祭りが開催されている内原野公園へ
国道から分かれ安芸川沿いを遡って10分、弁天池畔にある内原野公園
土佐山内家の家老・後藤氏が遊園として整備し、園内には1万五千本のツツジがあるそうです
桜、ツツジの後は、藤、あやめ、ショウブが出番を待っている
体が火照るほどツツジを堪能し、再度ぢばさん市場と、商店街の魚屋さんへ
今年はカツオが大漁だとか、お陰様で美味しいタタキが食べられました
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