2017年04月22日 ”豊受山〜鋸山”





山友情報に拠れば、鋸山のカタクリの開花が遅れているそうだ

今年はなかなか暖かくならず4月に入ってからも雪が降る等、かなり冷え込んだので

桜開花が、例年より1週間から10日ほど遅かった カタクリも1週間くらいの遅れかな?

GWも近付いたことだし、ちょっと様子を見て来よう

そうそう、アケボノツツジの膨らみ具合も気になるなぁ


駐車地点(7:15)〜豊受山登山口(7:25)〜(8:35)豊受神社〜(8:45)三角点〜散策赤星分岐(9:20)
(10:10)
七々木山〜(11:00)テーブル岩〜(11:25)鋸山登山口〜(12:15)駐車地点    (5時間)



駐車地点から林道歩き10分ほどで豊受山登山口 たくさんの接待杖が置かれている

深い掘割あり、急斜面のガレ場あり、変化に富んだ登山道です



トサコバイモ やっぱり同じ場所で咲いてました

昨年のこの時期には、すっかり種になっていたけど、今年はのんびりですね〜

何時も元気なハルトラノオが、笑顔で歓迎してくれます



「カ〜ン」 今からお邪魔しますよ 赤星山まで届くくらい思いっきり鉦を打つ

約1時間で豊坂分岐 きょろきょろしながら歩いたので時間がかかりました 先ずは右の豊受山へ

 

鳥居を潜る ガスが薄くなったり濃くなったり ひょっとしたら雲海かな?

豊受神社、やまじ風を鎮める風穴にお参りして、本殿横から尾根に駆け上がる



家からおといこさんの稜線を眺めると、ブナが伐られたこの辺りは少し凹んで見える

痩せ尾根を行くと、豊受山山頂 (△1247.4m 鳥子山)



三角点から北へ急坂を下り、大岩を回り込むとアケボノツツジの群落

薄っすらピンク色に染まりかけた蕾も数輪有るが、殆どはまだ堅い蕾

楽しませてくれるのは、まだまだ先のようです



赤星山分岐まで引き返し、軽くサンドウィッチ休憩

風は冷たいが、赤星山にかかっていた雲が退き青空が出始めた

休憩後、豊坂分岐まで引き返し、鋸山へ向かう

お日様が出たので、窪地のヤマシャクも嬉しそう

七々木山手前でもうカタクリに出合う 葉っぱはたくさん、花芽もチラホラ

群落は、かなり西に広がってきたように思います(個人の感想です)



七々木山 (△1145.1m 七七木) から、南の展望

振り返ると、豊受山、奥に花の名山赤星山、そして角を尖らせた厳つい二ツ岳



これから辿る尾根の先には鋸山 奥には菜の花畑が光る翠波高原

お助けロープが設置された急坂を下り、フラットな植林帯に入ったところで

昨年、山の写真展でご一緒したAさんにバッタリ これから、赤星山に向かわるるそうだ

整然と並ぶ桧の根元曲りが、局地風・やまじ風の強さを物語る

20名ほどの団体さんとすれ違う 鋸山はこの時期限定のお山です



 咲いてました〜♬

全開では無いけど、可愛く反り返った姿も見られます

後、一週間くらいで見頃になるかな?と、カタクリを楽しんでいたら

写真展でお世話になった当市の写真家・Iさんと、Kさんが登って来られた

「今年は、花芽が少なそうですねぇ」 

でも、葉っぱがどんどん広がってるので、先々が楽しみです



テーブル岩 ミツバツツジや大岩直下の二代目ヤマザクラは間もなくです 

躓きそうな鋸山標石(△1017.4m 碁石)を過ぎ、左の岩場へ

 

燧灘と四国中央市の市街地を見下ろす 目を凝らせば、我が家が見えるかも?

昨年(4月23日)はツツジやヤマザクラは満開、芽吹きも始まっていたが、今年はまだ冬色が勝る



写真展にお越しいただいた善通寺のコニーさんご夫妻にもお会いする

コニーさんは、この後エントツ山さんにも会われたそうだ

カタクリ時期の鋸山は、出会いのお山ですね〜

最後の急坂を下り、登山口

ヤマザクラを楽しみながらのんびり林道を歩く 春の恵み・イタドリも少しいただいて、駐車地点着
 
アケボノツツジの花芽は多くは無かったけど、それなりに楽しめるのはGW(後半)頃だと思います


帰路、春満開の翠波高原も散策〜



一面の黄色い絨毯の中を、孫を連れた祖父ちゃん祖母ちゃんが下りて来た

「危ないよ!」 嬉しくて走り回る孫のお守りは、楽しいけど大変そう

満開のヤマザクラの下で、お弁当を広げている家族の笑い声が響く

4月30日は「菜の花まつり」が行われる

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