2017年04月28日  ”天狗岳”


GPSトラックログ (カシミールソフト使用)
この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得、同院発行の数値地図50000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用
 承認番号 平18総使 第582号る


山友、江崎グリコ隊の「塩塚峰〜天狗岳」を見せて頂いていたら

塩塚峰南東に位置する、徳島県三好市山城町の天狗岳に

何と、何と、石鎚神社が祀られていた!!!

登山ルートは、 塩塚峰東面を走る車道から分れて、県境尾根を南へ進めば良さそうだ

そんなに距離も標高差も無いし、3時間くらいで往復出来るかな?

先週の津野町貝の川の石鎚神社に続き、山城町天狗岳の石鎚神社を尋ねます


駐車地点(6:50)〜(7:45)天狗岳1055m〜(8:00)天狗岳1070m(8:15)((9:10)林道〜(9:20)駐車地点(2時間30分)



高知道・新宮ICを下り、「霧の森」を過ぎて左折 新瀬川沿いを遡る

最奥の秋田集落を過ぎ車道をどんどん上って行き、標高850mくらいで右折すると間もなく

尾根の東側を南に走る「林道塩塚栗山線」(地図に載っていない)に出合う 此処が登山口 

 三叉路を直進し、 広い路肩に車を停め引き返す

山道に入り、 林道と並行して尾根を進むと、直ぐ四等三角点(△尾又882.2m)



東側の山城町尾又方面に、雲海が残る

歩き始めて10分ほどで、山道(地図の破線)が横切り林道に下りられる

直ぐ側の広い路肩に車を停められそうだし、此処から登ると少し時間短縮です



新緑が目に優しい、 自然林の急坂  振り返れば、たおやかな山容の塩塚峰

  

棘が出てきたので左の植林帯へ逃げ、藪の途切れた所で尾根に復帰

剣ノ山へと続く県境尾根(かなり藪らしい)から分かれ東へ

まだ骨組が弱々しいヤブレガサの群生〜 木の間越しに、伐採中の山林が見える

下山時には、大きな音をたてて木を伐り出していました

 

稜線は人工林が多かったが、コブを二つ越えた辺りからブナが目立ってくる

神が宿ると言われているブナの三頭木  枝先が赤く膨らみ、もう少しで芽吹きそう

地図上の天狗岳(1055m)には、何も有りません 右に取り、天狗岳最高点(1070m)に向かう

 

植林帯を下り、ミツバテンナンショウ咲く急坂を登り返す

 

芽吹き始めた、色白美形のブナ回廊を進むと、天狗岳(1070m) 頂上標識が賑やかです



右に少し下ると石鎚神社が鎮座していました

石祠後ろの絶壁に立ち、石鎚山方向の大展望を楽しむ 

左手前に山名が勇ましい剣ノ山 奥には赤星山や二ツ岳 石鎚山はちょっと?

地形的に、東山麓の栗山地区の方々が崇敬されていると思うんですが

  此処は徳島県 剣山の方がより近い山城町で石鎚信仰が根付いているのは興味深い

あの絶壁にオクサリが架かっていたのか? 何か祭事が行われているのか?

いろんなことを想像しながら、頂上を後にした



自然林の急坂途中でヤマザクラを見付け「待ちよって〜」と左斜面の藪に駆け下りるグランパ

まぁ、何時もの事ですから・・・一人静かに待ちながら、ふと足元を見ると

ヒトリシズカ〜♪ たまには、好いことも有ります


 
途中から、林道を歩いて10分で車に帰り着きました

折角だし、塩塚峰の展望台から天狗岳を眺めて帰ろう



若葉色に染まる車道沿いに、ニリンソウやヤマルリソウ



東屋の建つ塩塚峰展望台から、先ほど歩いた尾根を眺める

写真のほぼ中央、右側が切れ落ちた小さな尖がりが天狗岳(1070m)

そのずっと後方に、黒滝山(1209.6m)、野鹿池山(1294.4m)が並ぶ

さぁさぁ、帰ってブランチにしましょう

雲辺寺山をバックに咲く、塩塚のヤマザクラ 満開でした〜♪

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